メロメロポッチ・ライブ第40夜

2013829mero8月29日(木)19:00からは、メロメロポッチ・ライブ
弦奏の夜・語りとクラシックギターの夜・第40夜
だった。

小泉八雲~乃南アサ~筒井康隆~夏目漱石

怖い~~、薄気味悪い~~、背筋が寒くなるような~~、シュールな~~、
そんな世界を、ギターが奏でる陽気なラテンの演奏をともに。

からっとしたラテンの音楽は、それぞれの物語の世界を引きずらないで、
さっと断ち切って、次の世界に連れていってくれます。
声に出していて、それがとっても快感だったな~~

クラシックギター・谷内 直樹 さん と一緒に。

金沢の真ん中・近江町にあるメロメロポッチでの語りのライブは、今回で40回目。
ようやく、このメロメロポッチという空間に溶け込むことができたかな・・・

メロメロポッチの入り口

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ジーンズを纏う

外国人の少女二人が、電車の中で、櫛でリンゴを割って食べたことが、
私に新しい世界を見せてくれた、ということを書いたが、

もうひとつ思い出すのは・・・・
やはり、ものの見方、考えかが変わったというSさんのこと

私よりも人生の先輩のSさんが、以前、話してくれたこと・・・・

ある日、Sさんが道を歩いていたら、
何人かの若者が、ジーンズをはいて、
道に坐りこんでいたのだそうだ。

道に坐りこむなんて、Sさんの年代では考えらないことだった。
ところが、ジーンズをはいたら、道に坐れる!

常識ということにとらわれない象徴が、
彼の場合、ジーンズを纏うことだった。

その次、彼と会ったときは、ジーンズをはいたかっこいい姿だった。

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人生最初のカルチャー・ショック

生まれて初めてカルチャー・ショック
(その頃は“カルチャー・ショック”という言葉を知らなかったのだけど)
を感じたのは、
中学1年生のとき。

その頃、阪急電車通学をしていた。
学校から帰り、電車に乗ったら、
インターナショナルスクールの外国人の小学3,4年生くらいの女の子が二人、
座席に坐っていた。

向かい側に坐る。
ぽかぽか窓から差し込む陽を浴びて、
二人の少女の柔らかい薄茶色の髪の毛がうっとりするくらい綺麗だった。
いまでも、眼に浮かぶ。

楽しそうに話し合っている少女たち。
そのうちの一人が、カバンから1個のリンゴを取り出した。
どうするんだろう・・・って、見ていたら、
もうひとりが、やはり、カバンから、櫛を取り出した。
そして、その櫛でリンゴを二つに割って!!楽しそうに食べ始めた。

電車の中で食べ物を食べてもいい?!?!
ナイフでなくても、リンゴは切れる?!?!

それは、中学1年生の私にとって、衝撃的な出来事だった。

<食べ物を口に入れるのは、食卓についてから>
<それぞれの道具には、ちゃんと正しい使い方が決まっている>

そんな常識をいとも簡単に、軽々と越えていく外国の少女たち。
常識にがんじがらめになっていた私が見た新しい世界だった。

人生最初のカルチャー・ショック!!

自由に、軽やかに、しなやかに!
それから、この言葉を思い起こさなければならないことが、
数限りなく起こったが、
私の原点は、このときの“リンゴ”?!?!

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メロン育つ

melon初めてメロンを育てています。
・・・・と言っても、水をやって、毎日、眺めているだけだけど。

始めは、“メロン・模様”はなくて、
そのうちに、表面が割れてくる感じでメロン特有の縄模様が現れてくるって、
知らなかった。

うまく収穫まで持っていけるか・・・
楽しみ。

201308meron

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*************

CD[セロ弾きのゴーシュ」ジャケット “三つの音が調和する 幻想的な語りと音楽の世界” 
本田 和の2枚目のCD、完成・発売中

CD<セロ弾きのゴーシュ>~本田 和・語りの世界~

1.語り&チェロ
蜘蛛の糸」芥川龍之介 原作、宗像 和 構成・作曲
2.語り&クラシックギター
智恵子抄」高村光太郎 作詩、宗像 和 構成・作曲
3.語り&チェロ
セロ弾きのゴーシュ」宮沢賢治 原作、宗像 和 構成・作曲

ジャケット裏

語り・ものかたり人;本田 和、チェロ;林口 眞也、クラシックギター;谷内 直樹

2,000円(税込み)

