物語を声に出す・・・

23日の<言奏で 音語る>のプログラムのなかの「鷲のバラーダ」、これは、グルジアの叙事詩「鷲のバラーダ」がもとになっている。無数のカラスやハゲタカに襲われ、傷つきながらも、勇敢に戦う“鷲の王様”の物語だ。この“鷲の王様”は、グルジアを現している。

グルジアには沢山の叙事詩がある。「虎皮の騎士」は有名。日本語にも訳されている。でも残念なことにいまは絶版。

グルジアの人たちは、これらの叙事詩を暗誦し、その物語のどこまでを語ることが出来るかを競っているそうだ。

ギア・ケオシヴィリさんチェリスト・ギア・ケオシヴィリさんも沢山の叙事詩を暗誦している。すらすらとすぐに口から出てくる。あるときは、ドラマティックに、あるときは、悲しみが溢れるように・・
先日のコンサートでは、本邦初演!?ギアさん自身の叙事詩「鷲のバラーダ」の語りと「鷲のバラーダ」のチェロの演奏を聴くことができた。音楽のように美しいグルジアの言葉を聴きながら、チェロの演奏・・・・

だいぶ前に観た映画「イングリッシュ・ペイシェント」だったかな・・のなかで、焚き火を囲んで、10人くらいの人が円くなって坐っているなかで、主人公の女性が詩か物語を暗誦して聴かせているシーンがあった。物語だったような気がするが確かではない。

こんな風に、身体に入っている物語を、焚き火を囲んで、グラスを片手に語ってみたいものだ、と憧れたのを覚えている。
囲炉裏を囲んで聴く昔語りと似ているのかな。

子どもの頃、意味もわからずに歌った文語体の歌・・・・例えば、“さぎりきゆるみなとへの・・・・”
大人になってやっと意味がわかったけど、子どもの頃、身体に入った美しい言葉の“波”は、いまでもずっと残っている。こんなのって一生の宝物だな・・・
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