『うるわしき金沢』~ペン画で描く城下町

5月28日(土)13:00から、
山田俊一さん、純子さんが描き、綴られた画文集『うるわしき金沢ーペン画で描く城下町ー原画展』 で、画文集の中のいくつかのエッセイを朗読した。

山田純子さんの繊細なペン画は、
それぞれの金沢の風景への想いにあふれている。

そして、俊一さんと純子さんが、ひとつひとつのペン画に寄せて書かれている文章は、まさに、スケッチのように、優しい言葉、想いをそのまま伝える言葉によって綴られている。

声に出して読んでいると、すーっとお二人の言葉が、身体と心に沁み込んでくる。

世界を放浪し、
そして、いま、故郷・金沢に戻ってこられた俊一さんの気持ちが、
言葉を通して伝わってきて、胸の辺りがじーんとしてきた。

そんなお二人の世界が、緑の樹々に囲まれて、建物全体が深い緑色になっているような石川県立美術館 広坂別館(金沢市出羽町1-1)によって、より深くなっていたように思う。

朗読している間、樹々のなかから、野鳥
・・・四十雀かな?・・・
の可愛い声が聴こえてきた。

緑に囲まれて、歴史を感じさせる建物のなかでの朗読・・・
まるで、緑のシャワーを浴びたようだった。

クラシックギターの谷内 直樹 さんと一緒に。

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