2月23日(金)24日(土)は、金沢を流れる浅野川のほとり、東山にある町屋塾で
語りと舞と光と映像と音による「龍宮夜会~雪女」でした。
「夢十夜より第一夜」(夏目漱石・作)
「雪女」
舞;宇都宮千佳、音;新谷美樹夫、光;竹原均、映像;山田のぶ
「夢十夜」の語りは山田のぶさんのほとんど動かない静かな映像と一緒でした。
のぶさんの映像が消えると、そこに雪が降り始め、
新谷美樹夫さんが作って下さった音が流れ始めました。
雪のなかで千佳さんが舞い・・・・
竹原均さんの灯りが幻想的に。
「雪女」を語り始めました。
そして、雪女が消えて・・・小鳥のさえずりが聴こえ・・・・春がやってきました。
また、千佳さんの舞とご一緒するのがとても楽しみ。
そして、二階の茶室では、お薄。
雪を思わせる器の白とお茶の緑は、いまでも目に浮かびます。
そのうえ、スミスミ・ご膳。
まず、眼を楽しませてもらって、そして美味しい味を楽しんで。
スミスミごはんを作って下さったスミスミさんの説明を貼り付けます。
「雪女から、春を待つイメージで作りました。
節句のひな祭りの菱餅のように、芽吹きと雪と花を表現したお寿司は、それぞれ、セルバチコ、大根、ビーツを入れました。大根の入ったお寿司には、菜の花をあしらいました。
あとは、金沢の生麩と、きのこ、春菊を、なごり雪のような粕煮にしました。
雪の中で雪解けを待つように、ひじき、青菜、クコの実を、湯葉とお豆腐で白和えに。
芽吹きをイメージして葱を斜めにカットし、バルサミコでソテーし、白味噌を添えました。
あとは、その場で召し上がられた方には、葛でとろみをつけたかぶのみぞれ汁をお出ししました。」
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