・<2月8日(金)19:00~20:15>![]()
大正浪漫・西検番ライブ “語りと音楽の織りなす情景・雪”
ライブサーキット’08 参加プログラム
クラシックギター・谷内直樹 さん、フルート・上野賢治 さん と
“雪を綴る~雪女” “つつじの乙女” ほか フルート演奏、クラシックギター演奏
立春が過ぎたとはいえ、雪が舞う日になった。
けれども、雪はしっとりとした風情をかもし出してくれた。
大正時代に建てられた浪漫漂うたたずまいの金沢野町・西検番。
情緒あふれるコンサートになった。
~西検番事務所は、木造2階建ての建物で、「西の廓」に属していた芸妓衆の稽古場や管理事務所として大正11年に建設された。この大正浪漫漂う建物は、寄棟造り、下見板張りの洋風建築物で、にし茶屋街では異彩を放っている。(西検番のリーフレットより)
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・<2月22日(木)20:00~> メロメロポッチ ライブ “ 弦奏の夜・語りとクラシックギターの夜”
第12夜 語りとクラシックギターのための作品「智恵子抄」「雪女」ほか
クラシックギターのバッハとともに・・・・
クラシックギター・ 谷内直樹 さんと
・<3月2日(日)15:00~> 二十四節気を奏でる~山頭火・道
(主催;金沢市民芸術村) 金沢市民芸術村・パフォーミングスクエア にて
何ヶ月もの間、ずっと自分の内にあった種田山頭火を 語りと音楽で表現。
さらに、二十四節気を巡る・・・という企画。
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シンセサイザー、作曲、編曲;たきざわ たく さん
筝,三味線;丹羽 聖子 さん
和太鼓;良鳴 竜一 さん
横笛、フルート;本禄 和美 さん
チェロ;細川 文 さん と
パフォーミングスクエアの空間に現れた道。
この“道”は、山頭火が実際に歩いた道であり、
山頭火が生涯にわたって求め続けた心の故郷への道であり、
山頭火が歩んできた人生という“道”であり・・・
ステージとお客さまを繋ぐ道であり・・・・
道に赤い椿の花が落ちていたり
闇のなかの暗い道に蛍が飛んでいたり
雪のなかを霰に打たれながら歩く道だったり・・・・
刻一刻と変る灯りが、いろいろな道を表現していた。![]()
・<3月22日(土)14:30~> 六甲山の麓・里夢コンサート
雪果て 櫻衣コンサート~ “語りとギターの織りなす情景”
神戸・六甲・音楽ホール&ギャラリー・里夢 にて
クラシックギター;谷内直樹 さん と
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語りとギターによる 「雪女」「智恵子抄」ほか
クラシックギター演奏;バッハ
雪が消えて、六甲山麓が櫻の衣を纏うころのコンサート
主催;ラ・ミュズィク・クレヨーロッパ風の建物の階段を降りていくと、ホール&ギャラリー“里夢”へ
神戸での語りのコンサートを始めて、6年たった。
里夢は、2回目。
ここは、現の時間が止まっているよう・・・
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・<3月29日(土)19:00~20:30> お話しワークショップ~“声読”の楽しみ~
中島文化センター にて
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七尾市立中島図書館・主催
声に出して楽しみましょう ” という ワークショップ
<声に出す>ということに関心を持っていらっしゃる方々、すでに声に出すことをしている方々が参加されていた。
言葉遊び、詩などで、1時間半、ワークショップをした。
<4月26日(土)14:00~15:15>ワークショップ “声読”の楽しみ 和ぼっこの会 の発表会
小松市河田 九谷陶泉・ギャラリー・彩華 にて
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このギャラリーのオーナーであり、九谷焼の作家の 山元 弥生 さんと、和ぼっこの会の一人が友人・・・というご縁で、雰囲気のあるこのギャラリーを使わせていただいた。
ギャラリーには、器、お人形などが並べられている。
ところどころに、山の花や草がさりげなく置いてある。
それから見事な花嫁のれん。
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小高い丘に建っているので、外は緑・緑・・・・
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谷川俊太郎の詩や言葉遊び
長田 弘の散文
きむらゆういち作・あらしのよる
金沢民話・いもほり藤五郎を金沢弁で・・・・など。
この日本家屋のギャラリーの雰囲気に合った和服テーストの衣装を工夫した。
それぞれが自分の衣装をどうするか・・・この準備に、2ヶ月以上前から盛り上がっていた。
このスペースにしっくりととけこんでいた。
朝から晴天!
