語り&音楽&アート<夢十夜>

版画家たちの紡ぐ夜・チラシ<語り&フルート&ギターの為の夏目漱石・作“夢十夜”>
 と
<“夢十夜”によせて~版画家たちの紡ぐ夜>

4月16日夜、音の世界と版画の世界で紡ぐ・・・夢か現か・・・二つの不思議な世界が、
 ガレリア・ポンテ  さんに創りだされた。

夢・夢・夢・・・今宵のために創られた“夢十夜”の版画、それに、夢を描いた版画の数々にに囲まれての語り。

夢の作品の数々に囲まれて、このまま漂っていたい~~っと感じながら、語った。

ひとつひとつの版画の奥深く拡がっている夢の世界を見たように思った。
こんな世界、夢で見たような気がする・・・って。

これまでに、アートに囲まれて語ったことは、何度もあったが
今回のように、語る内容に合わせて創られた作品と一緒に語ったのは、初めてだ。

ガレリア・ポンテさんの素敵な企画。
ポンテさんのHPにも詳しく

音楽は、これまた、今宵のために、フルートの上野 賢治 さんが作曲したものの初演。

    ガレリアポンテ・チラシ
    フルート・上野 賢治 さん
    ギター・谷内 直樹 さん 

    版画は
    大下 百華 さん
    釣谷 幸輝 さん
    綿引 明浩 さん

    相変わらず、“雨女”の私。
    前の日はいい天気だったのに、その日は朝から雨。昼間はどしゃぶり。
    やっぱり・・・2010年4月16日付朝日新聞より
    2010年4月17日付北國新聞より
    <画像をクリック!>

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寒っ!

満開の桜1週間前に桜は満開。
近くの小高い山を見上げると、ぼんぼりが灯っているように、あちこちに桜がぽっ。

ところが、一昨日から、寒っ!
また、冬のコートをひっぱりだし、暖かいマフラーに毛糸の帽子。

この変りよう・・・
身体が付いて行けないな・・・
桜・桜・・・

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夢十夜~語り&フルート&ギターによる

    ガレリアポンテ・チラシ4月16日(金)19時からは、
    語り&ギター&フルートによる夏目漱石・作「夢十夜」

    私は「夢十夜」は、もう何回も語っているが、今回は、上野 賢治さんが、語りとフルートとギターのために作曲した作品の初演になる。

    昨年2月に、金沢野町のギャラリー<ガレリア・ポンテ>さんで、語りをした。
    その夜は、語りとギターの雰囲気の作品を壁に飾ってくださった。

    そのあと、“次回は、もっとパフォーマンスと作品をコラボレーションさせましょう”とポンテさんに提案していただいた。

    そして、今回、「夢十夜」のイメージでつ繰られた3人の版画作家さんの作品との“物語と音楽と版画で紡ぎ出される世界”
    というコラボレーションが実現した。

    フルート・上野 賢治 さん
    ギター・谷内 直樹 さん と

    語り&フルート&ギターのために作曲された作品・夏目漱石・作<夢十夜>の初演にもなる。

    版画家たちの紡ぐ夜・チラシ

    『夢十夜』によせて~版画家たちの紡ぐ夢 展 (会期:2010年4月9日(金)~4月18日(日))とともには、すでに開催中。

    夢か現か・・・
    哀しい夢、恐ろしい夢、シュールな夢・・・
    様々な夢の世界を
    語りと音楽と版画とともに・・・

    前売り;1500円(当日2,000円)
    お問い合わせ;090-2373-5458  きく・はなすの会
    076-247-4473 本の店・チルクリ・川崎 昭子

     ガレリア・ポンテ  にて

    <画像をクリック!>

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“山田に灯のつく宵の家”

このごろ、子どもの頃に見た風景が、唐突に浮かび上がってくることがある。

子どもの頃、父や母と遠くに出かけ、電車に乗っての帰り、もう黄昏時は過ぎて、外は暗い。

車両の天井についている灯りは、現在とは比べものにならないくらい暗い。うら寂しい。

父や母と一緒に乗っているのだけど、なんだか、知らない空間にたった一人でぽつんと座っているような気がした。
周囲とは、全く無関係に自分がそこにいるような感じ。

多分、疲れていたし、眠かったんだろう・・・

電車の窓の外を、畑や田んぼに混じって、ぽつんぽつんと、家々が通り過ぎていく。
その家々の窓から、ぽっと暖かい灯りが見える。

“その灯りの下では、食卓を囲んで晩ご飯だろうな”
・・・・なんて思ったな。

どうしてあんなふうに思ったかよく憶えていない。
あの暖かい灯りが懐かしい。

北原白秋の詩「五十音」のなかの
“山田に灯のつく宵の家”

