源氏物語へのいざない

勝興寺本堂での源氏物語 源氏物語へのいざない~いろは匂へど
富山県高岡市伏木の勝興寺で、2回にわたって「源氏物語」を朗読した。
「夕顔」 と 「若菜」
流れるような、そして艶のある 与謝野晶子 の訳で。

シンセサイザーの   滝沢 卓  さん、筝・丹羽 聖子 さん と

「若菜」はほんとに面白い!
折口信夫は“源氏物語を読むなら、「若菜」から読めばいい”と言ったそうだ。
源氏、紫上、女三の宮、柏木、六条御息所・・・・登場する人たちの心の動きを、細やかに表現している。

わくわく、どきどきしながら、物語が進んでいく。

有名な“でか蝋燭”会場は、富山県高岡市伏木のお寺・勝興寺本堂。
ここには、「若菜」の“蹴鞠”と“女楽”の場面の絵巻がある。

<プロジェクト・夢・未来・ふしぎ 勝興寺>という勝興寺に関わるボランティアの皆さんが企画・主催された。
200人~300人のお客様で、本堂はいっぱいになった。

幻想的な雰囲気のなかで・・・ 

4月26日、5月6日・・・と一年で一番爽やかな頃
“五月晴れ”・・・が当たり前のこの頃・・・
なのに、2回とも、前の日までは快晴、ところが本番の日は雨! それもどしゃぶり・・・

雨の中のお寺のたたずまいは、しっとりとして情緒があるけど、お客様は大変だった。
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