ブエノスアイレス綺譚(きたん)

リーフレットブエノスアイレス綺譚~ブエノスアイレスにまつわる物語&音楽のひととき

ブエノスアイレスといえば、タンゴの巨匠であり改革者であるアストル・ピアソラが浮かぶ。
作曲家でありバンドネオン奏者であるピアソラは、新しいタンゴの曲をつくった。

ピアソラの曲は、タンゴの演奏家だけではなく、ヨーヨーマ、バレンボイム、舘野泉・・・などなど、多くのクラシック演奏家にも愛されている。また、ジャズのアレンジで演奏されることも多い。
ミルバはピアソラを歌い上げている。

たくさんのピアソラの曲のなかに、「ブエノスアイレス午前零時」というのがある。

そして、この曲がいわば通奏低音のように流れている物語がある。
それが、藤沢周・作「ブエノスアイレス午前零時」
この物語にピアソラの曲が出てくるわけではない・・・・でも、物語がすすんでいくと、どこからかピアソラのメロディが聴こえてくる・・・

初めてこの物語を手に取ったのは、黄昏どきの冬の京都駅、列車に揺られながら読んだ。
外はだんだん夜に向かっていく・・・山に入る・・・窓の外は雪になった・・・
そんなときに読んだせいなのだろうか・・・この物語は自分なかにしみこんでいった気がする。

いまは冬、ここ金沢は雪。
地球の反対側のブエノスアイレスは夏。
ブエノスアイレスは冬でもめったに雪は降らない。
最近降ったのは、2007年7月だったそうだ。日本のニュースでも流れた。
そのまえは、それからさかのぼること80年、1927年なんだそうだ。

でも、2月1日、ブエノスアイレスに雪が降る・・・かもしれない・・・

数々のピアソラの曲の演奏もあり・・・
「ブエノスアイレス午前零時」の語りも・・・

ピアソラタンゴ・ナイト~ブエノスアイレス綺譚 へ!!

2月1日(月)19:30~ ピアソラタンゴ・ナイト・スペシャルブエノスアイレス綺譚
フルート・上野 賢治 さん
ギター・谷内 直樹 さん と

金沢音楽週間『 ライブサーキット’10』参加プログラム

主催;螢庵、金沢市民芸術村アクションプラン実行委員会
会場; 金沢市民芸術村ミュージック工房PIT4
チケット;前売り・2,000円(当日・2,500円)
チケット取り扱い:金沢市民芸術村・ 石川県立音楽堂チケットボックス
お問い合わせ先: 音楽工房「螢庵」 076-253-1696 or 090-2373-5458

“雪国の温泉宿にやってくる社交ダンス愛好の一団。盲目の踊り子ミツコと従業員のカザマをタンゴが引き寄せる・・・”
<画像をクリック!>

カテゴリー: 語り, 音楽 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です