暑い!一日になった。
熱中症で倒れた人もたくさんいるらしい。
中学生時代は、テニス部。
毎日毎日、テニスにあけくれた青春だった。
その頃は、トレーニングのなかに「うさぎ跳び」が入っていた。現在では膝を痛めるとかで、してはいけないトレーニングなのに。
テニスコートをうさぎ跳びで何週かしたあとは、足ががくがくして歩けなかった。
夏休みなど、学校が休みのときは、一日中テニスができるので嬉しかった。
でもその頃は、喉が渇いても、水やお茶は飲ませてはもらえなかった。水分を取るとバテててしまう、と信じられて?!いたから。
コーチから許されるのは、食事のときは別として、10時と3時の休憩のときの麦茶のみ。それも塩が入っていて、とても美味しいとは言えなかった。
現在ではもちろん、水はたっぷりたっぷり飲むことが大切。
お茶当番に当たると嬉しかった。
お茶を入れてもらいに大きなヤカンをさげて校務士さんの部屋に行くと、校務士さんが、“かわいそうに”といって、内緒でお茶を飲ませてくれた。砂漠の中でありついた水って感じ。校務士のおじさんの優しい声がいまも聴こえる。
夏休み初日に、暑さに負けたのか、貧血を起こしてふらふらとコートに座り込んでしまった。
「日ごろの練習が足りない証拠だ」とコーチの声が、遠くのほうで聞こえた。
しんどかったこともあるけど、それより、朝から夕方までテニスができるのが嬉しくて嬉しくて。
もうひとつ嬉しかったのは、休み中は近くのうどん屋さんからうどんを注文してもいいこと。
練習が終わった夕方、上級生も一緒にそれぞれにうどんを注文して、うどんを食べながら、みんなで、トランプのナポレオンをして楽しんだな・・・・
暑い夏の思い出がどんどん浮かんでくる。
もう、8月中旬。
昼間は暑いけど、夜になると、虫の音がにぎやかに聴こえる。
風も心地よく、ひんやりとしてきた。
確実に、夏から秋に向かっている。
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CD<セロ弾きのゴーシュ>~本田 和・語りの世界~
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3.語り&チェロ
「セロ弾きのゴーシュ」宮沢賢治 原作、宗像 和 構成・作曲
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2,000円(税込み)
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