小矢部・観音寺ライブ

観音寺秋の陽射しがきらきらとこぼれる10月26日の昼下がり、
富山県・小矢部市にある由緒あるお寺・観音寺の本堂で、語りとフルートのコンサートライブだった。

“夢を綴る~語りとフルートの織りなす幻想の世界”

フルート; 上野 賢治  さん と一緒に。
小矢部・観音寺ライブ・チラシ

本堂は、不思議な空間・・・地元の中学・高校の同窓生の人たちが企画されたコンサート。
住職さんも同じ同窓生・・・ということで、みなさん、まるでクラス会みたいに盛り上がっていた。
「・・・くん」「・・・ちゃん」って呼び合っている声が聴こえてくる。
五十ン歳(なんだそうな・・・)の方々・・・
みなさんのお顔、なんだかほろっとして(うまく言えないけど)
きっとあの頃はこんなお顔をしてらっしゃったんだろうな・・・・
・・・・そんな時代の顔つきに戻ってるみたい。

地元の方々の“熱気”って、いいなあ~と感じることの多い10月だ。
大人は誰でも昔は子どもだった・・・
誰でも持っている“子どもの時代”
・・・そんな 子どもの頃へ想いをはせて ・・・というテーマで語った。
お寺の本堂は、日常からすーっと、懐かしい子どもの頃に連れて行ってくれる空間だ。本堂は素敵な空間

静かな静かな小矢部の町
すぐ後ろの山の紅葉も楽しんだし
おいしい小矢部の秋のお菓子の数々もおいしかったし・・・・
おいしいお茶も点てていただいたし・・・・
秋がたっぷり・・・・の日だった。

受付に飾ってあった花
<画像をクリック!>

カテゴリー: , 語り, 音楽 | 小矢部・観音寺ライブ はコメントを受け付けていません

石川県立松任学校・文化祭ステージで・・・

指でこしらえた窓の中に見えるのは・・・・23日、石川県立松任高等学校の文化祭にゲスト出演した。

フルート; 上野 賢治  さん と一緒に。

会場は、白山市・松任市民会館大ホール。
ここは、JR松任駅近く、緑豊かな“おかりや公園”の横にある。
高校1年生から3年生まで全校の生徒さんたち・・・・
生徒会の人(・・ひょっとしたら、放送部の人かな・・・)の司会で始まったステージ。
先生がた、生徒さん、会館のスタッフの方たち・・・・
事前打ち合わせ、リハーサル、本番と
きめ細やかな準備をして下さったおかげで
幻想的な語りとフルートのステージが生まれた。
生徒会の人から花束をいただく
高校生さんたちの溢れる生命力に触れることが出来て
とっても気持ちがよかったなあ・・・・

その夜は・・・
ファンタジーの世界からガラリと変わって、
不思議な夢の世界へ。
またフルート・上野 賢治 さんと・・・・
メロメロポッチ  ライブ
弦奏の夜・語りと(今回は)フルートの夜
夏目漱石作「夢十夜」より五つの夜
~不気味な夜、怖い夜、切ない夜・・・・
メロメロポッチの入り口 
メロメロポッチ (金沢市下近江町68BF、くすりのキリン堂横の地下)にて
<画像をクリック!>

カテゴリー: 学校, 語り, 音楽 | 石川県立松任学校・文化祭ステージで・・・ はコメントを受け付けていません

語りとクラシックギターの宵 in かないわ銭五

銭五のホール金沢から海に向かって二里(!!)ばかり行ったところに、金石<かないわ>という町がある。

金沢の犀川のほとりで生まれた室生犀星は、1年余りを、この金石の尼寺の二階で過ごした。そして、金石の町、人、海・・・を詠んだ詩をたくさん作った。

また、金石は、銭屋五兵衛の町としても知られている。
寺がたくさんあり、また、昔ながらの家も残っている静かな町。

銭五の建物その金石の若い人たちが中心になって作られている 金石の地域づくりを考える懇話会  
その活動の場のひとつが、 “かないわ銭五” 
ここは、以前は警察署だったそうだ。レトロな建物で、なかは、ホールになっていて、カウンターもあるし、ホールの後方には、二階から降りてくる素敵な階段もある。
暗くなると、建物の外にはランプが点いていた・・・・

