<1月17日(日)14:00~15:00>本田和・語りの世界「雪女」in東山
町の名前の響きがなんとなく粋に感じる東山。
そこは金沢を流れる浅野川にほど近いしっとりとした歴史のある界隈。
ここにある築120年の町家のギャラリー・Gallery 椋mukuで語った。
漆喰の白と柱の深い濃茶のコントラストが目を引く。
古いものってシンプルでとてもモダンなんだな・・・って感じる。
偶然にもオーナーのWさんとは知り合いだった。
ピアニストさんであるWさんと語りとのコラボレーションで組んだことがあったのだ。
こんなご縁でとんとんと話が進んだ。
クラシックギター・谷内直樹 さん と
金澤町家 Gallery 椋muku にて
主催/きく・はなすの会
雪女-語りとギターのための-
智恵子抄-語りとギターのための-
クラシックギター演奏
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<2月1日(月)19:30~21:00>ブエノスアイレス綺譚~<ブエノスアイレスにまつわる物語&音楽のひととき>
金沢音楽週間『 ライブサーキット’10』 参加プログラム
ブエノスアイレスといえば、タンゴの巨匠であり改革者であるアストル・ピアソラ
作曲家でありバンドネオン奏者であるピアソラ。
ピアソラの曲のなかに「ブエノスアイレス午前零時」がある。
そして、同じタイトルの物語「ブエノスアイレス午前零時」
を語った。
ほかに、「オブリビオン~忘却」も。
ピアソラに浸った・・・夜・・・
主催;螢庵、金沢市民芸術村アクションプラン実行委員会
ギター:谷内 直樹 さん
フルート;上野 賢治 さん と
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・<2月14日(日)20:00~>“Rock & Cafe Clapton クラプトン・ライブ
「耳なし芳一」「雪女」ギターによるシャンソン&愛の詩
ギター&尺八「春の海」
ほか
ギター・谷内直樹 さん
尺八・盛本 芳久 さん と
Rock & Cafe Claptonクラプトンにて
クラプトンといえば、あのエリック・クラプトン。
でも、このライブハウスは、ロックだけではなく、ピアノ、ビオラ、ボーカル、アカペラ・・・様々なジャンルの音楽のライブをしている。
Rock & Cafe Clapton ・クラプトンは、野々市町の中心、あの富樫一族の屋敷があったあたりにある。
あたりは、歴史を感じさせる空気に満ちている。
夜は、あたりは、殆ど人通りがない。近くの神社の大きな木が黒い。富樫一族が現れるような・・・気配を感じる・・・
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<2月27日(土)14:00~15:45> 「本田和・語りの世界~セロ弾きのゴーシュ in 神戸」
前日はどしゃぶりの凄まじい雨だったのに、その日の神戸・六甲は、晴天!
“雨女”の私としては、天の恵みに思えた。
会場は、神戸・六甲の
音楽ホール&ギャラリー・里夢 SATOM
里夢で語るのは、ほぼ2年ぶりになる。
“ただいま~~”って、“帰って来た”という感覚。
里夢のマネージャーのN・Hさんに、お帰り~~と迎えていただいた。
<里夢のHP内イベントを!>
チェロ;大阪フィルハーモニー管弦楽団チェロ奏者 林口 眞也 さん
クラシックギター;クラシックギター・谷内直樹 さん
と
【プログラム】
語りとチェロによる「蜘蛛の糸」(原作・芥川 龍之介)
語りとギターによる「智恵子抄」(原詩・高村 光太郎)
語りとチェロによる「セロ弾きのゴーシュ」(原作・宮沢 賢治)
神戸での語りのライブは、今回で6 回目。
始めの3回は、岡本。そして、そのあと、六甲へ。里夢での語りは3回になる。
嬉しいことに、たくさんのお客様が来て下さった。
そして、ありがたいことに、今回もたくさんのスタッフに助けてもらった。
また、1年後、神戸・六甲・里夢に帰ろうと思っている。
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・<3月21日(日・祝)11:00~> 小松・エステサロンのRIRIの会にて
「朗読とハーブティを楽しむ会」
しっとりとして落ち着いた、穏やかな雰囲気のなかで語る。
・<4月16日(金)19:00~20:00>
