宵の家・・・

新幹線~北陸線の特急列車を乗り継いで出かけた。

夜、列車の窓から外を眺めていた。
夜の新幹線は、眺めるなんてものではなく、何があるかもわからないままに過ぎてしまう。

北陸線は、家々の灯りやネオンサインなどははっきりと見える。

小さい頃のことを思い出した。
両親と一緒に電車に乗って出かけ
帰りは夜になり、疲れて、眠くなって・・・蒲団が恋しくなり・・・

電車から見える家々の窓からは、ほんのりと明るい。
ほんのりとしたあったかそうな灯り~もちろん白熱灯~
あの灯りの下で、家の人たちは、晩ご飯を食べたり、布団に入って寝転んでいたりしているんだろうな・・・
早く帰りたいな・・・
そんなほんわかとしたものに包まれている窓から見える灯りの家の人たちが、とてもうらやましかったのを覚えている。

新幹線は、そんなことを考える間もなく、列車は超スピードで通り過ぎてしまうけど。

あのあったかい灯り、いまでも目に見えるし、思い出すだけで、胸のあたりがほっとあったかくなる。

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“あなたへ~「恋文」”ビッグ・サプライズ!

16日の本田和の語り・“あなたへ~「恋文」”の公演のときは、いろいろな人に助けてもらった。

青山保さんの楽器の運搬をしてくださったKさん、
楽屋に、みんなの夕食・ドリンク・お菓子などをすべて整えてくれたあきちゃん、・・・テーブルにはお花も飾ってくれた。
自分の仕事の前に、受付まわりの準備をし、リハーサルもつきあってくれたのりちゃん、
受付は、いつもの頼もしいあきちゃん、しづかちゃん・・・・

みんなみんな、ありがとう!

そして、お客様が帰られて、静かになったところで・・・
プロデューサーの森田 正明 さんが、大声で、
「みんな、もう一度、会場に入って」

なんと! 
ビッグ・サプライズ!!

助けてくれたみんなが、
青山さんと私に、花束をプレゼントしてくれた!!

そのステージのテーマカラー・ショッキング・ピンク的な赤のイメージの花や実の花束を!

ひとりじゃない、
みんなに、みんなに包んでもらっている・・・
そんな気持ちが身体いっぱいになった。
“ありがとう”しか、言葉は出なかったけど、気持ちははちきれそうだった。
“ありがとう!”
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“あなたへ~「恋文」”金沢公演終わる

本田和の語り・“あなたへ~「恋文」”
金沢21世紀美術館 での公演が終わった。

ピアノとシンセサイザーの青山 保 さんの音を身体で感じながら語り、
青山さんも、おそらく、私の言葉を感じながら奏でてくださったのだと思う。
・・・・そんな実感がある。

息を合わせて、声を出し、音を奏でる・・・ということの面白さ、楽しさを身体中で感じたライブだった。
言葉と音楽で紡ぎ出されたステージ・・・になった。
コラボレーションの醍醐味を味わうことができ、最高に気持ちがいい。

聴いてくださった方々にも楽しんでいただけたと思う。

ライブのあとで、
“手紙を書きたくなった”
“こんな距離の恋愛っていいな”
などという言葉をいただいた。

ショッキング・ピンクがテーマカラーになっていたので、
ブルーが大好きで、ブルーからなかなか抜け出ることができなかった私としては、画期的(!?)な紅色の衣装を、衣装の深村 泰子さんが用意してくれた。

衣装だけではなく、いままでのと違う、新しい“本田 和”になったと思っている。
これからも<本田和の語り> をいろいろな場で続けていきたい。

ピアノの青山保さん、
リーフレット・プログラムの書を書いてくださった書家・池多 亜沙子さん
ありがとうございました。

いつもの頼もしい仲間、
プロデューサーの森田 正明さん
舞台監督、音響の新谷 美樹夫さん
照明の宮向 隆さん
リーフレット、チラシ、ポスターそのほかの制作協力の斉藤慶デザイン研究所のみなさん
衣装の深村 泰子さん
撮影は、沢 麻美さん
そのほか、たくさんの人に助けていただきました。
一緒にステージを創ることが出来て嬉しかった!
ありがとうございました。

手紙を書くというゆったりとした時間の流れを感じていただけたら嬉しい。

手紙の持っているゆったりとした時間の流れは、ふっくらとした、どこかほっとするものを感じさせてくれる。
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青山保さんとの合わせ~恋文


ピアノの青山 保さんとの “あなたへ~「恋文」”
途中、ティ&お菓子タイムをはさんで4時間30分、ぴっしり合わせをした。
外は、ときおり、みぞれまじりの冷たい雨。

