いえいえ、金沢の森本から山に向かって行った福畠町のある古書店・Duckbill・ダックビルさんの向かい側にある大きな池。
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"語りと音楽の織りなす情景”~
金澤町家ギャラリー椋 ライブは、6月29日(土)夜、終わりました。
雨女の私は、雨降りの心配をしていたけど、大丈夫。
そういえば、ギャラリー椋さんでの語りのライブは、
今回で5回目になるけど、
雨に降られたことはないような気がする。
ギャラリー椋のなかにたたずんでいると、120年の時空の流れを身体中で感じる。
時空の声が優しく聴こえてくる・・・とでもいうような感じ。
そんななかでの語りとクラシックギターとチェロとのひとときは、
語り「きつねの窓」(安房 直子・作)
そして、ギター演奏、チェロ演奏。
漆喰の壁には、先日、このギャラリー椋で個展をされた安房 万里子さんのブルーの絵が掛かっている。
今回の語りは、そんなブルーの世界なのです。
クラシックギターは、谷内直樹 さん
チェロは、富田 祥 さん
指でこしらえた窓のなかに見えるものは・・・・
私が子どもだった頃のれんげ畑、菜の花畑、麦畑、クローバー・・・に
想いを馳せて・・・
子ども時代が、だんだん身近になってくるこのごろなのです。
そして、ギャラリー椋さんでの楽しみは、もうひとつ、
美味しいコーヒーとケーキ。
チョコレートケーキにしようか、チーズケーキにしようかといつも迷ってしまう。
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1ヶ月くらい前から糠漬けをしている。
友人から、丹精込めてつくった糠床をもらった。
嬉しくなって、きゅうり、茄子、キャベツ、人参・・・・など野菜を漬けている。
だんだん味がまろやかになってきた。
毎日、糠を混ぜている。
糠を混ぜたあとは、長い時間、手のあたりから懐かしい香りが漂う。
子どもの頃の香り・・・・
母の身体から漂ってきた香り・・・・
夏には毎日食卓に上った。
糠漬けが特に好きだったわけではないけど、この匂いは母の匂い。
毎日毎日、糠をかき混ぜていた母の身体には、糠の匂いがしみ付いていたんだろう。
糠の香りに、昨年の2月、急に亡くなった母のことを想う。
モダンな服がよく似合った母だけど、
私には白い割烹着で糠みそをかき混ぜている母が生き生きと浮かんでくる。
星野道夫のアラスカ・小松公演 は、七夕の7月7日(日)15:00から。
写真家でありエッセイストである星野道夫さんの著書「旅をする木」のなかから語る。
チェロの林口 眞也 さんと一緒に、言葉と音で、星野道夫さんの生きてきた道を辿っていく。
金沢~神戸~小松と回を重ねて、今回は3回目の公演になる。
一昨日、大阪でチェロの林口眞也さんと合わせ練習をした。
練習、リハーサル、ゲネプロ、本番・・・・何度に何度も声に出しているが、
そのたびに、星野道夫さんの言葉のひとつひとつが、すっーっと、身体にしみてくるのを感じる。
アラスカで暮らしている星野さんの言葉だけれども、どこで暮らしている人にもすっと身体に入ってくる言葉の数々だ。
星野さんが生きて、触れて、見て、聴いて感じたことから出た言葉だからだろうと思う。
「大事なのは長く生きることではなく、よく生きることだ。
そして彼ほどよく生きた者、幸福な時間を過ごした者を他に知らない」
これは、作家の池澤夏樹さんが、星野道夫さんに贈った言葉。
この言葉のとおり、暖かく、また冷静に、自然を見つめ、人間を見つめた星野さん。
星野さんの言葉をしっかりと感じながら・・・
7月7日(日)15:00 開演(14:30開場)
16:15 終演予定
会場;小松市立絵本館ホール十九番館
小松市京町19番地5
チケット・大人;前売り・1,500円 (当日2000円)
高校生以下;前売り・800円 (当日1000円)
チケット取り扱い;石川県立音楽堂チケットボックス ほか
チケットお申し込み&お問い合わせ;
きくはなすの会 090-2373-5458
斉藤慶デザイン研究所 076-222-3773
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今週末・6月29日は、
東山・椋ライブ~ 語りと音楽の織りなす情景in 東山
今夜は、ギターの谷内さん、チェロの富田さんと最終の合わせ練習だった。
チェロの祥さんが次々と出してくれる音楽のアイディアは、
言葉としっくりととけ合って、言葉と音の新しい世界を創り出していく。
築120年の歴史を持つ金澤町家・ギャラリー椋の空間で、語りとギター、チェロが綴る世界・・・・
どんな世界が生まれるか、わくわくしている。
語り;本田 和
クラシックギター・谷内直樹 さん
チェロ・富田 祥 さん
語り「きつねの窓」
チェロ&ギター演奏
チェロ演奏
など
6月29日(土)19:00~20:00(18:30 開場)
チケット・前売り;1,500円 (当日2,000円)
会場;金澤町家ギャラリー椋(金沢市東山二丁目一番七号)
お問い合わせ&お申し込み;
きくはなすの会 090−2373−5458
ラ・ミュズィク・クレ 076-280-5766
金澤町家ギャラリー椋 076−255−6106
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今日は、大阪で、チェロの林口 眞也 さんと合わせ練習だった。
びっしり・みっちり休憩なしで3時間、合わせ練習をした。
練習も本番も、語るのって、ほんと、嬉しい! 楽しい! 幸せ!