その金石の地域づくりを考える懇話会主催の “語りとクラシックギターの宵” は、18日夜だった。
照明も音響や会場設営も、その会の方々の手によるものだった。
クラシックギター・谷内直樹  さん と

ステージこの金石の地にちなんで 「犀星の綴る金石の情景」  や 「智恵子抄」 などを語った。

地域の皆さんの強い活気・熱気を感じさせてもらった宵だった。
人と人との繋がりが薄くなってきているこの頃、こんな空気があるのは、うらやましいな・・・
<画像をクリック!>

カテゴリー: 語り, 音楽 | 語りとクラシックギターの宵 in かないわ銭五 はコメントを受け付けていません

百ぴきのねこに囲まれて・・・

ねこたちに囲まれて・・・秋がいっぱいの11日、百ぴきのねこに囲まれての語りだった。
ねこの作品を描き続けていらっしゃる 倉下眞澄 さんの作品展“百ぴきのねこまつり”のなかで。
北陸中日新聞より
毎年、ねこのカレンダーを創っている倉下さんが、秋、そのカレンダーの原画展をされている。
ねことともに、そのときどきの倉下さんの言葉が作品になっている。
今回は原画やそのほか衝立仕立てになっている大きな作品もあった。

ギャラリー彩華今回の会場は、倉下さんのお友達の 九谷焼作家・山元弥生 さんの “ ギャラリー彩華 
大きな樹々に囲まれた古民家。

玄関では、ねことコスモスが迎えてくれる。
ねことコスモスが迎えてくれる

古民家は、語る声がとっても優しく響く。
ねこたち、古民家・・・なので、ねこにまつわる物語、里・里山・奥山の民話や物語のほか、和の雰囲気にぴったり・・・と思って、芥川龍之介・作「 蜘蛛の糸 」。

心配していた雨も上がり、のんびりゆったりと時間が流れた秋の日
<画像をクリック!>

カテゴリー: アート, 語り | 百ぴきのねこに囲まれて・・・ はコメントを受け付けていません

静かな静かな~~里山の秋

青空の下の架かけ先日、打ち合わせのため、谷間にある金沢の釣部町の 蛍庵   に行った。
里山はすっかり秋。
青い空、白い雲、架掛け。
のんびり、ゆったり時間が流れる。

蛍庵のすぐそばには神社がある。
白山神社って書いてあった。
でもこの階段を登るのは、きつそう。急だし、数え切れない段がある。
白山神社

蛍庵は、古民家。
打ち合わせをしていると、家のどこかから、大きな音、声が聴こえた。
なんだろう??と思っていたら・・・・トイレにミツバチが巣を作ったので、それを取っているのだそうだ。
ビニール袋に入れたミツバチの巣を見た。琥珀みたいな蜂蜜色をしていた。(当たり前!?) ミツバチが、怒って、ぶんぶん飛び回っている。
「クマがミツバチの巣を狙ってやてくるから」と近くの人が言っていた。

もうクマが出没する季節になったんだな・・・
<画像をクリック!>

カテゴリー: 自然 | 静かな静かな~~里山の秋 はコメントを受け付けていません

“カラクリン”

先日、大阪・堺で、不思議な世界に遊んだ。

それは、造型作家・井村 隆さんの作品 “カラクリン”が創った世界。
モーター、歯車や銅やアルミニウムなどいろいろな金属を使ってできた魚や昆虫や鳥が、静かに、泳いだり、歩いたり、飛んだりしている。

大阪で画廊をしているFちゃんに誘ってもらって、観に行った。
堺の市役所のエントランスホールに、白い布で囲ってカラクリンのための特別の空間が造られていた。
そのなかを、不思議な魚や鳥や虫たちが、ゆっくりゆっくりと、動いている。
そんな、静かな静かな空間に入り込んだ。
そこだけ違う時間が流れているみたいだった。

ライトに照らされて、白い布に、魚や鳥や虫たちが照らし出されると、とたんに、にぎやかになった。虫たちがおしゃべりしているような・・・鳥の羽ばたく音が聴こえるような・・・・。

もう一度、行きたいな・・・カラクリン

不思議な世界。

カテゴリー: アート | “カラクリン” はコメントを受け付けていません

秋!