<語り&フルート&ギターの為の夏目漱石・作“夢十夜”>
<“夢十夜”によせて~版画家たちの紡ぐ夜> も合わせて開催中
会場; ガレリア・ポンテ
犀川大橋そばのギャラリー、ガレリア・ポンテさんの提案で、語りの物語に合わせて創られたアートとのコラボレーションをした。
言葉と音の世界と版画の世界で紡ぐ・・・夢か現か・・・二つの不思議な世界になった。
今宵のために創られた“夢十夜”の版画、それに、夢を描いた版画の数々にに囲まれての語り。
これまでに、アートに囲まれて語ったことは、何度もあったが
今回のように、語る内容に合わせて創られた作品と一緒に語ったのは、初めてだった。
ガレリア・ポンテさんの素敵な企画。
ポンテさんのHPにも詳しく
音楽は、これまた、今宵のために、フルートの上野 賢治 さんが作曲した「語りとフルートとギターのための夢十夜」の初演。
フルート・上野 賢治 さん
ギター・谷内 直樹 さん
版画は
大下 百華 さん
釣谷 幸輝 さん
綿引 明浩 さん
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・<4月22日(木)20:00~> メロメロポッチ ・ライブ<弦奏の夜・語りとクラシックギターの夜・第25夜>
志賀直哉・作
「焚火」「真鶴」
ギターはソルの曲で
流れるように美しい志賀直哉の言葉とギターの調べで・・・
クラシックギター・谷内直樹 さん と
メロメロポッチにて (金沢市下近江町68BF、くすりのキリン堂横の地下)
・<5月16日(日)14:00~<こよひ逢ふ人みなうつくしき~“与謝野晶子をさがして”>
京都・二条のサロンNIJO poco a poco HALL ぽこあぽこ にて
(京都市中京区西ノ京職司町8-2)
五月晴れ!爽やかな風が心地よい一日だった。
ピアノ演奏は、篠原 美樹子 さん。
《清水へ祗園をよぎる桜月夜・・・・》
など与謝野晶子さんと濃いかかわりがある京都で語ることができて、ほんとうに嬉しい!
そして、語れば語るほど、与謝野晶子さんの深さに捉えられている自分に気がつく。
耳元で、晶子さんの声が聴こえるような気がする。
これからも、ずっとずっと・・・語り続けて行こうと思っている。
NIJO poco a poco のレポートページにも詳しく
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<6月20日(日)13:00~>“風のおきみやげ~いのちの雫”に出演
金沢市広坂・四高記念交流館にて
毎年、この時期、K子さんが好きだったという泰山木が咲く頃に企画されるコンサート。
今年は・・・・
語り&尺八&琴による夏目漱石・作「夢十夜」
尺八・盛本 芳久 さん
琴・北村 雅楽弓 さん と
初夏の午後、“夢”の世界へ・・・・
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・<6月24日(木)20:00~> メロメロポッチ ・ライブ<弦奏の夜・語りとクラシックギターの夜・第26夜>
クラシックギター・谷内直樹 さん と
“人のためにもならず、・・・・、冒険大活劇でもなく、何の意味もなく、・・・・誰にでも可能で、しかし、およそ酔狂な奴でなくてはしそうにないことを、やりたかったのだ”
沢木耕太郎・作「深夜特急6」より
with ギター・ソル;「ディベルティメント」「ロシアの思い出」「ロンドン」 ほか
ゲスト;クラシックギター・長谷川 郁夫 さん
谷内さんとの十九世紀ギターの二重奏とともに語った。
メロメロポッチ (金沢市下近江町68BF、くすりのキリン堂横の地下)にて
・<6月27日(日)午前中> 富山県民生涯学習カレッジ砺波地区センターにて、朗読講座講師
・<6月27日(日)19:00~>“語りと琵琶の宵~源氏物語の世界”
語りと琵琶「源氏物語~若菜」与謝野晶子・訳
琵琶のひととき
薩摩琵琶;富樫 雪水 さん と
高い天井、大きなガラス窓・・・雰囲気のある夜の図書館閲覧室。
そこに、千年の昔物語が生き生きと鮮やかに浮かび上がる。
主催・能美市根上図書館
・<7月9日(金)19:30~20:30>
帰郷~語りとギターと写真の調べ
in 鳥越 鳥越・道の駅「せせらぎ」にて
この言葉のひとつひとつには、特別の想いがある。12,3年前、鳥越町にある鳥越中学校の授業で語りをした。
その後、ひょんなことから、そのときの生徒さんの一人と再会。