ちょっと洒落ていて、軽やかで、楽しく、それでいて、しっとりとしていて、じーんと心に響くものがある・・・・

語りながら、そんなことを思った。ピアノのメロディがその気持ちをふーっと盛り上げてくれたり、鎮めてくれたり・・・

声に出しながら、自分自身、「恋文」のなかの男と女の世界を生きている・・・そんな実感があった。

途中のお屋敷の大きな樹、用水の流れが、凛としていて、気持ちいい。
背中がぴんと伸びてくる。

本番まであと6日。
6日間の間、何回もこの「恋文」の世界をたどっていくんだろうな。

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お洒落で楽しい“あなたへ~「恋文」”

ピアノ&シンセサイザー演奏の青山 保さんと
“あなたへ~「恋文」”の合わせをした。

すべて青山さんのオリジナル曲。
手紙を封筒に入れるときのドキドキ、
ポストに届いた手紙を開けるときのワクワク、
そんな胸の鼓動が聴こえてくるようなメロディを創ってくださった。

雨の音も、葉っぱの落ちる音も・・・

洒落ていて、楽しくって・・・・
こんな気持ち、わかる!って思っていただけるはず。

青山 保さんと合わせ練習をしながら、気持ちが入ってしまって困ってしまうくらい・・・

いままでの“本田 和”とは違ったステージを楽しんでいただけると思っている。

11月16日(火)19:00から20:30、是非!

本田 和の語り あなたへ~ 「恋文」
会場;金沢21世紀美術館シアター21  (金沢市広坂1-2-1)
チケット前売り・2,000円(当日・2,500円)
主催;きくはなすの会
チケット取り扱い;大和プレイガイド、石川県立音楽堂チケットボックス、その他お問い合わせください
お問い合わせ;
090-2373-5458(きくはなすの会)
076-247-4473(本の店・チルクリ・川崎*月~土10:00AM~5:00PM)

メール、電話などいただけたら、受付に前売りチケットをお取り置きさせていただきます。
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本屋さんがライブハウスに!

猫のいる“町角の本屋さん” ブックショップ・リードBook Shop Read  さんが、ライブハウスになった10月30日の宵・・・

天気予報は、またもや、夕方から雨。
“雨女”としては、しょうがない・・・
せめて、どしゃぶりにならないでほしい・・・
と、半ばあきらめていた・・・が、
予報はハズレ! いい天気になった。
嬉しくなってしまう。

店内は、Y店長をはじめ、ブックショップ・リードさんの皆さんが、
雰囲気のある灯り、素敵なのれん、花、植物・・・・
そして、ワン・ドリンク、お土産にY店長のお庭になった柚子、みかん・・・

日常から抜け出した不思議な空間を創ってくださった。
「蜘蛛の糸」
「智恵子抄に寄せて~智恵子へのオマージュ」
「夢十夜」

 

本に囲まれて語り、本に囲まれて、聴いてもらった。
町のなかのいろんなお店で、そのお店にあるものに囲まれて、そのお店の空気を感じつつ語るのは、とても気持ちがいいなあ。

リードさんの猫たち、りーちゃんとほんちゃんは、このひとときは、どこかに隠れて顔を見せてくれなかった。

そのブックショップ・リードさん主催の読書週間にちなんだ企画、
“本田 和・語りの夕べ”
~秋の夜長のひととき、
和の語りに耳を傾ける・・・~

リードさんの外に出ると、星が輝いていた。
なんか、気持ちまですーっと爽やかになっていくような気がした。
 

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“あなたへ~「恋文」”公演まであと2週間

 “あなたへ~「恋文」”公演は、ちょうど2週間後。
もう目の前になった。

今日は、会場である 金沢21世紀美術館のシアター21の技術の担当のKさんと打ち合わせ。
音響の新谷 美樹夫さんと一緒に出かけた。


そのあと、衣装の深村 泰子さんと打ち合わせ。

明日は、ピアノの青山 保さんと合わせをする。

いよいよ・・・・
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本田和・語りの夕べ in ブックショップリード

“町角の本屋さん” ブックショップ・リードBook Shop Read  さんは、猫のいる本屋さんとしても、
猫大好きの人たちの間では有名。
ほんちゃん、りーちゃんという2匹の猫が、本と一緒におとなしく寝ている。
(画像は、リードさんのHPより転載させていただいたほんちゃんかな?りーちゃんかな?)

