10月16日(金)に、金沢市民芸術村ドラマ工房 で語る
“こよひ逢ふ人 みなうつくしき~与謝野晶子をさがして”
について・・・
私が与謝野晶子に魅かれていったのは、
〔清水へ祗園をよぎる桜月夜
こよひ逢ふ人みなうつくしき〕
〔ああ皐月仏蘭西の野は火の色す
君も雛罌粟われも雛罌粟〕
という晶子の短歌を身近に知ったころから。
もう、だいぶ前になる。
それから少しずつ、少しずつ、年月をかけて、晶子に近づいていったように思う。
晶子に“捉えられた”って感覚になったのは、2年前から。
しなやかでいて、決して揺るがない晶子。
「与謝野晶子を見たことがある」
と、父から、何度も何度も聞かされた。
与謝野晶子の何番目かの子どもと父は同じ学校だったとのこと。その子どもの保護者として、与謝野晶子が、学校に来たのだそうだ。
たった1回見ただけなのだそうだが、深く印象に残っているのだろう。
鉄幹の「人を恋うる歌」が好きで、機嫌がいいときは、よく歌っていた父。
そのとき、必ず、与謝野晶子を見たことを話してくれた。
「髪を大きく結い上げた人だった」と。
母は、こんな話をしてくれた。
昔、親戚の家の手伝いをしに、広島から東京に出て行ったとき、
「どうして、こんなにたくさんの人が集まっているのだろう?」
と思っていたら、ちょうどその日、近くで与謝野晶子のお葬式が行われていた。
父と母、それぞれに、与謝野晶子のことは、いまでも忘れない思い出として残っている。
そして、私・・・
与謝野晶子を辿る旅をしている。これからもし続けていくことだろう。
10月16日(金)19:30~ 金沢市民芸術村ドラマ工房へ どうぞ、おいでください。
語り で表現する与謝野晶子、川北 武志 さんの写真 で表現する与謝野晶子
写真は語りのBGではなく、語りは写真のBGではなく
2つの世界のコラボレーションで、与謝野晶子を辿る旅。
総合プロデュース・森田 正明 さん
映像デザイン・投影技師・竹田 太志 さん
音響・新谷 美樹夫 さん、照明・宮向 隆 さん、
舞台・山田 信彦 さん
<画像をクリック!>
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“三つの音が調和する 幻想的な語りと音楽の世界”
本田 和の2枚目のCD、完成・発売中
CD<セロ弾きのゴーシュ>~本田 和・語りの世界~
1.語り&チェロ
「蜘蛛の糸」芥川龍之介 原作、宗像 和 構成・作曲
2.語り&クラシックギター
「智恵子抄」高村光太郎 作詩、宗像 和 構成・作曲
3.語り&チェロ
「セロ弾きのゴーシュ」宮沢賢治 原作、宗像 和 構成・作曲
語り・ものかたり人;本田 和、チェロ;林口 眞也、クラシックギター;谷内 直樹
2,000円(税込み)
【試聴できます】(タイトルをクリック!)
蜘蛛の糸
智恵子抄
セロ弾きのゴーシュ
詳しくは、CD<セロ弾きのゴーシュ>~本田和・語りの世界~
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本田和とキャッシー・スパニョーリによる
日本語と英語の掛け合いの語りのCD
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日本語を母国語とする人も、
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日本語を学んでいる外国の人にも、
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