歩み 2016

2016年

2016年2月26日夜咄チラシ小<2月26日(金)19:00>第3回本田和・語りのひととき~夜咄(よばなし)&「夢十夜(夏目漱石・作)より第5夜と第10夜」

3回目の「本田和・語りのひとときin LFI」
今回は、是非、2月に語りたいと思っていた作品「夜咄」(よばなし)

夜咄とは、冬、炉の季節、夜に催される茶事のこと。
その茶事・夜咄が物語の核になっている語りです。

今回は、18:30より 気軽に楽しんでいただける抹茶とお菓子を用意しました。
Tさん、Hさんがお茶を点ててくれて、Sさんがそれをお盆に乗せて出してくれました。

茶道について、いろいろ調べていくうち、自分でも、気軽にお茶を点ててみたくなってきて、
モスグリーンの抹茶茶碗を購入してしまった!

語りとお抹茶のひととき、楽しんでいただけたと思います。

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“貴女が飲んだとしても減るはずがないのだ。貴女は実際には生きていないのだから。″

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亡くした女を強く感じたい。雪降る二月の夜、命日に催す茶会の席に、女は現れる。
灯火のもと開かれる茶事・夜咄の幽玄な世界感を本田和が語る。

音響のエンジニアさんであり、サウンドクリエーターの新谷美樹夫さんが、
語りに合わせて、音を作って下さいました。
その音を感じながら語り、気持ちのいいコラボレーションになりました。
言葉と音で、表現しているという実感!
たまらなく気持ちいい!

2016年2月26日LFI夜咄212804375_1000169306724776_1634939845_n

会場;L.F.I スタジオ
      金沢市上荒屋1丁目242-1
             (076-249-8911)
おひとり;1200円(抹茶とお菓子付き)

2016年2月26日夜咄薄茶IMG_2483

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2016年3月24日メロチラシIMG<3月24日(木)19:00~>メロメロポッチ・ライブ弦奏の夜・語りとクラシックギターの夜・第49夜>

金沢・近江町にあるライブハウス「メロメロポッチ」、ここメロメロポッチでの定期ライブは、11年目に入りました。
自分が自分に素直だったら、なんでも受け入れてくれるような空間、それがメロメロポッチ。
この空間のなかを漂うような感覚で語りをしています。

11年目の語りは、「深夜特急・トルコ」 (沢木 耕太郎・作)

日本を出発し、インドのデリーからロンドンまで乗合バスで行く旅に出た<私>。どんなコースを取ろうと自由だった。だが、たひとつ、トルコだけは何としても経由しなければならなかった。
「深夜特急」の旅、南ヨーロッパ、インドに続いて、今回は、トルコです。
トルコの風を運んでくるような谷内直樹さんのギターの音色とともに。

    
クラシックギター 谷内直樹  さん 

「雪女」を語る・・・

どんなジャンルの語りでも受け入れてくれるこの空間、
これからもいろんな語りを続けていきたい・・・

メロメロポッチの入り口

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<5月29日(日)11:00~11:45>語りとギター~ガレリア画廊コンサート
ガレリア画廊語り入口160529_001緑の木々がみずみずしい5月終わり、白山麓・河内町にあるガレリア画廊(白山市河内町江津イ-1)で、語り&ギターのひとときでした。

クラシックギターは、 谷内直樹  さん 

ガレリア画廊階段160529_018

階段を上って二階に行くと、
緑あふれる一階とはがらっと変わって、雰囲気のあるギャラリースペースになります。

ガレリア画廊ステージ160529_035

「智恵子抄」高村光太郎・詩
「つつじの乙女」信州の伝説  
 
クラシックギター演奏「森のなかで」より 武満徹・作曲

ガレリア画廊つつじ座る160529_044

画廊の村上さんが、特別に、洋画家・奥田きく子さんの作品「青い月」や、
藤井肇さんの作品の数々を飾ってくださいました。

ガレリア画廊智恵子抄160529_048

特に、奥田きく子さんの作品「青い月」は、
この日のプログラムの雰囲気にとてもよく合うのではないかということで、選んでくださいました。
幻想的な青い月の下に立たずむ女性が描かれています。

そして、奥田きく子さんも聴きにいらしてくださいました。
久しぶりにお目に掛かりました。
とても嬉しいかった!!

