“クモの巣”のような出会い

人と人はそれぞれいろんな縁で繋がっている。
今年、偶然から授かった贈り物のような“再会”があった、それも二人。

一人は  ちゃん。
今年1月、金沢21世紀美術館シアター21 での 「グルジアの空から」~チェロ・篠笛・尺八・パーカッションそして語りのコンサート~ を終えて打ち上げ会場で。

私は、衣装など沢山入った大きな鞄と大きな花を抱えて、遅れて会場に到着した。みんなが集まっている2階に上がるとき、入り口にいたその店の若い女の人が荷物を持ってくれた。

一緒に部屋に入った彼女を見るなり、もうすでに到着していたメンバーのなかのグルジアの二人が“や~”、尺八の盛本芳久さんが“お~~!!”、受付をしたHさんが“あれっ?” 
偶然に、それぞれが、それぞれに、彼女の知り合いだったのだ。

でもその店の彼女と私は顔を見合わせて、
「どっかで会ったことがあるよね?!」

う~~~ん、え~~~とえ~~~と・・・・・

いろいろ考えて・・・わかった!
彼女がN中学校のとき、K先生の時間に私は語りと語りのワークショップの授業をした、Jちゃんは、その時の生徒だったことを、二人、同時に思い出した!!

それ以来、Jちゃんとは、親密な?!やりとりが続いている。
Jちゃんは、この出会いを“クモの巣のような出会い”と言っている。

もしもあのとき、打ち上げにあの店を選ばなかったら・・・もしもあの晩、Jちゃんがその店でのバイトの日ではなかったら・・・
偶然に感謝!!

そして、今年8月には  さん。
さっきのK先生が自作絵本を作ったときの記念の会の打ち上げをしているとき、私がK先生に「誰か写真を撮ってくれる人、知らない?」と聞いた。

そのとき、たまたまK先生にメールを送ってきたAさんは、いまカメラマンをしているとのことだった。

そのうえ、AさんがT中学校のとき(確か2年生)私はやはりK先生の時間に授業に入ったのだ!(ランチルームで昼食もごちそうになった)

話はとんとんと進み、Aさんが写真家・川北武志さんを紹介してくれた。

私のHPのなかで、“ちょっと(だいぶ?!)違っている” 写真の数々は、川北さんが撮ってくれたもの。

もしもあのとき、K先生と打ち上げをしていなかったら・・・もしもあのとき、AさんからK先生にメールが入らなかったら・・・
またまた偶然に感謝!!

何年も前に教室で出会った二人に、こうしてまた会えるなんて・・・そしてまた新しい人と繋がっていくなんて・・・語りをしてると、こんな不思議な巡り合いがあるんだな。

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CDジャケット 
本田和とキャッシー・スパニョーリによる日本語と英語の掛け合いの語りのCD  “ふたつの声の物語” CD<うぐいす姫>発売中

“音楽のように美しく調和する二つの声” をお楽しみ下さい。

日本語を母国語とする人も、英語を母国語とする人も、物語を楽しめます。
また英語を学んでいる人にも、日本語を学んでいる外国の人にも、お勧めします。

詳しくは、HP内 CD<うぐいす姫> を!!

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