ずっと、このまま終わらないで、いつまでも語っていたくなる。
5月の野町ライブに久し振りに語りを聴いてくれた友人からメールが届いた。
そのなかに、私が"心から楽しそうに語っている”と書いてあった。
そういわれてみると、語るのは楽しくてたまらない・・・・
ほんと、嬉しい。
10年以上前、声帯を痛めて、1ヶ月、声が出なくなったことがあった。
少しずつでも声が出るようになったとき、そして、語りが出来るようになったとき、語ることはこんなに"幸せ”なことなのだって、心の底から感じた。
それ以来、声を出すということを大切に大切にするようになった・・・と同時に、声を出せることが"嬉しい、幸せ”と感じるようになった。
そして・・・・語ることということは、自分では実体験できないことを辿っていけるという嬉しさ、醍醐味がある。
だから、語りは、練習も本番も、楽しくて嬉しくて仕方がない。
今日、JRの窓から見た大津付近の山々は、ガズがかかっていた。
大阪は雨かな・・・・と思ったけど、天気はなんとかもった。
"雨女”としては、上出来!
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ゆっくりと時間が流れる金沢・浅野川ほとり東山。
そこにたたずむ;金澤町家ギャラリー椋(金沢市東山二丁目一番七号)は、
明治30年に建築された築120年を超える金澤町家です。
建物の中に入ると、100年の時空の流れを感じます。
日常とは違う別な世界が広がっています。
そのギャラリー椋の空間で、語りとギター、チェロが綴る世界をお楽しみください。
第5回 東山・椋ライブ
語りと音楽の織りなす情景 in 東山 ~アートとともに
語り;本田 和
クラシックギター・谷内直樹 さん
チェロ・富田 祥 さん
<プログラム> 語り「きつねの窓」
チェロ演奏
クラシックギター演奏
日時;6月29日(土)19:00~20:00(18:30 開場)
チケット・前売り;1,500円 (当日2,000円)
会場;金澤町家ギャラリー椋 (金沢市東山二丁目一番七号)
*駐車可10台
お問い合わせ&お申し込み;
きくはなすの会 090−2373−5458
ラ・ミュズィク・クレ 076-280-5766
金澤町家ギャラリー椋 076−255−6106
ご連絡いただければ、当日、受付で前売りチケットをお取り置きいたします。
どうぞ、お気軽にご連絡ください
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昨日、晴天のなかを、加賀産業道路を走っているとき、
遠くに白山が見えた。
雪模様がくっきりして、モダーンな絵画を観ているようだった。
しばし、車を停めて見入っていた。
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“三つの音が調和する 幻想的な語りと音楽の世界”
本田 和の2枚目のCD、完成・発売中
CD<セロ弾きのゴーシュ>~本田 和・語りの世界~
1.語り&チェロ
「蜘蛛の糸」芥川龍之介 原作、宗像 和 構成・作曲
2.語り&クラシックギター
「智恵子抄」高村光太郎 作詩、宗像 和 構成・作曲
3.語り&チェロ
「セロ弾きのゴーシュ」宮沢賢治 原作、宗像 和 構成・作曲
語り・ものかたり人;本田 和、チェロ;林口 眞也、クラシックギター;谷内 直樹
2,000円(税込み)
【試聴できます】(それぞれのタイトル・「蜘蛛の糸」「智恵子抄」「セロ弾きのゴーシュ」をクリック!してください)
蜘蛛の糸 (←ここをクリックしてください)
智恵子抄 (←ここをクリックしてください)
セロ弾きのゴーシュ (←ここをクリックしてください)
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一枚目のCDは・・・
本田和とキャッシー・スパニョーリによる日本語と英語の掛け合いの語りのCD
“ふたつの声の物語”
CD<うぐいす姫>発売中
“音楽のように美しく調和する二つの声” をお楽しみ下さい。
試聴できます<その1>「うぐいす姫」より01 トラック 1 (←ここをクリックしてください)
試聴できます<その2>「うぐいす姫」より02 トラック 2 (←ここをクリックしてください)
試聴できます<その3>「鬼は外」より03 トラック 3 (←ここをクリックしてください)
日本語を母国語とする人も、
英語を母国語とする人も、
物語を楽しめます。
また英語を学んでいる人にも、
日本語を学んでいる外国の人にも、
お勧めします。
詳しくは、HP内 CD<うぐいす姫> を!!
金沢・近江町にあるカフェ&ライブハウス・メロメロポッチ
(金沢市下近江町68BF、くすりのキリン堂横の地下)
ここでさせてもらっている語りのライブは、8年目に入っている。
たくさんの語りをすることができた。
"メロメロポッチ”は不思議な空間。
何でも受け入れてくれる空間、
けれども、その空間に寄り添わず、溶け込まず、無理にそこに自分の世界を創ろうとすると、
その空間のなかで違和感を感じさせてしまう。
自分でその空気を感じることができるまで、
少しずつ少しずつ近づいていったように思う。
あるとき、ふっと、自分がこの空間に受け入れてもらっているな~~と感じた。
嬉しかった。
その感覚、いまでも甦ってくる。
弦奏の夜・語りとクラシックギターの夜・第39夜は、
6月13日だった。
語りは、
花に添えて・・・・
「アネモネ」「クレマチス」
(辻 邦生 作)
いつもの クラシックギター・谷内直樹 さん と一緒に。