ガレリア画廊コンサートテラス麻美160529_033

いつもは11時オープンのカフェは、この日は特別に9時にオープン。

語りとギターとアートと緑の木々と珈琲と・・・・
いろいろなコラボレーションになりました。

ガレリア画廊コンサート表小2016年5月29日DM


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2016年5月30日だわさる荘その1<5月30日(月)19:00~20:00>本田和・語りのひととき
    薫風の宵の 語りとギター~
          だわさる荘コンサート

2016年5月30日だわさる荘コンサート薫風の宵里でのつつじの花は終わってしまったけど、
山では、きっと、山つつじが、ぽっと、ぼんぼりが灯っているみたいに咲いているのではないかしら。
私は、山つつじが大好きです。
素朴で、さりげなくって。

でも、語りの中では、山に、真赤なつつじの花が咲き乱れる・・・・のです。
山全体が真っ赤になるような・・・。
だわさる荘からも、真赤なつつじの花が見えました!

2016年5月30日だわさる荘つつじその213321730_1628189740834088_7903505456421449741_n

それから、高村光太郎の「智恵子抄」も。

「智恵子抄」高村光太郎・詩 
「つつじの乙女」信州の伝説
クラシックギター演奏

クラシックギター 谷内直樹  さん 

2016年5月30日だわさる荘その3IMG_2612

会場は、懐かしい昭和の空気を感じられる;昭和のお家・だわさる荘
    (金沢市小橋町2-17)

きつねも部屋の隅で聴いてくれました・・・・!?

2016年5月30日だわさる荘きつねの面IMG_2614

<5月30日(月)14:00~>本田和・語りのひととき~昼下がりの 語りとギター
       ~だわさる荘コンサート~

この時間は、「金沢の昔話」 ほか、あかしもん(なぞなぞ)などを語りました。

2016年5月30日だわさる荘コンサート昼下がり

クラシックギター演奏は、やはり、谷内直樹さん。
昭和のおうち・だわさる荘は、昔ばなしがすーっと溶け込んでいくようでした。

2016年5月30日だわさる荘その2IMG_2606

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語りでめぐる橋珠洲チラシHPFBjpeg<6月11日(土)15:00~17:00>語りでめぐる橋・その二珠洲へ
会場;珠洲のライブハウス「スペース工場」で

丸八製茶場発行の季刊誌「動橋」に連載されたあねざきしょうこさんのエッセイ<川を歩く>の舞台となっている川、橋を、実際にそこに出向いて語るという“語りでめぐる橋”

そこに書かれている12の橋のうち、今回の橋は、美川・手取川橋、羽咋・紺屋橋、宇出津・梶川橋、そして、地元の珠洲・金川橋梁。

珠洲での会場は、イブハウスspace工場
                      (珠洲市正院町飯塚1-20-1)
工場だったところが、そのまま、ライブハウスになっています。 

2016年6月11日スペース工場入口IMG_2657

音響をセッティング、会場つくり・・・

2016年6月11日スペース工場設置IMG_2654

まず、ライブハウス「スペース工場」のオーナー・乙脇工場長さんの挨拶。

2016年6月11日スペース工場長IMG_2659

私が、こんにちは!
あねざきしょうこさん、大川陽一さんを紹介。

2016年6月11日スペース工場こんにちはIMG_2662

そして、あねざきしょうこさんのお話。
エッセイ<川を歩く>を書く時のエピソード・・・取材のことや川を歩きまわったことなど・・・や、川や橋に対しての想いなど。
金川橋梁の近くを通りかかったとき、自分を呼んでいるような気がしてそっちのほうに行ってみたら、金川橋梁があったとのこと。

2016年6月11日スペース工場あねざきしょうこさんIMG_2665

そのあと、大川陽一さんのギターと一緒に、手取川橋、紺屋橋、梶川橋、そして、金川橋梁を語りました。

2016年6月11日語りでめぐる橋珠洲ステージ2IMG_2676

後半は、珠洲で音楽活動をしているスペース工場のメンバーの大畠さんの弾き語りで、しっとりとしたバラード。
珠洲の方々のおおらかなお人柄が、そのまま、このひとときの空気になっていました。

「スペース工場」のブログ、嬉しいです。
語りを聴くのは初めて、
語りって、なんだろう?!
・・・・たぶん、聴いて下さっている人のほとんどの方が、そうだったのだろうと思います。

スペース工場のなかにはツバメの巣があります。
ライブの途中、何度も親ツバメが聴きに来てくれました!

