車のキーが破壊した。
中古車を買って、大事に乗っているビッツ。
はじめ、乗ったときは、リモコンでロックができたり、解除できたりする車は初めてだったので、
“わー、便利!”と感動?!した。
(このごろの車は、キーなしでエンジンがかかるらしいけど)
雨の日や荷物を持っているときは楽。
広い駐車場にとめて、どこに置いたかわからなくなってしまったときなんかも、
すぐ位置がわかるから便利。
だんだん、そのありがたさが薄れてきたこのごろだったけど・・・
今日、エンジンをかけようとキーを差し込んだとたん、
なんと!
キーが破壊!
キーの金属部分はなんともないけど、
プラスチックで出来たリモコンの部分が、
割れて一部飛んで行ってしまった。
残ったキーではエンジンがかからない。
こうなると、不便なもんだな・・・
なんとか拾い集めて、
強力接着剤でくっ付けて、いま、休ませている。
雨の中、荷物を持ったまま、
スペア・キーを鍵穴に入れて車のドアを開ける不便さ。
車のキーの破壊で思い出したこと・・・
5.6年前かな、
アメリカ・シアトルのストーリーテラーのキャッシー・スパニョーリと一緒に
シアトル各地で語りをしたことがあった。
10日間、シアトル郊外のキャッシーの家に泊まった。
キャッシーのパートナーのシーバムさんは、彫刻家。
ときどき、身の回りの材料を利用して、
子ども達におもちゃをくるワークショップをしている。
ある日、シーバムさんのワークショップのお手伝いをした。
ワークショップが終了、車に荷物を積み、
さあ、帰ろうと、シーバムさんが車のエンジンをかけようとキーを差し込んだとたん、
キーの金属部分がポキッ!
なんと、壊れてしまった。
シーバムさんの手には、
半分になってしまったただの金属の棒があるだけ。
破片が穴の中に入ってどうしてもとり出せない。
結局、その日は、車を置いて帰った。
そんな信じられないようなことが起こることがある。
自分にも似たようなことが起こるなんて・・・