語りでめぐる橋~その四「内灘にて」は、11月6日(日)に終わりました。
丸八製茶場 さん・発行の冊子「動橋」に掲載されていた
石川県の橋、川についての12のエッセイ「川を歩く」(あねざきしょうこ・作)を、
そこに書かれた橋の近くで語るという「語りでめぐる橋」
今回は、「手取川橋」から始まり、「濁澄橋」そして、
「内灘大橋」までの旅でした。
“サンセットブリッジ内灘”と呼ばれ親しまれている内灘大橋。
空と海と川を背景に、空に向かって凛と立っています。
その愛称のとおり、海に沈んでいく夕陽をこの橋は見守っているようです。
会場は、内灘町歴史民俗資料館「風と砂の館」
(石川県河北郡内灘町宮坂に455)
ここは、戦後基地反対運動の先駆けとされる内灘闘争の写真やムシロ旗、
鉄板道路などが、その当時を伝えています。
内灘の浜に座り込んだ地元の人たちの写真は、この海を守りたいという必死の想いを伝えています。
その写真の前からは、しばらくは動けませんでした。
また、内灘独特の大きな凧など民芸品も展示されています。
学芸員の中江麻代さんの内灘の歴史や展示物についてのお話から始まり、
エッセイを書くにあたってのあねざき しょうこ さんのお話
そして、「手取川橋」「濁澄橋」「内灘大橋」の三つの橋を語りました。
ギターは、大川 陽一さん
あねざきさんの言葉、
”橋を渡るとは、生きぬくことかもしれない”
橋を渡って、私は語りの旅を続けようと思います。
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