エッセイに書かれている橋のすぐそばで、その橋を語る・・・・
聴いて下さっている方々も、語っている私も、その橋の存在が、しっかりと身体の中に入ってくるように思いました。
語っていて、しっかりとした手ごたえを感じました。

楽しかった!!

珠洲の橋として語ったのは珠洲・正院にある金川橋梁。
のと鉄道能登線が 廃線になるまでは、終点の蛸島駅のひとつ手前の正院駅のすぐそばを流れる金川にかかる鉄橋でした。

2016年6月11日金川橋梁1IMG_2651

いまは、残っているバラスを見て、かつて線路だっ た・・・とわかるくらい。
たくさんの人が列車に乗って、この鉄橋を渡ったのだろうな。
案内して下さったかたは、正院駅から乗って、学校に通ったと話してくれました。

2016年6月11日金川橋梁2IMG_2652

すぐ近くの海に向って流れる金川にかかる金川橋梁。
かつて線路だったこと、たくさんの人がこの線路を渡って行ったこと・・・橋は、そんな誇りは いまもしっかり持っていると感じました。

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<6月12日(日)13:15~>「風のおきみやげ」~光と影の恵子の一座に参加。

会場は、昨年と同じ旧園邸・松向庵
松向庵の玄関には、恵子の一座の暖簾がかかって、風に揺れています。

2016年6月12日恵子の一座玄関IMG_2691

ステージとなるお座敷に面して、立派な庭。

2016年6月12日松向庵庭IMG_2690

6月は、里のつつじの花は終わってしまったけれど、
山では、山つつじが咲いているだろうな・・・と、イメージしながら、
つつじの乙女」を語りました。

ヴァイオリン辻子 奈緒美 さんとのコラボレーションです。

2016年6月12日恵子の一座二人IMG_2706

お部屋のなかには、恵子さんの写真がそっと飾ってあります。
恵子さんも一緒に楽しんでもらえたかな・・・・

座布団、音響一式、折りたたみの椅子、飲み物、お菓子、軽食(いろいろあって、おいしかった!)・・・
みんなで持ち寄っての、手作りのひとときでした。

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<6月29日(水)19:00~20:00>本田和の語り「吉野弘 二人が睦まじくいるためには・・・・」 金沢公演

開演前は、ステージに吉野弘さんの詩の言葉が次々と映されていきます。

吉野弘金沢椅子とタイトル160629_033

誰にでもわかるやさしい言葉、耳で聴いても深く心の中に入ってくる言葉、
身体の奥にしみとおってくる言葉・・・・・

深い森の奥から、風や樹と一緒に声が聴こえてくるようです。

吉野弘金沢宮向さん樹160629_042

詩人・吉野弘さんの詩は、身の回りの出来事、もの、生物、植物・・・・
などを綴っています。
それも、何気ない言葉で。
そして、その言葉は無理なく、心の奥に響いてきます。

吉野弘金沢1人だけ160629_036

何度も語っていると、語る自分の身体の奥に奥に、
しみとおるように吉野弘さんの言葉が入ってきました。

本番のときもそうでした。
本番が終わって、しばらくは、身体のなかに入っている状態から抜け出すことが出来ませんでした。

いつもなら、本番が終わった後は、興奮状態にあるのですが、
今回は違いました。
吉野弘さんの言葉が入ったままでした。

「夕焼け」「雪の日に」「I was born」「虹の足」「奈々子に」
・・・・・

吉野弘金沢夕焼け2人160629_044

吉野弘金沢雪の日2人160629_048

これからも、何度も語って行きたい“吉野弘”です。

 チェロは、林口 眞也 さん

吉野弘金沢2人その2160629_041

会場は、金沢21世紀美術館シアター21 
                   (金沢市広坂1-2-1)
プロデュース;森田 正明 
デザイン;斉藤 慶 
音響;新谷 美樹夫
照明;宮向 隆

吉野弘二人がチラシ表小201606_吉野弘

 吉野弘二人がチラシ裏小201606_吉野弘2

7月1日付の北陸中日新聞です

吉野弘中日新聞2016年7月1日小EPSON001

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<7月8日(金)14:00~16:00>白山市松任図書館主催のワークショップ・ボイストレーニング講習会のワークショップ

