「和」の印

いま、目の前に、「和」の印がある。
古代文字の「和」
書家・;池多 亜沙子 さんの作品。

池多さんに教えてもらったとおり、印泥を購入。
いつもの朱肉を使うときのクセが身についていて、思いっきり印泥に押し付けてしまったら・・・・
べたっと付いてしまった。
優しく柔らかに、印泥に付けるものなんだろうな・・・

嬉しくって、手紙、名刺・・・・いろいろなものに「和」印を押している。
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CD[セロ弾きのゴーシュ」ジャケット “三つの音が調和する 幻想的な語りと音楽の世界” 
本田 和の2枚目のCD、完成・発売中

CD<セロ弾きのゴーシュ>~本田 和・語りの世界~

1.語り&チェロ
蜘蛛の糸」芥川龍之介 原作、宗像 和 構成・作曲
2.語り&クラシックギター
智恵子抄」高村光太郎 作詩、宗像 和 構成・作曲
3.語り&チェロ
セロ弾きのゴーシュ」宮沢賢治 原作、宗像 和 構成・作曲

ジャケット裏

語り・ものかたり人;本田 和、チェロ;林口 眞也、クラシックギター;谷内 直樹

2,000円(税込み)

リーフレット試聴できます(タイトルをクリック!)
蜘蛛の糸
智恵子抄
セロ弾きのゴーシュ

詳しくは、CD<セロ弾きのゴーシュ>~本田和・語りの世界~

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一枚目のCDは・・・
  
うぐいす姫CDジャケット

本田和とキャッシー・スパニョーリによる日本語と英語の掛け合いの語りのCD
 
 “ふたつの声の物語” 
CD<うぐいす姫>
発売中

“音楽のように美しく調和する二つの声” をお楽しみ下さい。

試聴できます<その1>「うぐいす姫」より01 トラック 1
試聴できます<その2>「うぐいす姫」より02 トラック 2
試聴できます<その3>「鬼は外」より03 トラック 3 

日本語を母国語とする人も、
英語を母国語とする人も、
物語を楽しめます。

また英語を学んでいる人にも、
日本語を学んでいる外国の人にも、
お勧めします。

詳しくは、HP内 CD<うぐいす姫> を!!

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スノーグース(白雁)

5月24日の メロメロポッチ ・ライブ
弦奏の夜・語りとクラシックギターの夜・第35夜>は、
ポール・ギャリコの作品「スノーグース(白雁)」を語った。

この作品は、渡り鳥スノーグースが結ぶ画家と少女の物語。

画家・ラヤダーは、愛する少女と別れて、ひとり、小さな舟で出かけていく、
ダンケルクに向かって。

ギャリコの「スノーグース」という物語は、“ダンケルクの戦い”が舞台になっていく。
そして実際にあったいわゆる“ダンケルクの奇跡”にそって物語が進んでいく。

ずっと前に、第二次世界大戦の発祥の地・ポーランドのベステルプラッテを訪ねたことがある。
バルト海に面した街だ。

ここベステルプラッテから始まった戦争が、ドーバー海峡のフランス側の地・ダンケルクでの戦いに繫がっていく。

クラシックギター・谷内直樹 さんの演奏と一緒に「スノーグース」を語りながら、
あの日に見たベステルプラッテの海が浮かんできた。

画家・ラヤダーの小さな舟が受ける波の音が聴こえてくるような気がした。
メロメロポッチの入り口
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「きつねの窓」を語る

自分の子ども時代を懐かしく想うことが多くなったこの頃。

夢の中で遊んでいる原っぱが、クローバーの甘いがしていたり(・・・ような気がした)、
小学生の頃遊んだれんげ畑や菜の花畑だったり。

先日、友達と一緒に、神戸の摂津本山駅を下に向かって
(このあたりでは、海に向かうことを“下に向かう”という)
歩いていたとき、
横の川を見たとたん、
“この間夢の中で見た川は、この川だった”と気がついたり。
そこは、ティーンエイジのときに、毎日通った川沿いの道だった。

(いまはコンクリートでがっちり固められた川、その日は、2匹のうり坊のいるイノシシファミリーが、川岸で昼寝していた)

まだまだ、きりがないくらい。

そんな“自分の子ども時代を懐かしむ”気持ちが、「きつねの窓」を語るときに自然と入っている。

“僕が、ある日、山道を歩いているうち、いつのまにか、青いききょうの花畑に迷い込み・・・・そして、ききょうの花の汁で染めた指でこしらえた窓のなかに・・・・懐かしい風景が見えてくる・・・”

長い間、語っている「きつねの窓
そんな想いが、年々、自分のなかに、静かに、深く、しみじみと沁みこんでいるように思う。

また、「きつねの窓」を語りながら、
自分自身の子ども時代を懐かしく想う気持ちが、ますます強くなっていくようだ。

その時代があったから、いまの自分があるんだなあ。
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モズが残した巣・・・・

巣立ちしたら、もう、巣には戻らないということを、始めて知った。

モズのヒナが巣立ちしてから11日後
初めて巣を覗いてみた。

草やビニール紐などで作ってある。
あれほど毎日にぎやかだったのに、いまは静か。
こうして残された巣を見ていると、よかった!という安堵とともに、
ちょっぴり淋しい。
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いよいよ明日、星野道夫のアラスカin神戸・六甲

「“本田和の語り~星野道夫のアラスカ」神戸・六甲公演は、いよいよ、明日!
緑あふれる山懐のホール&ギャラリー里夢にて。

是非、聴きにおいでください!