それが、写真家・沢麻美ちゃん。
麻美ちゃんは、東京、金沢などで暮らした後、故郷・鳥越に帰って来た。
麻美ちゃんと再会したのも偶然なら
たまたまお茶を飲んだ日は新しい仕事についた日
たまたま一緒に食事をした日はフリーの道を選んだ日。
節目節目に、会っている、この偶然。
そして、鳥越での麻美ちゃんの企画の写真展の中で、語りをすることになった。
麻美ちゃんがつけた“帰郷”という言葉には、麻美ちゃんの故郷に帰って来たという想いがいっぱいいっぱい篭められている。
そして、語りとギターと写真の“調べ”には、麻美ちゃんと私たちとのこの不思議な縁が篭められていると思う。
その夜は、麻美ちゃんの同級生さんたちがたくさん聴きに来てくれた。
若い人たちの、爽やかさ、優しさ、あたたかさが、会場のなかで膨れ上がっていた。
クラシックギター・谷内直樹 さん と
「智恵子抄」
「雪女」
クラシックギター演奏
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・<7月28日(水)13:30~15:30 石川県立七尾高校図書委員会研修での講師>
石川県立七尾高校・図書委員会の研修でワークショップをするようになって、この夏で4年目になる。
今年は、図書委員会の生徒さんたちに放送部、合唱部の生徒さんが加わり、また、たまたま見学にいらしていた七尾市内の小・中学校の学校司書の人たちも加わって、にぎやかなワークショプになった。
呼吸~かつ舌~早口言葉のあと、言葉遊びの詩や古典の一節を声に出したりした。そして、谷川俊太郎・詩「みみをすます」
ワークショップのおしまいは、生徒さんたちによる<ミニ・ライブ>
後半のライブタイムは、琴古流尺八の 盛本芳久 さんとのコラボレーションで、小泉八雲・作「怪談」
おしまいは、恒例となった七尾高校の学校司書であり、生田流のお琴の奏者・えの目京子さんと盛本芳久さんのお琴と尺八の合奏。
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・<2010年8月26日(木)20:00~21:15>メロメロポッチライブ・弦奏の夜・語りとクラシックギターの夜 第27夜
「沖縄・羽衣伝説」
小泉八雲・作「怪談」
「葬られた秘密」「鳥取の布団のはなし」「むじな」 ほか
クラシックギター・谷内 直樹 さん と
・<9月6日(月)14:00~15:00>和ぼっこ・ミニサロン~スペシャル
「本田和・語りの世界」
金沢市立泉野図書館レクチャールームにて。
気持ちよく声に出して、詩やものがたりを読みましょうというワークショップ“<声読”の楽しみ>を受講している人たちの集まり「和ぼっこ」が主催した語りのひととき。
「金子みすゞの世界」「きつねの窓」「セロ弾きのゴーシュ」を語る。
・<9月17日(金)19:30~>金沢市立玉川図書館・ナイト・ライブラリー “朗読の夕べ”
金沢市立玉川図書館始めての企画“ナイト・ライブラリー~朗読の夕べ
主催;金沢市立玉川図書館(金沢市玉川町2-20)
夜の図書館は昼間とは全く別の顔。
高い天井、中庭にほんわかとともる灯り・・・
開館時間が終わったあと、いつもの図書館とは違う幻想的な空間の中での朗読のひととき。
プログラムは、
芥川龍之介・作「蜘蛛の糸」
高村光太郎・詩「智恵子抄」 より
夏目漱石・作「夢十夜」
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・<10月2日(土)19:00~20:00>町家巡遊2010“語りとギターによる~小泉 八雲「怪談」 in 東山・金澤町家ギャラリー・Gallery&Cafe 椋muku”
明治時代に材木屋さんとして建てられた椋は、様々な顔を持っている。
モダンなライト、シンプルな家具のモダン和風のスペース、
明るいお座敷、
妖しい朱壁のお座敷・・・・などなど
クラシックギター・谷内直樹 さん と
この宵は、二階の朱壁のお座敷で語った。
壁、床の間、障子、柱・・・木の温もりは、声と音を優しく、心地よく響かせてくれる。
谷内さんのクラシックギターの音色が、この宵はしっとりとして、妖しく響いた。
主催は、NPO法人金澤町家研究会
金澤町家ギャラリー・Gallery 椋muku(金沢市東山2-1-7)では
おいしい珈琲、紅茶、お茶、そして、チーズケーキやクッキーを楽しむ事も出来る。
10月8日付ギャラリー椋のブログもどうぞ!