図書館や学校などで語りや読み聞かせをしている人たちや、
これからしようとしている人たちが参加されました。

皆さん、楽しそうに、でも熱気を帯びて、2時間のワークショプを受講、
一生懸命の皆さんと一緒に声を出して、私はとても楽しいひとときでした。

7月9日付の北陸中日新聞の記事です。

2016年7月9日付北陸中日新聞記事松任図書館EPSON015

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<7月23日(土)14:00~15:00>本田和の語り「吉野弘 二人が睦まじくいるためには・・・・」
神戸・六甲公演

吉野弘里夢一人IMG_2780

7月23日(土)14:00~は、本田和の語り「吉野弘 二人が睦まじくいるためには・・・・」
神戸・六甲公演でした。

暑い日だったけど、六甲山麓にある会場「里夢」の前の道は、気持ちのいい風が吹いていました。
1年ぶりの里夢。

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ただいま!!って、扉を開けました。
里夢のNさんが迎えてくださいました。

緑が濃い森の中から聴こえてくるような吉野弘さんの詩の言葉・・・・

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夕焼け、

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雪の日、
チェロの林口 眞也 さんと一緒に、吉野弘の言葉を辿ります。

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会場は、音楽ホール&ギャラリー 里夢SATOM
            (神戸市灘区曽和町1-4-2-B1)

ステージを飾るお花のアレンジメントは、いつものように宮崎 陽子さん。
森の中から光がさしてる・・・というイメージです。

プロデュース;森田 正明 
デザイン;斉藤 慶 

吉野弘二人がチラシ表小201606_吉野弘

吉野弘二人がチラシ裏小201606_吉野弘2

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2016年7月27日語りのひとときLFI怪談1IMG_2809<7月27日(水)19:00~20:00>第4回 本田和・語りのひととき in L.F.I
怪談 パート2

怪談といえば、小泉八雲・・・・
というわけで、今回は、小泉八雲・作「葬られた秘密」「鳥取の布団のはなし」「幽霊滝の伝説」

そして、怪談ばかりでなく、爽やかになっていただこう・・・というので、
宮澤賢治・作「ざしき童子のはなし」 を語りました。

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長根尾 勇太さんのイラストをデザインした斉藤慶さんのチラシで、
いっそう怖い~~~

会場は、L.F.I スタジオ
      金沢市上荒屋1丁目242-1

LFIハガキ

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<8月6日(土)17:30~>本田和の語りによるネパールの詩の世界 in ガレリア画廊 

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8月6日から、ガレリア画廊(白山市河内町江津イ-1)で開催される“ラグ・ラグ・ラヴ”展

      ~誰がそれを織ったの? (8月6日~8月31日開催)
の初日に、ネパールの物語詩「ムナーとマダン」
ネパールの現代詩を語りました。

物語詩「ムナーとマダン」は、美しいリズムを持った言葉で綴られています。
原文で語ることが出来れば、さぞ、心地いい言葉のリズムが美しいのだろうな・・・。
でも、日本語の訳も、とても綺麗なリズムを持っています。

お客さまは、展示されているラグの上に坐って聴いて下さいました。
私も、素足でラグに坐ってみました。
柔らかすぎもせず、堅すぎもせず、いつまでも坐っていたいラグでした。

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語りの椅子も、ラグに囲まれて・・・
窓の外の緑の樹々を見ながら、昼寝をしたかった!

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“ネパールの女性が作ったハンドメイド・ラグは、どうやって織ったの?・・・・”
糸を紡ぐ、染める、織る・・・・モノつくりを辿って行くうちに世界が広がっていきます。

17:00からは、ネパールの女性が織ったラグを日本に紹介していらっしゃる芝崎さんのお話を聴きました。
何度もネパールを訪ね、滞在し、一緒に日々を過ごしていらっしゃる芝崎さんやお仲間の方たち。
心からラグを慈しんでいらっしゃることが、伝わってきました。

ネパールが自分の中で、ずいぶん、近くなったような気がします。

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<8月11日(木)19:00~20:00>2016年8月11日メロチラシ小メロメロポッチ・ライブ弦奏の夜・語りとクラシックギターの夜・第50夜

メロメロポッチは、カフェ&食事どころであり、ライブハウスでもあります。
そのメロメロポッチで<語り&クラシックギター>のライブ“
弦奏の夜~語りとクラシックギターの夜”を始めたのは、2006年2月。
もう10年になります。
そして、今回は、50回目!