ムラサキシキブやっと秋の爽やかな日に会えた。
空には鰯雲
百舌の高鳴き
肌寒いような日もあり、暑い夏から一気に秋になったような気がする。

・・・なんて言っていても、ひょっとしたら、また汗ばむ日もあるのかな。

ムラサキシキブが鮮やかな色になった。 
<画像をクリック!>

カテゴリー: 自然 | 秋! はコメントを受け付けていません

蒸し蒸し・・・・

台風の影響で蒸し蒸しした一日。
何かの草のアレルギーもあるらしく、身体がボアッっと膨張しているような感じでだるい。
春のスギ花粉のときはこんな感じなんだけど、秋に?!?!

花粉対策にと、春先に知り合いのお店で特別に調合してもらったアロマミックス。
これをティッシュにしみこませたのをマスクに隠して、やっと鼻が楽になった。
それに花粉対策用のハーブティも。

春の苦しさが、またこの季節に来るなんて・・・・

カテゴリー: おたより | 蒸し蒸し・・・・ はコメントを受け付けていません

雨上がりのアサガオ

雨上がりのアサガオ
おかしな夏が、だんだん終わりに近づいている。
梅雨が殆どなく、夏に突入。
7月終わりに、凄まじい暑さが続いたし、
激しい雨の日もあった。
その後、もう暑さは越えたかな、と思う日々・・・
虫の声も聴こえ始めたし、
まさか、このまま、秋になるのでは・・・
アサガオが一生懸命?!咲いている。

ツクツクボウシが鳴いています・・・・
雨上がりのアサガオ

*** *** *** *** *** ***   
うぐいす姫CDジャケット本田和とキャッシー・スパニョーリによる
日本語と英語の掛け合いの語りのCD
 
 “ふたつの声の物語” 
CD<うぐいす姫>
発売中

“音楽のように美しく調和する二つの声” をお楽しみ下さい。

日本語を母国語とする人も、
英語を母国語とする人も、
物語を楽しめます。

また英語を学んでいる人にも、
日本語を学んでいる外国の人にも、
お勧めします。

詳しくは、HP内 CD<うぐいす姫> を!!

  *** *** *** *** ****

カテゴリー: 自然 | 雨上がりのアサガオ はコメントを受け付けていません

メロメロポッチ・ライブ第15夜

近江町市場、・・・・・もう“市場”ではなくなってしまうのだろうか。

魚や野菜を見ながらキョロキョロ歩いていたら、人にぶつかってしまうあの雑踏、
聴こえるのは威勢のいい、時には怒鳴るような店の人の魚や野菜を売る声、
たくさんの人の足音、喧騒、
エネルギーの塊みたいな混沌さ・・・
そんな“市場”という空間は魅力なんだけどなあ・・・・

メロメロポッチの入り口ビルになってしまう近江町市場の隅っこの地下に
いまもメロメロポッチは存在する。

その メロメロポッチ  ライブ弦奏の夜・語りとクラシックギターの夜” は、8月28日夜。
偶数月の第4木曜日の“語りとクラシックギターの夜”は、この8月に第15夜 を迎える。

夏の宵は、サン=テグジュペリ作 「星の王子さま」
“・・・ 心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。
かんじんなことは、目に見えないんだよ” 
  (「星の王子さま」 より)

いつもの  谷内直樹 さんと
バリオス作曲「郷愁のショーロ」 「マドリガル・ガボット」 「最後のトレモロ」 ほかのクラシックギターとともに

メロメロポッチは、金沢市下近江町68BF、くすりのキリン堂横の地下
2,000円 (ワンドリンク付)

8月13日は、ペルセウス座流星群のピークだったとか。
気が付いたのは、2日後。
夜、あわてて空を見ていたけど、曇っていたせいもあって、雲の間から、流れ星かな??と思うようなのが一つ。
満月だったので、余計見えにくかった。

今度は、白鳥座の流星群が見えるとか。
星・星・・・の8月。

カテゴリー: ライブハウス, , 語り, 音楽 | メロメロポッチ・ライブ第15夜 はコメントを受け付けていません