少し動くと汗ばむくらいだった。
2時に、発表会がスタート!!
しばらくしたころ、あんなにいい天気だったのに
急に暗くなって・・・・・・
・・・・・・そして、ゴロゴロゴロッ! ピカッ!
ザーザーと雨。
そして、そのゴロゴロの最中のプログラムは、なんと、なんと、「あらしのよるに」
出来すぎ・・・のように思うけど、これは、ほんとの話。
そして、発表会が終わる頃には、からっと晴れて、青空。
天は、今日のプログラムを知っていたんだ!!
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私は、「山間の村~手取ダムに沈んだ村」の話を語った。
打ち上げは、ギャラリー彩華で、山元 弥生さんの秘蔵の器を使わせていただいて。
みんな、お腹の中まで満ち足りた気分。
こんな素敵な器でこんなおいしいお料理をいただくなんてもう二度とないだろうな・・・・
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・<5月16日(金)> 19:30~
“言奏で 音語る”
語りと音楽の織りなす幻想の世界
“夢を綴る”夏目漱石・作《夢十夜 より》
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こんな夢、見たことがあるような気がする・・・・・
哀しい夢、怖い夢、恐ろしい夢・・・・
・・・夢の中で、自分の知らなかった自分に会ったりもする
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そんな夢の数々を、語り&シンセサイザー&パーカッションで表現。
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突然聴こえてくるほら貝の音
暗い海に響く船の音
真っ暗な田んぼから聴こえる不気味な得体の知れない音
ポップなリズム
ロマンティックで哀しいメロディ・・・
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シンセサイザー・ たきざわ たく さん、
パーカッション・ ヤマダ ベン さん
の音が、幻想的な不思議な世界を創り出した。
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金沢市民芸術村 ドラマ工房 にて
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・<5月31日(土)19:00~> “チェロ、ピアノ、そして語りの夕べ”
主催;すみれ会
奈良県五條市・寶満寺本堂 にて
チェロ;ギア・ケオシヴィリ さん
ピアノ;篠原 美樹子 さん、小川 雅子 さん
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五條は、奈良県と和歌山県の境、
山に囲まれた歴史を感じさせる落ち着いた町、
空気がとってもおいしい。
開演が近づくと、寶満寺には、いっぱいの人! 何と椅子が200脚、それでも廊下に座っている人がいた。
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幻想的な夢の物語 & 楽しい詩でお客さまと遊ぶ・・・
そんな夕べだった。
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・<6月7日(土)19:00~20:15>蛍庵コンサート![]()
蛍庵というのは、山に囲まれた谷あいにあるフルート奏者;上野 賢治 さんの音楽工房。
くねくねした山道を車で走り、トンネルを抜け、しばらく行くと集落がある。そのなかの急な坂を上りきったところに蛍庵がある。
その名前のとおり、蛍がたくさん現れるのだそうだ。
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ピアニスト・・ではありません、フルート奏者・上野賢治 さん と
宮澤 賢治の「鹿踊りのはじまり」や詩を、フルートと一緒に表現した。
昨年7月、この蛍庵で「怪談」を語ったときに来てくださったお客さまもいらしてくださっていて、“1年ぶりですね・・・”と、コンサートの後、話が弾んだ。
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・<6月14日(土)>遍プロジェクト・フォーラムに朗読で出演
かつおきんや・作「らくだは空をとんだか」より
詳しくは
遍プロジェクトHP・映像コンテンツ へ
石川県立音楽堂交流ホール にて
・<6月16日(月)10:30~11:30>ワークショップ“声読の楽しみ”のなかの集まり
<和ぼっこ> による
“詩やものがたりを聴く会”
「詩やものがたりを聴いて
