昨年12月10日(木)夜は、 メロメロポッチ・ライブ<弦奏の夜・語りとクラシックギターの夜・第48夜> でした。
前々から温めていたカポーティの 「クリスマスの思い出」
と「あるクリスマス」(トルーマン・カポーティ・作、村上春樹・訳)を語りました。
大好きな物語のひとつです。
両親と離れて暮らす7才の少年バディと家族から相手にされない60才を越した"おばあちゃんいとこ″のスックが、
わくわくしながら、クリスマスの準備をしていきます。
クリスマス・ケーキ、ツリー、贈り物・・・・
二人のそばには、犬のクイーニー。
3人(2人と1匹)は、お互いを信じあった親友です。
ところが、やがてバディは寄宿学校に入れられ、
犬のクイーニーは死んでしまい、
残されたスックはいつしか弱っていきます。
カポーティの少年の頃のことを書いた、いわば、自伝の物語です。
カポーティの様々な作品を思い浮かべると、この少年時代が深く関わっていると感じました。
クラシックギターは、 谷内直樹 さん
メロメロポッチ(金沢市下近江町68BF、くすりのキリン堂横の地下)でのライブは、48回目になりました。
次回は、3月24日(木)19:00~です。
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