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・<10月28日(木)20:00~21:15>メロメロポッチ・ライブ 弦奏の夜・語りとクラシックギターの夜・第28夜
メロメロポッチ・ライブ~弦奏の夜“語りとクラシックギターの夜”
メロメロポッチ のにて。
今回は、奄美生まれの作家・島尾 ミホ さんの<海辺の生と死>をもとのしたものと、
<沖縄の詩> を、ギタレレ&ウクレレの調とともに。
ウクレレは、谷内直樹さん&岡田浩美さん
ギタレレは、クラシックギター奏者のクラシックギター・谷内直樹 さん
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・<10月30日(土)19:30~20:30> “本田 和・語りの夕べ”
~秋の夜長のひととき、
和の語りに耳を傾ける・・・~ in Book Shop Read ブックショップ・リード
猫のいる“町角の本屋さん” ブックショップ・リードBook Shop Read さんが、ライブハウスになった。
読書週間にちなんだ企画。
店内は、Y店長をはじめ、ブックショップ・リードさんの皆さんが、準備してくださった雰囲気のある灯り、素敵なのれん、花、植物・・・・そして、ワン・ドリンク、お土産にY店長のお庭になった柚子、みかん・・・
日常から離れた語りのライブ空間になった。
「蜘蛛の糸」
「智恵子抄に寄せて~智恵子へのオマージュ」
「夢十夜」
本に囲まれて語り、本に囲まれて、聴いてもらった。
町のなかのいろんなお店で、そのお店にあるものに囲まれて、そのお店の空気を感じつつ語るのは、とても気持いい。
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・<11月16日(火)19:00>本田和の語り “あなたへ~「恋文」”
金沢21世紀美術館シアター21にて
ピアノ&シンセサイザー・青山 保 さん と
em>~脚本家の男と女流詩人は、庭の桂の木をポスト代わりに
手紙のやり取りをはじめた。
金沢を舞台に紡がれる秘密の恋文をピアノの調べにのせて本田和が語る~
メールや携帯電話で、すぐに相手に繋がる現代、
手紙の持つ“どきどき”“わくわく”・・・
ゆったりとした時間の流れって、いいな、と感じてもらえた。
いままでの「本田和」とは違った、新たな語りの世界を創ることが出来た。
ピアノ&シンセサイザー・青山保さん、
リーフレット・プログラムの書・池多 亜沙子さん
プロデューサー・森田 正明さん
舞台監督、音響・新谷 美樹夫さん
照明・宮向 隆さん
リーフレット、チラシ、ポスターそのほかの制作協力・斉藤慶デザイン研究所のみなさん
衣装・深村 泰子さん
撮影は、沢 麻美さん
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・<12月11日(土)15:00~>「ものつくり ものかたり」白山麓吉野谷・木滑(きなめり)にて「仏御前ものがたり」を語る。
主催;里山保全再生ネットワーク
その木滑で活動している人たち・“里山保全プロジェクト・木滑物語”の「山笑い~木滑な時間」というブログは、活動している人たちと同じように、生き生きとしている。
ちょうど白山麓・木滑の里は、平安時代末期の白拍子・仏御前ゆかりの地。
清盛の館から逃げ出したのち、
祗王たちと一緒に住んだ祗王寺をも後にした仏御前が、
故郷加賀の国原村(現在の小松市)に戻る途中、
子どもを産んだのがこの木滑の里。
出産のとき、仏御前がつかまったという「仏御前安産石」が、木滑神社に残っている。
このように仏御前ゆかりの地で、仏御前のものがたりを語るなんて・・・・語り冥利につきる。
自然とテンションは上がってくる。
800年前、この木滑に仏御前が立っていたんだって思うと、
時空を越えて繋がっているのを感じて、胸が熱くなった。
「山笑い~木滑な時間」の12月11日のブログをどうぞ!
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・<12月22日(水)15:30~16:30>石川県立泉丘高等学校の学校図書館での語り。
放課後、図書館司書のAさんや図書委員会の生徒さんたち、教育相談室の方が中心になって準備してくださった。
司書のAさんが用意してくださったキャンドルに灯りがともり・・・白いランプがほんのり・・・ストーブの赤い火が、なんだか暖炉のような感じ・・閲覧室が変身!
語りの世界が広がり、妖しく、切なく、雄大な世界に変わる!
「蜘蛛の糸」
「耳なし芳一」
「雪女」
高校生さんたちのフレッシュなみずみずしい感性! 語っていてぞくぞくするくらい感じた。
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・<12月23日(木)20:00~> メロメロポッチ ・ライブ<弦奏の夜・語りとクラシックギターの夜・第29夜>
雪のひとひら」 ポール・ギャリコ 作
~ひとりの女性の愛と生涯の物語~
バッハのカンタータの調べに乗せて
“雪のひとひらは、
ある冬の日に生まれ、
はるばるこの世界に舞いおりてきました。・・・・
ある日、愛する相手に出会いました”
クラシックギター・谷内直樹 さん とメロメロポッチ (金沢市下近江町68BF、くすりのキリン堂横の地下)
2,000円 (ワンドリンク付)