10月13日、奈良県と和歌山県の接するところにある奈良県・五條市のOさん主催の”秋色コンサート”に出演した。
五條は、山々に囲まれたのどかなところ。
独特の山の連なりが見える。
高野山かな?
毎年Oさんが企画・主催していらっしゃるコンサート、私は、3年前に始めて出演した。今回は2回目。
会場は、お寺のこともあるし、Oさんのお住まいである大きな古民家のこともあるとのこと。
今年は古民家。
五條は古い町並みがそのまま残っている通りがある。
前回のお寺のあるところも、Oさんのお家も古い町並みに建っている。
リハーサルが終わり、周囲をぶらぶら散歩した。
曲がりくねった道並み、用水の流れ、古い家、店・・・・
観光地化していないので、心地よい。
400年前に建てられた家を見せてあげるということで、連れて行ってもらった。
その家は、いまでも、普通に住んでいらっしゃる。
生活が感じられる。
写真を写していたら、ひょいと、その家の方が、買い物に出ていらした。
案内してくださったOさんのご主人に、
「Oさんのお家も古いですよね?」
って聞いたら、
「いえいえ、うちは、まだ、100年しかたっていません」
とのこと。
時空が違う!!!
歩いていた道に流れている用水に沿った家並みの向こうには、
大台ケ原を源流としている吉野川が流れている。
もう少し流れると和歌山県に入る。
すると、名前が吉野川から紀ノ川に変わるのだそうな。
知らなかった!
吉野川と紀ノ川が同じ川だったなんて。
“秋色コンサート”では、篠原 美樹子さんのピアノと一緒に
「きつねの窓」を語った。
ほかは、ピアノ、バロックバイオリン、フルートの演奏があった。
Oさんの古民家の入口には、秋の花々がしつらえてあった。