4月というのに肌寒い日、
金沢から5つの駅で列車を乗り越えて、浜松市の天竜二俣まで行きました。
秋野不矩美術館で、秋野不矩さんの作品を観るため。
北陸線~東海道新幹線~遠州鉄道~天竜浜名湖線、
その天竜二俣駅で降りて、のんびりと二俣川に沿って歩くと、
二俣川の反対側の山の手に、14世紀ごろの外国のお城のような建物が見えてきました。
坂を登っていくと・・・・
秋野不矩美術館
建築家の藤森照信さんのデザインの建物だそうです。
靴もスリッパも脱いで展示室へ。
漆喰の壁、大理石の床。
ぐるり、秋野不矩さんの作品です。
大理石の床に直接座り込んで、インドを描いた秋野不矩さんの作品に囲まれていると、
遠くに黄色の建物が見えたり、
下の河では水牛の群れが渡っていたり・・・・
そんな光景が・・・というより、
インドの空気や風が、自分の身体のまわりに広がって漂っているよう。
ずっとここに座っていたい、この場から離れたくない・・
そんな気持ちでした。
秋野不矩さん、インドの地に遊んだひとときでした。
今年の本田和の語りは、
「秋野不矩インドだより~バウルの歌」
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