「深夜特急・インド」(沢木耕太郎・著)金沢公演終わる

201311月shinyatokkyuuomote11月11日(月)本田 和の語り~「深夜特急・インド」金沢公演(沢木 耕太郎・著) は、無事、終了しました。

人は旅をする。だが、その旅はどこかに在るものではない。旅は旅をする人が作るものだ。
―――――― 『旅をする力~深夜特急ノート』に綴られた沢木耕太郎さんの言葉です。

ずっと前から、何度も何度も読んだ「深夜特急」
「深夜特急」を、是非、語りたいと願ってから、何年たったのだろうか・・・

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”本田和の語り”シリーズのプロデュースをしていただいている森田さんから、
「次は、深夜特急を語ってみないか」との提案があったとき、
嬉しくて、しばらく、茫然としてしまいました。
・・・と同時に、自分に語ることが出来るだろうか・・・と怖かった。
一昨年、2012年の夏のこと。

それから、すぐ、「深夜特急」を語ろうと決め、準備に取り掛かり、
2013年の11月、金沢公演となりました。

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この作品を語るということを通して、これまでの自分でなく、新しい自分の語りに近づいたような実感を持つことができました。

練習しながら、私の語りに関わって、いままで、いろいろな人に言ってもらった言葉の数々が浮かんできました。
少しずつ、手ごたえを感じながら、「深夜特急」の世界に近づいていく・・・・わくわくする日々でした。

インドの空気を感じながら、沢木耕太郎さんと同じように辿って行く・・・
そのうち、生きること、死、性・・・・人が内に持っているものに触れてしまう日々でした。
生と死がごく当たり前に隣り合わせで存在しているインド。

身体の内に深いものを突き付けられたようで、身体が壊れそうなしんどい日々もありました。
それを通り抜けたと感じたときの身体中がすーっと透明になったような感覚、忘れられません。

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チェロ林口 眞也 さんとは、数え切れないくらいご一緒しています。
今回も!
言葉と音、どっちが言葉でどっちが音か・・・と思うほど溶け込んでいるようです。
回を重ねるごとに、呼吸が合っていくのがわかります。
合わせ練習をするのが、楽しくって・・・

プロデュースは、森田 正明 さん
       デザイン、斉藤 慶 さん
         音響、新谷 美樹夫 さん
         照明、宮向 隆 さん

いつもの頼もしいメンバーです。

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チラシを見た神戸の友人Tさんが、お便りをくれました。
Tさんは、以前、インド・ベナレスを旅し、ガンジス川で沐浴をしたとのことで、そのときのことを書いてくれました。
私のチラシを見て、この風景は、ベナレスのガンジス川だとわかったそうです。
そして、インドを旅した鬼海弘雄さんのポストカードが入っていました。

金沢公演の次は、神戸・六甲公演。
「深夜特急・インド」に、どっぷり浸っている日々でした。

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金沢公演の会場は金沢市民芸術村PIT2ドラマ工房
                    (金沢市大和町1の1)

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新年おめでとうございます

新年おめでとうございます。
気持ちを新たに、今年も語り続けていきます。

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女子会!?

女子会!?
美味しいお料理&お酒&おしゃべりで
乾杯!

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星が丘学園・ライブ

IMG_0493昨年に引き続き、今年も大阪・枚方・星丘の星ヶ丘学園 "秋のフェスタ”で語りました。

今年のフェスタのテーマは、"ソ・ソラ・空・宙”
そのなかの11月2日(土)14:00~15:00に
"語りとピアノのひととき“

【語り】祭の晩(宮澤賢治)
犀川、ふるさと(室生犀星)

【ピアノ】♪学園に遊ぶ動物たち♪
「かっこう」、「小犬」、「蜂」そして・・・

ピアノ;篠原 美樹子  さん

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会場 は、 星ヶ丘学園・ギャラリー(枚方市星丘2-11-18)

星ヶ丘学園は、木造の建物。
中に入ると、あったかい木のぬくもりに包まれるようです。
そのなかの一室にギャラリーがあります。

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学園長の中山さんが、学園の庭の柿の枝で、素敵なアレンジをしてくださいました。

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幼い頃が蘇ってくるような建物のなかで、
幼い頃のわくわくするようなお祭りの風景が浮かんでくる「祭の晩」を語りました。
小学校のときのクラスメートが、電車を乗り継いで、聴きに来てくれました。
同じお宮さんのお祭に行っていた友だち。
語りを聴きながら、子どもの頃の祭りの風景を思い出したとのこと。

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学園のなかには、「手ぬぐい屋さん」もあるのです。
11月17日のおたより<素敵な手ぬぐい屋さん>をどうぞ!