リーフレット試聴できます(それぞれのタイトル・「蜘蛛の糸」「智恵子抄」「セロ弾きのゴーシュ」をクリック!してください)
蜘蛛の糸 (←ここをクリックしてください)
智恵子抄 (←ここをクリックしてください)
セロ弾きのゴーシュ (←ここをクリックしてください)

詳しくは、CD<セロ弾きのゴーシュ>~本田和・語りの世界~

<画像をクリック!>

*** *** *** *** *** 
一枚目のCDは・・・
  
うぐいす姫CDジャケット

本田和とキャッシー・スパニョーリによる日本語と英語の掛け合いの語りのCD
 
 “ふたつの声の物語” 
CD<うぐいす姫>
発売中

“音楽のように美しく調和する二つの声” をお楽しみ下さい。

試聴できます<その1>「うぐいす姫」より01 トラック 1  (←ここをクリックしてください)
試聴できます<その2>「うぐいす姫」より02 トラック 2 (←ここをクリックしてください)
試聴できます<その3>「鬼は外」より03 トラック 3 (←ここをクリックしてください)

日本語を母国語とする人も、
英語を母国語とする人も、
物語を楽しめます。

また英語を学んでいる人にも、
日本語を学んでいる外国の人にも、
お勧めします。

詳しくは、HP内 CD<うぐいす姫> を!!

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琉球朝顔咲いた!

20138asagao気が付いたら、もう、8月20日。
暑さの峠は越えているはずなのに、凄まじい暑さが続いています。
特に、昨日はフェーン現象とかで、湿度は低く、からっとしてはいるのですが、
痛いような太陽でした。

そんななか、待ちに待った「琉球朝顔」が咲き始めました。
照りつける太陽と仲良しって感じの朝顔。
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本田和・ひとりがたり in マリーマリー・富山

IMG_00977月20日(土)の14:00からは、”本田和・ひとりがたり” in マリーマリー(富山市北代8-1)でした。

語りは、
きつねの窓」(安房直子・作)
祭の晩」(宮澤賢治・作)

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マリーマリー さんは、富山呉羽山の中腹にあります。
大きな緑の木々に囲まれたところ。

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二階は、語り、コンサート、ギャラリーができるフリースペース。
富山に住んでいる友人の秀さんが、アレンジしてくれた語りのひとときです。
(秀さんは、八尾のクラフト&ギャラリー幹での語りもアレンジしてくれました。感謝感謝です)
ステージは、存在感がある書で飾られていました。
窓からは、樹々の緑・緑・・・・

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初めてマリーマリーさんに来たとき、周囲の樹々を見て、
「きつねの窓」を語ろうって思いました。
山の中を歩いている“僕”が見えるような気がしたから。

秀さんが会場のテーブル、壁を、花、草、帽子や人形などの小物で、素敵に飾ってくれました。

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秀さんがひとつのテーブルに飾ってくれた麦わら帽子!
まさに、「きつねの窓」のイメージ!
やはり、窓からは緑・緑・・・・

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秀さんが愛する?!ウサギがさりげなく坐っています。

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語りが終わったら、一階のカフェに移動して、
この日のためにマリーマリーさんが作ってくださった冷たくって美味しいデザート&コーヒー・タイム。
ゆったりとくつろぎながら、
聴いてくださった方々ともゆっくりとお話しできて、
嬉しくなるようなひとときでした。

マリーマリーの店長さんが店長さん・ブログに書いてくださっています。

来年の春、また、ここで語りを!
楽しみです。

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夕顔が凛!

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待っていた夕顔が咲きました。
真っ白が凛としています。

クリームがかった白、真綿色、アイボリー・・・そんな柔らかな白が好きだけど、
こんなきっぱりとした白って、潔くていいな。
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「セロ弾きのゴーシュ」学校公演

IMG_01787月8日は、語りとチェロで「セロ弾きのゴーシュ」の学校公演。
石川県能美市辰口の宮竹小学校。
山と手取川に囲まれた緑が豊かな小学校の体育館で。

チェロは、林口 眞也 さん。

前日の「星野道夫のアラスカ」小松公演のあと、辰口に移動して、
ステージ部分のセッティングとリハーサルをたっぷりとできたので、
安心して本番を迎えることが出来てよかった!

