語りでめぐる橋~その二・珠洲にて

6月11日は、珠洲のライブハウス「スペース工場」で“語りでめぐる橋・その二珠洲へ”でした。

丸八製茶場発行の季刊誌「動橋」に連載されたあねざきしょうこさんのエッセイ<川を歩く>の舞台となっている川、橋を、実際にそこに出向いて語るという“語りでめぐる橋”

あねざきさんのエッセイには、石川県内の12の橋が書かれています。

2016年6月11日地図IMG_2655

今回の橋は、美川・手取川橋、羽咋・紺屋橋、宇出津・梶川橋、そして、地元の珠洲・金川橋梁。

珠洲での会場は、ライブハウスspace工場
                      (珠洲市正院町飯塚1-20-1)          
工場だったところが、そのまま、ライブハウスになっています。 

2016年6月11日スペース工場入口IMG_2657

音響をセッティング、会場つくり・・・

2016年6月11日スペース工場設置IMG_2654

まず、ライブハウス「スペース工場」のオーナー・乙脇工場長さんの挨拶。

2016年6月11日スペース工場長IMG_2659

私が、こんにちは!
あねざきしょうこさん、大川陽一さんを紹介。

2016年6月11日スペース工場こんにちはIMG_2662

そして、あねざきしょうこさんのお話。
エッセイ<川を歩く>を書く時のエピソード・・・取材のことや川を歩きまわったことなど・・・や、川や橋に対しての想いなど。
金川橋梁の近くを通りかかったとき、自分を呼んでいるような気がしてそっちのほうに行ってみたら、金川橋梁があったとのこと。

2016年6月11日スペース工場あねざきしょうこさんIMG_2665

そのあと、大川陽一さんのギターと一緒に、手取川橋、紺屋橋、梶川橋、そして、金川橋梁を語りました。

2016年6月11日語りでめぐる橋珠洲ステージ2IMG_2676

後半は、珠洲で音楽活動をしているスペース工場のメンバーの大畠さんの弾き語りで、しっとりとしたバラード。
珠洲の方々のおおらかなお人柄が、そのまま、このひとときの空気になっていました。

スペース工場のなかにはツバメの巣があります。
ライブの途中、何度も親ツバメが聴きに来てくれました!

「スペース工場」のブログ、嬉しいです。
語りを聴くのは初めて、
語りって、なんだろう?!
・・・・たぶん、聴いて下さっている人のほとんどの方が、そうだったのだろうと思います。

エッセイに書かれている橋のすぐそばで、その橋を語る・・・・
聴いて下さっている方々も、語っている私も、その橋の存在が、しっかりと身体の中に入ってくるように思いました。
語っていて、しっかりとした手ごたえを感じました。

楽しかった!!

珠洲の橋として語ったのは珠洲・正院にある金川橋梁。
のと鉄道能登線が 廃線になるまでは、終点の蛸島駅のひとつ手前の正院駅のすぐそばを流れる金川にかかる鉄橋でした。

2016年6月11日金川橋梁1IMG_2651

いまは、残っているバラスを見て、かつて線路だっ た・・・とわかるくらい。
たくさんの人が列車に乗って、この鉄橋を渡ったのだろうな。
案内して下さったかたは、正院駅から乗って、学校に通ったと話してくれました。

2016年6月11日金川橋梁2IMG_2652

すぐ近くの海に向って流れる金川にかかる金川橋梁。
かつて線路だったこと、たくさんの人がこの線路を渡って行ったこと・・・橋は、そんな誇りは いまもしっかり持っていると感じました。

2016年6月11日金川橋梁から見た金川IMG_2653

「語りでめぐる橋」・・・・次は、9月3日に金沢・幸町にある思案橋です。

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