ほっこりとした時間をすごしませんか。
どなたでも どうぞ お気軽においでください」
と 呼びかけて。
谷川 俊太郎さんや長田 弘 さんの詩の数々、金沢弁による金沢民話「いもほり藤五郎」、きむらゆういちさんの「あらしのよるに」などなど
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聴いてくださった方々に、ほっこりとした時間をすごしていただけたかな・・・
画像はリハーサル風景。
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・<6月20日(金)19:00~> コンサート「風のおきみやげ」に出演
草野心平・蛙の詩 & ジャジーな尺八
~島崎惠子さんの追悼コンサート~ 尺八・盛本 芳久 さんと
金沢・石引・棟岳寺本堂にて
主催;恵子の一座
・<6月26日(木)20:00~> メロメロポッチライブ
“弦奏の夜 語りとクラシックギターの夜” 第14夜
“いま咲き誇る百合に寄せて” 「ガドルフの百合」 (宮沢 賢治・作) & 「夢十夜・第一夜」 (夏目 漱石・作)
クラシックギター・クラシックギター・ 谷内直樹 さん と
主催; メロメロポッチ
・<7月31日(木)13:00~15:00> 石川県立七尾高等学校図書委員会主催の研修会にて、ワークショップ & 語り
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発声とかつ舌の練習のあと、詩やことばあそびを、みんなで分担して声に出した。
語りは、琴の名手でもある図書館司書のEさんとのコラボレーション。
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高校生のみずみずしさが、とても新鮮に感じた。
手作りのポスター、季節の花の大きなアレンジ・・・様々な心遣いがとても嬉しかった。
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・<8月28日(木)20:00~> メロメロポッチ ライブ “ 弦奏の夜・語りとクラシックギターの夜” 第15夜
クラシックギター・ 谷内直樹 さんと
サン=テグジュペリ; 「星の王子さま」
“・・・ 心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ” (「星の王子さま」 より)
バリオス;「郷愁のショーロ」 「マドリガル・ガボット」 「最後のトレモロ」 ほかの、クラシックギターとともに
メロメロポッチ にて
・<10月11日(土)16:30~17:30>小松河田町“ 九谷陶泉・ギャラリー彩華 ”にて 倉下眞澄 さんの作品展“百ぴきのねこまつり”のなかでの語り
倉下さんが毎年制作しているカレンダーの原画を中心とした作品の数々。
ねこの絵とともに、そのときどきの倉下さんの言葉が作品になっている。
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ギャラリー彩華 は、大きな樹々に囲まれた古民家。
玄関では、ねことコスモスが迎えてくれる。
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ねこにまつわる物語、里・里山・奥山の民話や物語のほか、芥川龍之介・作「 蜘蛛の糸 」
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・<10月18日(土)19:30~20:30> “語りとクラシックギターの宵”
かないわ銭五 にて
金石の地域づくりを考える懇話会 ・主催
照明も音響や会場設営も、その会の方々の手によるものだった。
クラシックギター・谷内直樹 さん と
この金石の地にちなんで 「犀星の綴る金石の情景」 や 「智恵子抄」 などを語った。
地域の皆さんの強い活気・熱気を感じさせてもらった宵だった。
人と人との繋がりが薄くなってきているこの頃、こんな空気があるのは、うらやましいな・・・
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・<10月23日(木)朝>石川県立松任高等学校の文化祭にゲスト出演。
フルート; 上野 賢治 さん と一緒に。
白山市・松任市民会館ホールにて。
高校1年生から3年生まで全校の生徒さんたちの文化祭のステージ。
生徒会の人(・・ひょっとしたら、放送部の人かな・・・)の司会で始まったステージ。
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先生がた、生徒さん、会館のスタッフの方たち・・・・
事前打ち合わせ、リハーサル、本番と、きめ細やかな準備をして下さったおかげで