8月の語りは、
おとなになれなかった弟たちに・・・」     米倉 斉加年・作
凧になったおかあさん」            野坂 昭如・作
小さい潜水艦に恋をしたでかすぎるクジラの話」 野坂 昭如・作

クラシックギター 谷内直樹  さん と。

「雪女」を語る・・・

なんでも受け入れてくれるメロメロポッチの空気、
でも、その空気の中で、自分を主張すると、そのとたん、違和感を感じてしまいます。
メロメロポッチの空気の中に自分を受け入れてもらうように・・・・
溶け込んだと感じたときは、身体中、いい気持ちでいっぱいになります。
そんな大切な“場”、メロメロポッチ。
これからも、長く続けていきたいと思っています。

メロメロポッチの入り口

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<8月28日(日)14:00~15:00>2016年8月28日アルパと語りとチラシ小EPSON008夏の終わりのコンサート” ~アルパと 語りと

アルパ;芝本 ゆみ子 さん

中南米の楽器アルパによるパラグアイの音楽と
          語りの響きあい

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語り「蛙・いろいろ」「あらしのよるに」とアルパとのコラボレーションを楽しみました。
言葉も音、音も言葉・・・
というイメージで、言葉で表現したり、音で表現したいり・・・

最低限の約束事をし、あとは、そのときの呼吸で、
“言奏で 音語る”

底抜けに明るいアルパの音と物語が響きあったかな・・・
いままでとは違う、新しい語りの世界を表現できたように思います。

会場は、ひきだしのなかみ~グリーン雑貨Cafe
     金沢市鞍月5丁目227-1(℡ 076-238-6995)

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<9月3日(土)10:30~11:30>語りでめぐる橋第3回金沢チラシ小EPSON006語りでめぐる橋その三・金沢にて」
冊子『動橋』(丸八製茶場・発行)に連載されたあねざき しょうこさん・作のエッセイ
川を歩く」は、石川県内の12の橋を取り上げています。
その12の橋をめぐり、取り上げられた橋の近くで語り、あねざきさんのお話やエッセイを書くにあたってのエピソード、想いなどを話す
・・・・という「語りでめぐる橋」シリーズ。

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その三は、金沢の思案橋のすぐそばで、
思案橋 他 「手取川橋」「我谷吊橋」「下菊橋」
を取り上げました。

       ”橋を渡るとは、生きぬくことかもしれない”

そんなあねざきさんの想いを私も感じながら、語りました。

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会場は、今井金箔 1階 (金沢市幸町7-3)
思案橋は目の前です。

      語り;本田 和
     「川を歩く」作者・あねざき しょうこ さんのお話

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      大川 陽一さんのギターと一緒に
     協力丸八製茶場 

これから何年かかけて、語っていくつもりです。
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2016年9月9日野町ライブチラシ小IMG_0002<9月9日(金)19:00~20:00> 第10回野町ライブ~「語りと音楽の織りなす情景in野町
でした。

会場は、ガレリア・ポンテ
            (金沢市野町1丁目1-44)

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金沢・野町で、語り・ライブを始めて、もう10年がたちました。
今年のテーマは、
“風を聴く” 
       ~19世紀ギターとともに

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ぐるり、長谷川 宏美さんの作品に囲まれて語りました。
壁のこちらからあちらまで、12メートルもある作品です。
青が印象的な絵。
こんな長谷川 宏美さんの作品に囲まれて、本当にギャラリーのなかに、風が吹いて、
その風の音が聴こえてくるようでした。
谷内直樹さんの19世紀ギターの音色は、風を呼んでいるように思いました。

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語り;「鹿踊りのはじまり」(宮澤賢治・作)
   詩の数々~“風を聴く”
   19世紀ギター演奏

19世紀ギター 谷内直樹  さん

<ライブ当日開催中>
長谷川宏美 個展
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2016年9月9日ポンテ長谷川宏美展1IMG_2827

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2016年10月15日いずみ茨木のり子チラシ小2016_reeflet_neagari<10月15日(土)17:00~18:00>本田和の語り・~“茨木のり子・おんなの言葉” 根上公演

“大正・昭和・平成の3つの時代を生きた
女流詩人、茨木のり子。
自らの人生を見詰めることで紡ぎだされた言葉は、
今もなお私たちの心に響く。”

語りとチェロで綴る茨木のり子さんの詩とエッセイでした。

チェロは、林口眞也 さん

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会場は、今年で3回目の COFFEE & GALLERY いずみ
        (能美市根上町大成町1丁目2-1)