私には、子どもの頃のあの風景だ。

*************
CD[セロ弾きのゴーシュ」ジャケット “三つの音が調和する 幻想的な語りと音楽の世界” 
本田 和の2枚目のCD、完成・発売中

CD<セロ弾きのゴーシュ>~本田 和・語りの世界~

1.語り&チェロ
蜘蛛の糸」芥川龍之介 原作、宗像 和 構成・作曲
2.語り&クラシックギター
智恵子抄」高村光太郎 作詩、宗像 和 構成・作曲
3.語り&チェロ
セロ弾きのゴーシュ」宮沢賢治 原作、宗像 和 構成・作曲
ジャケット裏
語り・ものかたり人;本田 和、チェロ;林口 眞也、クラシックギター;谷内 直樹

2,000円(税込み)

リーフレット試聴できます(タイトルをクリック!)
蜘蛛の糸
智恵子抄
セロ弾きのゴーシュ

詳しくは、CD<セロ弾きのゴーシュ>~本田和・語りの世界~
<画像をクリック!>
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*** *** *** *** *** *** 
一枚目のCDは・・・  
うぐいす姫CDジャケット本田和とキャッシー・スパニョーリによる
日本語と英語の掛け合いの語りのCD
 
 “ふたつの声の物語” 
CD<うぐいす姫>
発売中

“音楽のように美しく調和する二つの声” をお楽しみ下さい。

試聴できます<その1>「うぐいす姫」より01 トラック 1
試聴できます<その2>「うぐいす姫」より02 トラック 2
試聴できます<その3>「鬼は外」より03 トラック 3 

日本語を母国語とする人も、
英語を母国語とする人も、
物語を楽しめます。

また英語を学んでいる人にも、
日本語を学んでいる外国の人にも、
お勧めします。

詳しくは、HP内 CD<うぐいす姫> を!!

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本田和・語りの世界in神戸

神戸・里夢・リーフレット前日はどしゃぶりの凄まじい雨だったのに、
その日の神戸・六甲は、晴天!
“雨女”の私としては、天の恵みに思えた。

阪急六甲駅から、山に向かってゆるやかな坂を歩きながら、思わず青空に向かって、
“ありがとう! いいステージにします!”

チェロ・林口真也さんと2月27日の
<本田和・語りの世界>の会場は、
神戸・六甲の
音楽ホール&ギャラリー・里夢 SATOM

里夢で語るのは、ほぼ2年ぶりになる。
“ただいま~~”って、“帰って来た”という感覚。

里夢のマネージャーN・Hさんに、
お帰り~~と迎えていただいた。
里夢のHP内イベントを!>

もう、何度もご一緒している
チェロ;大阪フィルハーモニー管弦楽団チェロ奏者 林口 眞也 さん
クラシックギター;クラシックギター・谷内直樹 さん 

ギター・谷内さんと

本田 和・語りの世界 ~セロ弾きのゴーシュin 神戸
の【プログラム】は、
語りとチェロによる「蜘蛛の糸」(原作・芥川 龍之介)
語りとギターによる「智恵子抄」(原詩・高村 光太郎)
語りとチェロによる「セロ弾きのゴーシュ」(原作・宮沢 賢治)

里夢での語りだいたい一年に一回している神戸での語りのライブは、今回で6 回目。
始めの3回は、岡本。
そして、そのあと、六甲へ。
里夢での語りは3回になる。

嬉しいことに、たくさんのお客様が来て下さった。

そして、ありがたいことに、一回するたびごとに、スタッフが増えていく。
今回もたくさんのスタッフに助けてもらった。

また、1年後、神戸・六甲・里夢に帰ろうと思っている。 
<画像をクリック!> 

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里に生きる・山に生きる

近頃、いろんな都市に
街には住んでいないはずの生き物が現れる。

私は、山に近いところに住んでいるので
思いがけない生き物に出会うことがある。
山で生活しているはずの生き物
例えば、熊やカモシカが近くに現れる。

数年前、近くでりんご園をしている人は、熊が現れたときのことを、
リアルに話してくれた。
“わしがりんご園にいたとき、熊がいたので、しっしっと追っ払った。
(勇気がある~~~!!)
いなくなったと思って入り口まで歩いていったら、
やつは、入り口のところで、わしを待ち伏せしとった。
ほんで、わしが通りかかると、襲い掛かってきた”
と勇敢に戦って、熊にかまれた腕の傷跡を見せてくれた。

この年は、熊が頻繁に、里や人里近くに現れた。
人里に現れると、やはり、ニュースになった。
<緊急・熊情報>の回覧板もまわった。
でも里で暮らす人たちが言うには、
“今年に限ったことじゃない・・毎年、来とるよ”

2,3年前、近くの、車が通る普通の道を、カモシカが全速力で走りぬけた。
たまたま、道にいた友人が見ていたんだけど、始めは、大きな犬だと思ったとのこと。

里~里山~奥山・・・
それぞれのところで生きているもの(私をも含む)の住み分けがむつかしくなってきたのか・・・

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クラプトン・ライブ

クラプトン入り口このところ、ライブハウスでの語りも多い。

2月14日は、野々市町にあるライブハウス“Rock & Cafe Clapton クラプトン で語り&ギター&尺八 のライブをした。

クラプトンといえば、あのエリック・クラプトン。
でも、このライブハウスは、ロックだけではなく、ピアノ、ビオラ、ボーカル、アカペラ・・・
様々なジャンルの音楽のライブをしている。

