“犀星へのオマージュ”

詩人であり小説家・室生犀星は明治二十二年(1889年)に金沢裏千日町で生まれた。

加賀藩で足軽組頭を務めた父、その家に奉公していたハルが母だった。

生後七日で本当の母・ハルから離された。
新しい母親は、すぐそばの雨宝院という寺の内縁の妻であった赤井ハツという女性。ここには他にも貰い子がいた。
血の繋がらない兄や姉と気性の荒い母親のもとで寂しい日々を過ごす。
七才のとき、雨宝院の住職・室生真乗の養子となって、室生姓になった。

犀星は、そのような幼年時代を、金沢・犀川のほとりで過ごした。

“犀星へのオマージュ”リーフレットそんな犀星の幼年時代を、犀川のほとりにあるギャラリーで語る。

“犀星へのオマージュ”
~うつくしき川は流れたり~

朗読と音楽のコラボレーション

フルート;上野 賢治 さん
クラシックギター;谷内 直樹 さん
         清水 恭宏 さん

8月30日(日)19:00~20:00
フリースペース・ギャラリー忙中閑有
(金沢市片町2-31-30、ソシアルレジャックビル2F)
チケット;1,000円
後援;北國新聞社
協賛;エスニックレストランバー ポレポレ
   エスティーム
おといわせ;090-7742-2536(谷内 直樹)

犀星のペンネームの由来となった犀川
金沢の街を流れる大きな川・犀川
“男川”と呼ばれる犀川

その犀川の流れが聴きながら、室生犀星の「幼年時代」に想いを馳せて・・・

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