<二十四節気を奏でる~山頭火・道> が終わった。(主催;金沢市民芸術村)
何ヶ月もの間、種田山頭火がずっと自分の内にあったので、
終わってみるとなんだか
ぽっかりと穴が開いたような、
寂しいような気持ちがしている。
シンセサイザー、作曲、編曲;たきざわ たく さん、
筝、三味線;丹羽 聖子 さん、
和太鼓;良鳴 竜一 さん、
横笛、フルート;本禄 和美 さん、
チェロ;細川 文 さん、
語り;本田 和で、
二十四節気を巡りながら、“道・種田山頭火” を表現した。
客席からステージのずっと奥に続く“道”があった。
この“道”は、山頭火が実際に歩いた道であり、
山頭火が生涯にわたって求め続けた心の故郷への“道”であり、
山頭火の歩んできた人生という“道”であり、
ステージとお客さまを繋ぐ“道”であり・・・・
道に赤い椿の花が落ちていたり
闇のなかの暗い道に蛍が飛んでいたり
雪のなかを霰に打たれながら歩く道になったり・・・・
刻一刻と変る灯りが、いろいろな道を表現していた。
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