お店の真ん中に、大きな風格のある木の丸いテーブルがある。
リードさんのシンボルのように思われる。
気軽にふらっと行ける“町角の本屋さん”
夜、遅くまで開いているので、とても便利。

そのブックショップ・リードさん主催の“本田 和・語りの夕べ”
~秋の夜長のひととき、和の語りに耳を傾ける・・・~
は、今週土曜日夜。
読書週間にちなんだ企画。

リードさんのお店の中で、たくさんの本に囲まれて語る。
いつもの本屋さんの店内は、がらりと雰囲気が変わり、幻想的な世界になる。
「蜘蛛の糸」
「智恵子抄」
「夢十夜」

を語る。
 

10月30日(土)19:30~20:30
入場無料
主催・お問い合わせ;ブックショップ・リード
(金沢市大額2-67)
℡ 076-296-0230
fax 076-296-0405
Email bookshopread@shore.ocn.ne.jp

秋の夜長、語りの世界に・・・
どうぞ!

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メロメロポッチ・ライブ~弦奏の夜

 メロメロポッチ・ライブ~弦奏の夜“語りとクラシックギターの夜” は、
偶数月の第4木曜日の20:00から。

10月28日(木)で、第28夜を迎える。
この  メロメロポッチ  ・ライブは、1ヶ月置きにしているので・・・
始めてから・・・・もうすぐ5年になる・・・・

今回は、奄美生まれの作家・島尾 ミホ さんの<海辺の生と死>をもとのしたものと、
<沖縄の詩> を、ギタレレ&ウクレレの調とともに。

自然に恵まれた奄美では
生も死も身近なところにある。
奄美が故郷の島尾 ミホさんは、
まるでガラスのような繊細な、そしてみずみずしい感性で、
奄美の生と死を見つめている。

そして、今宵は、ギタレレとともに奄美のものがたり、
ウクレレと一緒に沖縄の詩を。
ウクレレは、谷内直樹さん&岡田浩美さん

ギタレレって、ギターとウクレレの中間って感じの楽器なのだ。
演奏はクラシックギター奏者のクラシックギター・谷内直樹 さん 

メロメロポッチ にて
 (金沢市下近江町68BF、くすりのキリン堂横の地下)
2,000円 (ワンドリンク付)

お問い合わせ;メロメロポッチ 076-234-5556
メロメロポッチの入り口
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「恋文」~青山保さんとの合わせ

今日、音楽の青山 保 さんとの合わせ練習。
いつもの音響の新谷 美樹夫 さんも一緒に。

青山 保さんが演奏する電子ピアノ、シンセサイザーのメロディの乗せて、
今日は、通しをした。

青山さんの音は、男と女の心の機微を細やかに浮き立たせてくれる。

本番は11月16日。
あと、1ヶ月弱。

今日は午前中、「セロ弾きのゴーシュ」を語ったということもあり
テンションは、一日中、ずーっと上がりっぱなし。
(こんなときは、リラックスするハーブティ & ゆっくりとお風呂 & お酒・・・かな)

本番が待ち遠しいくらい、楽しみ!
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CD[セロ弾きのゴーシュ」ジャケット “三つの音が調和する 幻想的な語りと音楽の世界” 
本田 和の2枚目のCD、完成・発売中

CD<セロ弾きのゴーシュ>~本田 和・語りの世界~

1.語り&チェロ
蜘蛛の糸」芥川龍之介 原作、宗像 和 構成・作曲
2.語り&クラシックギター
智恵子抄」高村光太郎 作詩、宗像 和 構成・作曲
3.語り&チェロ
セロ弾きのゴーシュ」宮沢賢治 原作、宗像 和 構成・作曲
ジャケット裏
語り・ものかたり人;本田 和、チェロ;林口 眞也、クラシックギター;谷内 直樹

2,000円(税込み)

リーフレット試聴できます(タイトルをクリック!)
蜘蛛の糸
智恵子抄
セロ弾きのゴーシュ

詳しくは、CD<セロ弾きのゴーシュ>~本田和・語りの世界~
<画像をクリック!>
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一枚目のCDは・・・  
うぐいす姫CDジャケット本田和とキャッシー・スパニョーリによる
日本語と英語の掛け合いの語りのCD
 
 “ふたつの声の物語” 
CD<うぐいす姫>
発売中

“音楽のように美しく調和する二つの声” をお楽しみ下さい。

試聴できます<その1>「うぐいす姫」より01 トラック 1
試聴できます<その2>「うぐいす姫」より02 トラック 2
試聴できます<その3>「鬼は外」より03 トラック 3 

日本語を母国語とする人も、
英語を母国語とする人も、
物語を楽しめます。

また英語を学んでいる人にも、
日本語を学んでいる外国の人にも、
お勧めします。

詳しくは、HP内 CD<うぐいす姫> を!!

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