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“おめでとう!” モズの巣立ち

6月のはじめ、モズ2羽が盛んに、庭のユズの木に出たり入ったり。

気がついたら、ピーピー、ジャージャーとかわいい声が聴こえた。
6月10日だった。
巣はどこにあるのか、全く分からない。
もちろん、ヒナの姿は見えない。親が近づいたときだけ、声が聴こえる。

そして、18日に巣立ち。
よたよた、よろよろ、ふらふらとしか飛べないのに。
人間以外の生き物の世界は厳しい。

でも、巣立ちって、ハレの日のようで、“おめでとう!”って声を掛けたくなる。

どうも、一度、巣から出たら、もう戻らないらしい。
そばの木に必死に止まっているけど、巣に戻った気配はない。
エサは自分ではまだ取れないらしく、親が虫をくわえて飛んできている。
そして、そのあとは、しばらく、高いところから見守っている。
ヒナは、疲れたのか、繁みの中で眠ったりしている。

カラスや猫に襲われないように・・・
車に轢かれないように・・・・
無事に一人立ちするように願っている。
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“本田和の語り”~「星野道夫のアラスカ」神戸・六甲公演

“白熊、ザトウクジラ、オーロラ・・・
写真家・星野道夫が見つめ続けたアラスカ
本田和の語り、今回は大自然と命の物語です

本田和の語り”~「星野道夫のアラスカ」神戸・六甲公演は、
今度の日曜日6月24日
午後2時から。
会場は、神戸・六甲・音楽ホール&ギャラリー里夢SATOM
(神戸市灘区曽和町1の4の2のB1)

『日々生きているということは、あたりまえのことではなくて、
実は奇跡的なことのような気がします』 
 
(星野道夫・著『旅をする木』より)

ずっと前に、星野道夫さんのエッセイ集『旅をする木』を読んだときから、
この言葉は私の身体の中に残っている。
そして、折々に、よみがえってくる。

星野道夫さんの言葉は、星野さんが実際に観た・聴いた・感じたことから出てきたものだと思う。
だから、言葉が実体を持って伝わってくる。
深く、そして、しみとおるように。

「星野道夫のアラスカ」は、星野さんの著書『旅をする木』を語りとチェロで表現し、
星野道夫さんの生きてきた道を辿るひととき。

チェロ演奏は、林口 眞也  さん

写真提供;星野道夫事務所
題字;池多 亜沙子 さん

プロデュース;森田 正明 さん
デザイン;斉藤慶デザイン研究所

フラワーアレンジメント;宮崎 陽子 さん

チケット;前売り・2,000円(当日・2,500円)
主催;きくはなすの会
お問い合わせ;090-2373-5458 きくはなすの会
       090-7768-0439 宮崎 陽子

星野道夫さんの生きてきた道を、一緒に辿ってみませんか。
ご連絡いただければ、受付に前売りチケットをお取り置きさせていただきます。

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星野道夫・著「旅をする木」

本田和の語り”~「星野道夫のアラスカ」は、
星野さんのエッセイ「旅をする木」を構成して創った。

”本田和の語り”のたびに撮影をお願いしているのは、
写真家沢麻美さん。

彼女とは、不思議な縁で繫がっている。
以前、私がT中学校の授業に入り、語りをしたとき、
そのクラスに沢麻美さんがいた。
当時のT中学校のK先生からの依頼だった。

それから、何年もたって・・・・写真家さんを探していたとき、
たまたま出会ったK先生が、教え子さんに「写真家になった人がいるよ」と紹介してくれたのが、沢麻美さん。

そして、彼女との2度目の出会いが始まった。

そうして・・・またまた、嬉しいことが!

沢さんが中学生のとき、いい本があるよと、K先生からプレゼントしてもらったのが、星野道夫さんのエッセイ「旅をする木」のハードカバーだったのだそうだ。

語りを聴いているうち、「旅をする木」のなかの言葉だとわかって、撮影しながらびっくりしたそうだ。
そして、嬉しかった・・・とのこと。

縁はどこかで繫がっている。
不思議でもなんでもないのかも。

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「星野道夫のアラスカ」~北陸中日新聞より


本田和の語り”~「星野道夫のアラスカ」
北陸中日新聞2012年5月18日付け記事より
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“本田和の語り”~「星野道夫のアラスカ」金沢公演終わる

本田和の語り”~「星野道夫のアラスカ」金沢公演は、5月17日に終わった。

星野道夫さんのエッセイをもとにして、“星野道夫さん”を、星野道夫さんの辿ってきた道を伝えた。

星野さんが書かれたエッセイを声に出していると、
そのひとつひとつの言葉から“星野道夫さん”を生き生きと感じられる・・・・というより、感じる。

星野さんのひとつひとつの言葉が、語っている私の身体の中に、
すーっとしみ込むように入ってくる。

星野さんの言葉が、そのまま星野道夫さんという人にぴったりと重なって・・・

ひとつひとつの言葉に、“星野道夫さん”が、確かに存在している。
星野道夫さんを辿った70分だった。

星野直子さんにお目にかかりに市川まで出かけ、実際に直子さんとお話できたので、
より身近に、星野道夫さんを感じることが出来たように思う。

チェロは、もう何度もご一緒している林口 眞也 さん
林口眞也さんが奏でるチェロと言葉がとけ合い、一緒に語り、一緒に奏でているという実感があった。

照明は、宮向 隆 さん
音響は、新谷 美樹夫 さん

写真提供;星野道夫事務所
題字;池多 亜沙子 さん
プロデュース;森田 正明 さん
デザイン;斉藤慶デザイン研究所

そして、たくさんの仲間に助けていただいた。
心から、“ありがとうございました”

6月24日は、神戸・六甲公演!
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