幻想的な語りとフルートのステージを創ることができた。
・<10月23日(木)20:00~> メロメロポッチ ライブ “ 弦奏の夜・語りと(今回は)フルートの夜”
第16夜、フルート; 上野 賢治 さん と
夏目漱石作「夢十夜」より五つの夜~不気味な夜、怖い夜、切ない夜・・・・
メロメロポッチ (金沢市下近江町68BF、くすりのキリン堂横の地下)にて
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<チラシをクリック!>
・<10月26日(日)15:00~> “夢を綴る~語りとフルートの織りなす幻想の世界”
フルート; 上野 賢治 さん と
富山県小矢部市・観音寺本堂 にて
秋の陽射しがきらきらとこぼれる昼下がり、由緒あるお寺・観音寺の本堂のコンサートライブ
地元の中学・高校の同窓生の人たちが企画されたコンサート。
住職さんも同じ同窓生・・・ということで、みなさん、まるでクラス会みたいに盛り上がっていた。
地元の方々の“熱気”って、いいなあ~と感じることの多い10月だ。
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大人は昔は誰でも子どもだった・・・
誰でも持っている“子どもの時代”
・・・そんな子どもの頃へ想いをはせて・・・というテーマで語った。
お寺の本堂は、日常からすーっと、懐かしい子どもの頃に連れて行ってくれる空間だ。
静かな静かな小矢部の町
すぐ後ろの山の紅葉も楽しんだし
おいしい小矢部の秋のお菓子の数々もおいしかったし・・・・
秋がたっぷり・・・・の日だった。
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・<11月15日(土)19:30~20:30>“秋の語りと音楽の夕べ”
能美市寺井図書館 主催
図書館の閲覧室でのコンサート
バイオリン・北川 知子 さん とのコラボレーション
今宵は、詩&バイオリン、バイオリンソロ、物語&バイオリン
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この図書館は、天井がとっても高く、雰囲気のあるライトがある。
天井までのガラスの大きな窓が連なっている。
音がとてもよく響く。
その上、照明の技師さんも入ってくださって
今宵の物語の雰囲気に合わせて、明かりを創って下さった。
えっ!! 図書館の閲覧室??!!
図書館、閲覧室とは、とても思えないような
幻想的な、雰囲気のある空間になった。
“大人は誰でもかって、子どもだった・・・・”
子どもの頃へ、想いを馳せて・・・・
バイオリンも、懐かしい子ども時代を思い起こさせてくれる音楽の演奏だった。
この秋は、語りの世界のなかで、何度、指で窓を作ってみたことだろう・・・
指でこしらえた窓の中に見える世界は・・・・
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・<11月24日(月・休日)14:00~16:00> 「朗読とクラシックギターのためのプラテーロとわたし」 in 絵本館
主催;きく・はなすの会
クラシックギター・谷内直樹 さん と
スペインの詩人ヒメネスの詩に、作曲家テデスコが曲をつけた
“朗読とクラシックギターのためのプラテーロとわたし”
クラシックギターの谷内さんとのこの作品、初演から、もう10年以上たっている。
私にとって、大切な大切な作品なのだ。
今回は全曲+1つをした。
会場は、昭和初期の歴史的建造物である“小松市・ 小松・絵本館ホール十九番館
ここは、昭和5年に建てられた銀行の建物を利用したホール。
アールデコ風の素敵なデザインのなかで・・
スペイン・アンダルシアの情景がひろがり・・・
ヒメネスのロバのプラテーロが駆け回って・・・
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・<12月25日(木)20:00~> メロメロポッチ ライブ “ 弦奏の夜・語りとクラシックギターの夜”
第17夜・クラシックギター・谷内直樹 さん と
メロメロポッチ・ライブが、ついに、クリスマスの晩に巡り合った。
こんな幸せな巡り合わせに
クリスマスの夜に是非語りたい・・・と前々から願っていたこの物語を・・
語り;モーパーゴ・作 「世界で一番の贈りもの」
With ギター;アセンシオ・作曲「神秘の組曲」
“1914年のクリスマス。凍てつく西部戦線。一人の兵士が声を上げた。それが、この後に続く、夢のような出来事の幕開けだった”
~クリスマスの音楽とともに・・
そして・・・クラシックギターに乗せて
宮澤賢治・作 「セロ弾きのゴーシュ」
芥川龍之介・作 「蜘蛛の糸」
メロメロポッチ (金沢市下近江町68BF、くすりのキリン堂横の地下)にて
<チラシをクリック!>