3月3日の桃の節句の宵、<二十四節気を奏でる“月”>が終わった。
金沢市民芸術村パフォーミングスクエアにて。
尺八・平林 火山 さん、
箏・丹羽 聖子 さん、岩井 久美 さん
十七弦・丸岡 映美 さん、
シンセサイザー・たきざわ たく さん、
和太鼓・良鳴 竜一 さん、
と。
私はそれぞれの季節の語り<古典から俳句、和歌、詩、物語など>をした。
それぞれ、ご自分の演奏の世界を持った方々ばかりで、私はピンと背筋が引き締まるような心地よい時間だった。
一緒にステージを創った“夢のような”時間が“終わった”・・・・
夢から現実に戻ってしまったときのような気がしている・・・・
月とともに、春・夏・秋・冬・・そして再び春、と1年を巡った。
90分のステージで、1年という長い旅をしてきたようだ。
浦島太郎が竜宮城で過ごした時間みたい。
またこの演奏家の方々とご一緒出来るときを心から楽しみにしている。
あの夜、聴きに来て下さった方と、今日、偶然出会った。
「公演が終わって、会場の外に出たら、大きな綺麗な月が出ていたんですよ」
と言われた。
よかった!
一段落して私が空を見たときは、月は雲に隠れて見えなかった。
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