今回は、ギター、尺八・・・そして、語り。

雰囲気のある、落ち着いた黒いイメージの室内

ギター・谷内さんと「耳なし芳一」「雪女」
バレンタインデイ・・・というわけではないんだけど、ギターによるシャンソン&愛の詩
「春の海」
ほか

ギター・谷内直樹 さん
尺八・盛本 芳久 さん 
 と

ギター&尺八Rock & Cafe Clapton ・クラプトンは、野々市町の中心、あの富樫一族の屋敷があったあたりにある。
あたりは、歴史を感じさせる空気に満ちている。

夜は、あたりは、殆ど人通りがない。近くの神社の大きな木が黒い。
富樫一族が現れるような・・・気配を感じる・・・
リーフレット
<画像をクリック!>

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似顔絵!

似顔絵この絵、私!なんです!

12月に石川県能美市根上のカフェ&ギャラリー“いずみ”で語りをしたとき
いずみのママさんのお知り合いのアーティストさんが、さらさらさら~~っと、サインペン一本で描いて下さった。
G.Oさんとおっしゃる人。

白い紙に描かれていく線・・・
まるで、魔法の手、魔法のサインペンに見えてきた。

ちょっと照れくさいような・・・ちょっと嬉しいような・・・
似顔絵を描いてくださった。
<画像をクリック!>

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CD[セロ弾きのゴーシュ」ジャケット “三つの音が調和する 幻想的な語りと音楽の世界” 
本田 和の2枚目のCD、完成・発売中

CD<セロ弾きのゴーシュ>~本田 和・語りの世界~

1.語り&チェロ
蜘蛛の糸」芥川龍之介 原作、宗像 和 構成・作曲
2.語り&クラシックギター
智恵子抄」高村光太郎 作詩、宗像 和 構成・作曲
3.語り&チェロ
セロ弾きのゴーシュ」宮沢賢治 原作、宗像 和 構成・作曲
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語り・ものかたり人;本田 和、チェロ;林口 眞也、クラシックギター;谷内 直樹

2,000円(税込み)

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蜘蛛の糸
智恵子抄
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日本語と英語の掛け合いの語りのCD
 
 “ふたつの声の物語” 
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発売中

“音楽のように美しく調和する二つの声” をお楽しみ下さい。

試聴できます<その1>「うぐいす姫」より01 トラック 1
試聴できます<その2>「うぐいす姫」より02 トラック 2
試聴できます<その3>「鬼は外」より03 トラック 3 

日本語を母国語とする人も、
英語を母国語とする人も、
物語を楽しめます。

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ブエノスアイレス午前零時

リーフレットブエノスアイレス綺譚~(ブエノスアイレスにまつわる物語&音楽のひととき)というタイトルで、金沢音楽週間『 ライブサーキット’10』  に参加した。
ピアソラの曲とともに・・・

ブエノスアイレスといえば、タンゴの巨匠であり改革者であるアストル・ピアソラ
作曲家でありバンドネオン奏者である。

語り&フルート&ギターピアソラの曲のなかに「ブエノスアイレス午前零時」がある。
ブエノスアイレスは、午前零時を過ぎると、街の顔が変るそうだ・・・

Kさんには、ピアソラについて、ブエノスアイレスについての様々なことを教えていただいた。

友人に頼んで、アルゼンチンについての情報を集めてもらった。

そして、同じタイトルの持つ物語がある。
それが、藤沢周・作「ブエノスアイレス午前零時」

「ブエノスアイレス午前零時」「オブリビオン~忘却」・・・
ピアソラに浸った夜・・

詳しくは、金沢市民芸術村ブログ・ 芸術村ジャーナル 3月5日を。

主催;螢庵
   金沢市民芸術村アクションプラン実行委員会
<画像をクリック!>

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春一番に

昨日は“春一番”が吹いた。
いよいよ春。
4月の陽気だったそうだ。暖かい。
冬から春になっていくときって、わくわくする、ときめく。

寒いときは、早く春が来てほしいな~~って願っていたのに、
春一番が吹くと、とたんに、もうちょっと冬の余韻を味わっていたい・・・なんて、勝手な気持ちになってしまう。

気温が上がってしまったので、スキーはもう無理かな。
この雪のシーズン聞いたこと、
カービングスキーに乗って滑るときは、身体をリラックスさせて、自然体!自然体!で板に乗る、曲がりたいなと思ったら、そっちの方向を向く、すると眼の方向に身体がねじれ、それにともなってスキーが曲がってくれる・・・

理論的にはシンプルだけど、実際滑ってみると、なかなかできない。自分の身体の自然な動きを信頼するのは難しい。
自分の身体、スキーの板を信頼するんだ・・・自分の身体に耳を傾けるんだ・・・と感じたとき、
語りで声に出すときも、同じだなって思った。

自分の身体に聴こう、自分の身体に耳を傾けよう・・・それを感じて、声に出す・・・・
自分の身体のなかから聴こえてくる声を信じよう・・・

スキーを楽しみながら思ったこと。

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