“本田和の語り”~「星野道夫のアラスカ」は、
星野さんのエッセイ「旅をする木」を構成して創った。
”本田和の語り”のたびに撮影をお願いしているのは、
写真家の沢麻美さん。
彼女とは、不思議な縁で繫がっている。
以前、私がT中学校の授業に入り、語りをしたとき、
そのクラスに沢麻美さんがいた。
当時のT中学校のK先生からの依頼だった。
それから、何年もたって・・・・写真家さんを探していたとき、
たまたま出会ったK先生が、教え子さんに「写真家になった人がいるよ」と紹介してくれたのが、沢麻美さん。
そして、彼女との2度目の出会いが始まった。
そうして・・・またまた、嬉しいことが!
沢さんが中学生のとき、いい本があるよと、K先生からプレゼントしてもらったのが、星野道夫さんのエッセイ「旅をする木」のハードカバーだったのだそうだ。
語りを聴いているうち、「旅をする木」のなかの言葉だとわかって、撮影しながらびっくりしたそうだ。
そして、嬉しかった・・・とのこと。
縁はどこかで繫がっている。
不思議でもなんでもないのかも。