3月4日は、語りと人形舞による「夜咄」(よばなし)でした。
人形舞は、宇都宮千佳さん、
「夜咄」は炉を使う冬、18時ごろから行われる茶会です。
極寒の冬、夜の灯火のなかで行われる夜咄の茶会をテーマにした幻想的な物語を
宇都宮千佳さんの人形舞と本田和の語りで表現しました。
会場は、和の時空町屋塾、2階古志庵。
お客様には、まず、薄茶と和菓子を召し上がっていただいて、
「夜咄」の世界に入っていただきました。
炉が切ってある和室、日本蝋燭、掛け軸、
床の間には、語りにでてくる白い椿。
何もかもが夜咄の幽玄の世界を創っています。
語りの私はそのなかにただ存在している・・・という気持ちでした。