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coffee & gallery いずみは、カフェ・スペースとライブができるギャラリー・スペースがあります。
リハーサルのときは、明るく輝いていた窓のステンドグラスは刻一刻と変わっていき、いろんな風景を見せてくれました。
晴天だったので午後5時は、明るく、・・・・
終演の6時には日はどっぷりと暮れて・・・
ステンドグラスの窓は、ロマンティックな雰囲気になりました。

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回を重ねるごとに、少しずつ、茨木のり子さんに近づいていくような気がします。

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       語りと音楽の織りなす情景in東山

金沢・浅野川の近く、しっとりとした町並みが続く東山、
その東山に築120年という金澤町家
椋 金澤町家 Gallery&Cafe muku
(金沢市東山2-1-7)
でのライブです。

語り&ギター&フルートによる
ブエノスアイレス午前零時」(藤沢 周・原作)
でした。

 孤独な青年と盲目の老女が
      タンゴを踊る時、
      ブエノスアイレスの雪が舞う。

冬、雪が舞う新潟と福島の県境の温泉旅館と
雪は殆ど降らないアルゼンチンのブエノスアイレスが
交錯します。

ピアソラの♫「ブエノスアイレス午前零時」のメロディに乗せて・・・

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クラシックギター; 谷内直樹さん 
 フルート;中村 俊子さん

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安政五年七月十一日は、金沢の歴史の上で大きな出来事がありました。
米が買えなくなった町の人たちが、高台に上り、金沢城に向って叫んだのです。

“米 くれまいやー”
“ひもじわいやー”

いわゆる、「泣き一揆」です。町の人たちが、自分の意志で集まり、藩主に向かって声を上げた・・・
これは、金沢の歴史の中で、大きな重い出来事だと思います。

この「泣き一揆」をきっかけに、いろいろなところで一揆が始まりました。
首謀者とされた七人は捕らえられ、処刑され、さらし首になります。

この歴史の沿って綴られたかつお きんや さんの作品「安政五年七月十一日」、
そのなかのほんの一部を語りました。

このとき、声を上げた人たちの歴史の上に、私たちは立っているんだな・・・・
語りながら、この気持ちでいっぱいになりました。

この七人を悼んで、町の人々は、七体の地蔵様を造りました。
この地蔵様は、いまは、金沢の観音院の前で、胸に稲穂を抱いて、金沢を見守っています。

フルートは、中村 俊子 さん

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<11月4日(金)19:00~20:00>語りとギターの宵 in 輪島市門前図書館
輪島市門前図書館での

吉野弘の詩
雪女
そして、 谷内直樹  さんの 
クラシックギターの演奏

館内は秋の花でいっぱい。

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入り口には、大きな花器に秋の花々がこぼれるくらいに。
たくさんの秋の花々は、門前図書館を利用されている方が持ってきてくださったとのこと。
図書館が地域に根差しているんだなとうらやましくなりました。

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この図書館の玄関への道は、たくさんの蝋燭の灯りが誘ってくれます。

2階の閲覧室が語りとギターの宵のステージになりました。
図書館の方々が灯りを工夫して、いつもの図書館とは違う雰囲気を作って下さいました。

ステージの横は白い着物の雪女のイメージの飾り! 雪女と箕の吉が出会っています。
この白い掛下着は、先日、門前の総持寺で結婚式を挙げた花嫁が身に着けていらしたのを貸していただいたとのこと。

たくさんの門前の方たちに、語りとギターでひとときを楽しんでいただけて、嬉しい宵でした。
そのあと、図書館の方が用意して下さったパウンドケーキ&お茶を、会場の方たちと楽しみました。おいしかった!

