ポール・ギャリコ が紡いだ「スノーグース」 (白雁)は、何度読んでも、その都度、深いものが心の中に残る。
何日も何日もその深いものが私の内に残り、漂う。溢れる想いを抑えることが出来ない。
イギリスのエセックスで、スノーグース・白雁を通して触れ合った男性と少女の物語だ。
以前、私は偶然、ポーランドのバルト海に沿った街・ベステルプラッテに行ったことがある。ここは第2次世界大戦の発祥の地。
ギャリコの「スノーグース」には、そこから進んでいったこの戦争のダンケルクでのあの出来事が出てくる。
28日のメロメロポッチ ライブ <弦奏の夜・語りとクラシックギターの夜・第6夜> に、この「スノーグース」を語った。クラシックギターの谷内 直樹 さんの奏でる吉松隆の曲とともに。
たまたま、12月始め、Yのマスターと「スノーグース」の話になった。
このストーリーに沿った曲があると教えてくださった。
そのうえ、マスターの大切なそのレコードを貸して下さった。イギリスのキャメルというグループが創ったものだった。
まだLPを聴くことができる機器を見つけられないでいるが、近いうちに聴いてみようと思う。
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本田和とキャッシー・スパニョーリによる日本語と英語の掛け合いの語りのCD “ふたつの声の物語” CD<うぐいす姫>発売中
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