太陽が照りつける暑い日が続いていたけど、体育館のすべての扉と窓を開けたので、
通り抜ける風が心地いいほど。

後ろのステージの虹は、まるで、演奏を終えたゴーシュの気持ちを現しているようだなあ。

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真剣に聴いてくれる子どもたち、とてもよく響く体育館。
語りながら、体育館のなかに"ゴーシュ”の世界が広がっている!って感じることができて、ぞくぞくっとした。

三年生の子が、「本で読んでわからなかったことが、今日、語りで聴いてわかった」と言ってくれた。
嬉しい!
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CD[セロ弾きのゴーシュ」ジャケット “三つの音が調和する 幻想的な語りと音楽の世界” 
本田 和の2枚目のCD、完成・発売中

CD<セロ弾きのゴーシュ>~本田 和・語りの世界~

1.語り&チェロ
蜘蛛の糸」芥川龍之介 原作、宗像 和 構成・作曲
2.語り&クラシックギター
智恵子抄」高村光太郎 作詩、宗像 和 構成・作曲
3.語り&チェロ
セロ弾きのゴーシュ」宮沢賢治 原作、宗像 和 構成・作曲

ジャケット裏

語り・ものかたり人;本田 和、チェロ;林口 眞也、クラシックギター;谷内 直樹

2,000円(税込み)

リーフレット試聴できます(それぞれのタイトル・「蜘蛛の糸」「智恵子抄」「セロ弾きのゴーシュ」をクリック!してください)
蜘蛛の糸 (←ここをクリックしてください)
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詳しくは、CD<セロ弾きのゴーシュ>~本田和・語りの世界~

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一枚目のCDは・・・
  
うぐいす姫CDジャケット

本田和とキャッシー・スパニョーリによる日本語と英語の掛け合いの語りのCD
 
 “ふたつの声の物語” 
CD<うぐいす姫>
発売中

“音楽のように美しく調和する二つの声” をお楽しみ下さい。

試聴できます<その1>「うぐいす姫」より01 トラック 1  (←ここをクリックしてください)
試聴できます<その2>「うぐいす姫」より02 トラック 2 (←ここをクリックしてください)
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日本語を母国語とする人も、
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また英語を学んでいる人にも、
日本語を学んでいる外国の人にも、
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詳しくは、HP内 CD<うぐいす姫> を!!

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朝顔・ブルー

IMG_0211去年、よく通る道で見かけたブルーの朝顔(だと思う)、"朝”顔なのに、お昼になっても咲いているし、秋になっても咲いている。
それも、垣根いっぱいに、たくさんの花をつけているのです。

いいな~~、大好きな紫・ブルーだし。
・・・と思っていたところ、園芸屋さんで見つけた朝顔の苗に付いていた写真が、まさに、その紫・ブルーの朝顔。
「宿根朝顔」とのこと。
・・・ということは、毎年、咲いてくれる!はず!

植えました、そして、咲きました。
次々と咲いてくれるかな、と毎日眺めています。
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本田和の語り~「星野道夫のアラスカ」小松公演

IMG_01407月7日・七夕のお昼下がりは、本田和の語り~「星野道夫のアラスカ小松公演でした。

天気予報では、またしても、雨降り。
・・・・でも、「雨女」は返上します!
痛いように強い日差しの、晴天でした。

"星“野さんと七夕の織姫・牽牛星・・・いろんなスケジュールの都合で、この日に公演をすることになったけど、何か"星”に縁があるんだな。

金沢~神戸・六甲~に続いて、3回目の「星野道夫のアラスカ」
語るたびに、新鮮な気持ちになれるし、
その都度、あらたに見えてくるものがあるし、
近づいていってるという実感があります。
これぞ、語りの醍醐味!

チェロは、大阪フィルハーモニー交響楽団の林口 眞也 さん 

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会場の絵本館ホール十九番館は、石川商銀信用組合(北國銀行の前身)だったとのこと。
昭和5年に建てられたそうです。
螺旋階段がある高い吹き抜け。
巨大な金庫、
頭取室もあります。

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高い天井。
ステージを見ると、まるで教会の礼拝堂みたい。

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7月7日(日)15:00~16:15 本田 和の語り~「星野道夫のアラスカ in 小松」

会場は、絵本館ホール十九番館(小松市京町19番地5)

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語りとチェロで、星野道夫さんの生きてきた道を辿っていったのだけれども、
星野道夫さんに限らず、"人”の生きてきた道を辿っていく旅でした。

そして、私自身が生きていきたい道、
こんな風に生きて行きたい
・・・・ということを辿っていたように思う。

語り終わったら、長い旅をしてきたあとのような気がしました。

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〔2013年7月8日付北陸中日新聞 より〕
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