前回に門前図書館で語ったのは、門前町が輪島市に入る直前の頃、
久しぶりの門前、
いまも変わらず、あったかい雰囲気でした。


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語りでめぐる橋第4回内灘チラシ<11月6日(日)14:00~15:00>語りでめぐる橋~その四「内灘にて
丸八製茶場 さん・発行の冊子「動橋」に掲載されていた石川県の橋、川についての12のエッセイ「川を歩く」(あねざきしょうこ・作)を、そこに書かれた橋の近くで語るという「語りでめぐる橋」

今回は、「手取川橋」から始まり、「濁澄橋」そして、
内灘大橋」までの旅でした。

“サンセットブリッジ内灘”と呼ばれ親しまれている内灘大橋。
空と海と川を背景に、空に向かって凛と立っています。
その愛称のとおり、海に沈んでいく夕陽をこの橋は見守っているようです。

会場は、内灘町歴史民俗資料館「風と砂の館」
           (石川県河北郡内灘町宮坂に455)

ここは、戦後基地反対運動の先駆けとされる内灘闘争の写真やムシロ旗、

鉄板道路などが、その当時を伝えています。

内灘の浜に座り込んだ地元の人たちの写真は、この海を守りたいという必死の想いを伝えています。
その写真の前からは、しばらくは動けませんでした。

また、内灘独特の大きな凧など民芸品も展示されています。

学芸員の中江麻代さんの内灘の歴史や展示物についてのお話から始まり、

エッセイを書くにあたってのあねざき しょうこ さんのお話

そして、「手取川橋」「濁澄橋」「内灘大橋」の三つの橋を語りました。
ギターは、大川 陽一さん

あねざきさんの言葉、
 ”橋を渡るとは、生きぬくことかもしれない”

橋を渡って、私は語りの旅を続けようと思います。

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白山市鶴来図書館(クレイン内)の閲覧室で。

高い天井、三角形の白い壁や窓、まるで、チャペルみたい。
図書館の方々が、語りエリアを白いイメージで飾って下さいました。

夜の図書館の雰囲気は独特です。
なんか、息をひそめているような本たちに囲まれて、
いつもとちょっと違う空気のなかで語りました。

近くに山が連なり、山懐ともいえるこの図書館。
図書館が入っている会館・クレインの外の回廊を歩いていると、空に十三日の月がきれいでした。

「蜘蛛の糸」(芥川 龍之介・作)
「雪女」 (信州の伝説)
「祭の晩」(宮澤 賢治・作)



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~語りとギターで

    アメリカン・テーストのジャジーな夜を!

「あなたお医者さま?」
「ダンスしないか?」
      レイモンド・カーヴァ―・作、 村上 春樹・訳

クラシックギター 谷内直樹  さん 

「雪女」を語る・・・

メロメロポッチ (金沢市下近江町68BF、くすりのキリン堂横の地下)
2,000円 (ワンドリンク付)
お問い合わせ;メロメロポッチ 076-234-5556

メロメロポッチの入り口

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ひと月に1回、第4月曜日の10:00~11:30は、「語り・くらぶ in L.F.I」
「語り・くらぶ」というのは、“物語や詩、古典を声に出して読んでみましょう”というワークショプです。
声に出して読むって、楽しいと感じてもらいたいという想いで、2016年の5月から始めました。
「語り・くらぶ in L.F.I」は、STUDIO L.F.Iの講座のひとつです。

今回の「語りのひととき」には、ワークショップを受講している人たちのなかから、
6人が参加しました。

蛙いろいろ~
「おたまじゃくしたち45匹」「おれもねむろう」「るるる葬送」(草野心平・詩)
「100万回生きたねこ」   (佐野洋子・作)     
「生きる」    (谷川俊太郎・詩)
      今村 一美、 崎村 美智子、中野 千恵、
      西田 徳子、 古川 さえ子、松本 裕美子、

おしまいに、私もひとつ。
             
「祭の晩」  (宮澤賢治・作)
      本田 和   

会場は、L.F.I スタジオ
      金沢市上荒屋1丁目242-1  (076-249-8911)

当日は、2回リハーサルをして、そのあと本番。
みんなにとって、はじめての語りのひととき。
音楽が流れるなか、ドキドキ・・・かと思ったら、
ゆったり、落ち着いて語っていました。
本番が一番よかった!!
おしまいに、私もひとつ。

終わってからの、ご苦労さん・お茶タイムの楽しかったこと。

LFIハガキ

*語り・くらぶについては・・・・
語り・くらぶ
L.F.I.スタジオ「語り・くらぶ」 

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<12月22日(木)15:30~>石川県立泉丘高校 
ティーンエイジの人たちだけに語る機会は、なかなかないので、
私にとって、貴重な場です。今回で3回目。
今年のプログラムは

「語りで綴る茨木のり子の詩とエッセイ」
「きつねの窓」

若い人たちの感性に驚かされます。
冬休みに入る前日の放課後のひととき、
足を運んでくれた生徒さんたちに心をこめて語り届けました。

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