中学生のときからの親友・Uちゃんが突然亡くなってから1年。
離れて住んでいるので、なかなか逢うことは出来なかった。
それが3年前、やはり中学・高校を一緒に過ごした友達と金沢に来てくれた、私の語りのステージに合わせて。久しぶりに顔を合わせた私たち4人、金沢をぶらぶらしながら、たっぷり一緒に過ごした2日間だった。
ステージで私が語った言葉 「“・・・疑うことばかり知っていて、信じることを知らなかった。傷つくまいとして愛するものから目をそらし・・・” を聴いて、頭をが~~んとやられたような気がした」 と言っていたUちゃん。
ストレスから難聴になっていたけど、少しよくなったよ・・・と明るい声だった。
その後お父さんを看取り・・・気がついたら、Uちゃん自身がガンに侵されていて、もう手遅れの状態だった。
私の内には、“信じることしか知らない” Uちゃんがいつも微笑んでいるよう。
7月はUちゃんの月。