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この冬の初スキー!

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この冬の初スキー!
いよいよ、スキーシーズン到来。

冬ごもりなんてしていられない!
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メリークリスマス!

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メリークリスマス!

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古典を“奏でる”~語りと琵琶の宵in金沢市立玉川図書館

IMGP0705夜の図書館・閲覧室って、不思議な空気が漂っています。
開館時間が終わり、人が出て行ったあと、
並んでいる本の中から、本に登場してくる人たち・ものたちが、次々に脱け出してくる・・・みたいな。

そんな夜の閲覧室での語り&琵琶のひとときでした。
閉館したあと、この「語りと琵琶の宵」が開かれました。

金沢市立玉川図書館は、街の真ん中、レンガ造りの雰囲気のある建物。
天井までの高いガラス窓と沢山の本に囲まれて、
11月1日の「古典の日」にちなんで、数々の古典を語りました。

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古典の言葉は、まるで、音楽みたい。
声に出していると、とっても心地いい。
語りながら、ああ、気持ちいいな~~~って思います。

11月1日(金)19:15~20:15
彩りある古典を愛でるひととき 
「古典を“奏でる”~語りと琵琶の宵」

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「耳なし芳一」
「古典を“奏でる”~源氏物語、おくのほそ道、竹取物語、ほか」

琵琶演奏は富樫 霞雪 さん 

主催;金沢市立玉川図書館
会場は、金沢市立玉川図書館1F公開ホール
(金沢市玉川町2-20)

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語りのひととき~詩や物語を聴いてほっこり

IMG_042110月19日(土)13:30からは、富山県の小矢部市で、語りのひととき~
"詩や物語を聴いてほっこり” でした。

小矢部の山が見えるのどかな田園風景のなかの北川家のお座敷で。
立派な床の間、仏壇、青い壁・・・・大きなお屋敷です。
ここで語るのは、今回で3回目になりました。
同じ高校の同窓生の方々が企画された"ほっこり”とした語りのひととき。

この春、このひとときで語ったあと、企画のメンバーのなかのお一人が亡くなられたのです。
そのTさんへの追悼をこめて、春に引き続き、このひとときを企画されたということです。

2回ともTさんが坐ってらした右の後ろの隅。
今回も一緒に聴いて下さっているようでした。

遠い空の彼方に行ってしまったTさんへの想いをこめて、
銀河鉄道の夜」(宮澤賢治・作)
を語りました。

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"わくわく・うきうき”列車

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11月始めに京阪電車の交野線に乗ろうとしたら・・・・びっくり!
機関車トーマスのお友だちのパーシー列車!!
車内放送もパーシーの声。
一人でうきうきしていました。

帰りに京都駅に着き、サンダーバードを待っていたら・・・
谷口ジローさんデザインの「スーパーはくと」が目の前に。
鳥取、倉吉に行きたくなる~~~

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本田和・語りの会 in くりから

IMG_0384このところ、語りが続いている。
10月12日(土)13:30からは、 本田和・語りの会刈安公民館くりから学級 だった。
会場は、石川県津幡町刈安コミュニティプラザ

富山に向かって車を走らせ、倶利伽羅峠の手前、山に囲まれたところ。
倶利伽羅古戦場も近くにあります。

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倶利伽羅古戦場がすぐそば、ということもあって、耳なし芳一をメインに語りました。
耳なし芳一
つつじの乙女
竹取物語

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事前に打ち合わせに伺うと、なんとなんと、館長さんは、私がいつも語りの衣装を作っていただく三菜さんのおじさんだということがわかった。
そのうえ、主事さんは、だいぶ前に、私が金沢市立泉野図書館で語ったときに聴きに
来てくださったということも分かった。
そのうえ、直接、公民館に私のことを伝えてくださったのは、小矢部での語りを企画しているSさんの友人。

主事さんは、素敵にステージを素敵にアレンジしてくださいました。

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人と人って、繫がっているんだな~~とあらためて思いました。

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