神戸に行ったついでに
兵庫県立美術館に
《ムンク》を観に行った。
三ノ宮からバスに乗って、美術館に。
港のすぐそばにあった。
久しぶりに見た神戸の海、港・・・・
海と空の青と、美術館の建物の白とのコントラストが印象的。
ヨーロッパの風景みたいだ。
ムンクの作品の数々は、私自身の内の、自分では気がついていないところに突きつけてきたような気がした。
観た後は、美術館のカフェで、コーヒーを飲みながら、海を見ていた。
22日は、神戸・六甲で “語りとギターの織りなす情景” <雪果て・櫻衣コンサート in 里夢 > だった。
六甲山の麓のホール&ギャラリー“里夢”(さとむ)で。
雪が消えて、六甲山麓が櫻の衣を纏うころ
のコンサート・・・・のはずだったけど、
六甲はまだ櫻の蕾がふくらみ始めたところだった。
“里夢”の前の道を、心地よい風が吹いていた。
この風・・・故郷の風だな・・・・
風の匂いも懐かしい。
この辺、ぶらぶら歩いたな・・・・
ヨーロッパ風の階段を降りていくと、
そこは、ギャラリー&ホール“里夢”
ここには、現の世界とは違う時間が流れているような気がする。
昼と夜の長さがちょうど同じ頃なのに、
もう春はやって来たって頃なのに、
時間を逆戻りさせて、里夢のなかに、“雪女”が雪を降らせたのだ、この午後。
ほかに 「智恵子抄」 など・・・・
クラシックギターソロでバッハ
クラシックギター;谷内直樹 さん と
1年に1回、神戸で語りのコンサートを始めて6年たった。
始めの4年は岡本ギャラリーで。それから六甲・里夢に。
里夢での語りは、2回目。
“ただいま”って気持ちだった。
宮崎 陽子さんのフラワー・アレンジメント<野の花>に囲まれて語り、演奏した。
打ち上げは・・・
里夢の向かい側にある素敵なカフェ・レストラン
<テテ ア テテ (tete a tete) >で!
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ふらっと、鶴来にある「昆虫館」に行った。
花が咲き乱れ、緑にあふれ、せせらぎの音(蝶々たちのいる温室の中の川なんだけど)が聴こえる・・・
・・・・と言うより、聴こえるのはせせらぎの音だけ。
目の前を、たくさんの蝶々が飛ぶ。
まるで絵画や映画で観た“楽園”みたいだ。
虫が大好き! 川の魚が大好き!の私は、何度もここを訪れている。
そのなかの大きな温室みたいな部屋(名前を忘れた)は、時が経つのを忘れてしまうくらい快適なところなのだ。
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<二十四節気を奏でる~山頭火・道> が終わった。(主催;金沢市民芸術村)
何ヶ月もの間、種田山頭火がずっと自分の内にあったので、
終わってみるとなんだか
ぽっかりと穴が開いたような、
寂しいような気持ちがしている。
シンセサイザー、作曲、編曲;たきざわ たく さん、
筝、三味線;丹羽 聖子 さん、
和太鼓;良鳴 竜一 さん、
横笛、フルート;本禄 和美 さん、
チェロ;細川 文 さん、
語り;本田 和で、
二十四節気を巡りながら、“道・種田山頭火” を表現した。
客席からステージのずっと奥に続く“道”があった。
この“道”は、山頭火が実際に歩いた道であり、
山頭火が生涯にわたって求め続けた心の故郷への“道”であり、
山頭火の歩んできた人生という“道”であり、
ステージとお客さまを繋ぐ“道”であり・・・・
道に赤い椿の花が落ちていたり
闇のなかの暗い道に蛍が飛んでいたり
雪のなかを霰に打たれながら歩く道になったり・・・・
刻一刻と変る灯りが、いろいろな道を表現していた。
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大正浪漫・西検番ライブ “語りと音楽の織りなす情景・雪” は、2月8日夜、無事終了。
前日から雪が降り始めたので、お客様の足元が気にかかっていた。
でもその雪もたいしたことはなく、逆にしっとりとした風情で、“語りと音楽の織りなす情景・雪” の情景を作ってくれた。
金沢野町にし茶屋街のこの<西検番>の建物のなかは、非公開。
いつもは中に入ることは出来ない。
そんな建物でのコンサート・・・・とても幸せに感じた。
茶屋街という独特の空気を吸うことも出来た。
地元の方々にも随分助けていただいた。
たくさんのお客様に足を運んでいただいて、“ありがとうござました”の気持ちでいっぱいになった。
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ライブの面白さを多くの人に知ってもらいたいと、企画されたのだそうだ。
金沢のいろんな場所で、2月2日から11日までの間にひらかれるジャス、ロック、クラシック、ワールド、そのほか ・・・さまざまなジャンルのライブのネットワークが、<ライブサーキット’08>
“金沢は夜を寝かせない!” (ライブサーキットのキャッチフレーズ)
さまざまなジャンルのうちの【そのほか】に、8日の<大正浪漫・西検番ライブ>が参加している。
去年に引き続いての参加。
詳しくは、ライブサーキット・ネット
雪が降った。さらさらの雪。
歩くと、きゅっきゅっとして、気持ちがいい。
金沢・野町・西検番ライブまで、あと一週間。
<語りと音楽の織りなす情景・雪> “雪を綴る~雪女” ほか
それに、クラシックギター・谷内 直樹 さん とフルート・上野 賢治 さん による“冬”にまつわる演奏もある。
地元の金沢・野町・片町の方々が応援して下くださっている。
ほんとうに感謝の気持ちでいっぱい。
ありがとうござます。
雪の中に、紅い椿がぽっと咲いている・・・そんなライブにしたい。
詳しくは、1月19日付けのおたより&What’s New を!
<リーフレットをクリック!>
金沢を流れる犀川の水の音が聴こえるところに、西の廓・にし茶屋街がある。
様々な歴史を持っているところだ。
そのなかの西検番は、西の芸妓さんが踊りなどの練習をするところ。
大正時代の建物で、“大正浪漫”の香りが漂っている。
その西検番で、語り&クラシックギター&フルートのコンサートをする。
“語りと音楽の織りなす情景・雪”
節分、立春のあと・・・暦の上では春とはいえ、まだ寒さ厳しいころ、ひょっとしたらコンサートの最中に雪を呼ぶかもしれない・・・・
2月8日(金)19:00~20:15 大正浪漫・西検番ライブ “語りと音楽の織りなす情景・雪”
ライブサーキット’08 参加プログラム
クラシックギター・谷内直樹 さん、
フルート・上野賢治 さん と
“雪を綴る~雪女” “つつじの乙女” ほか フルート演奏、クラシックギター演奏
会場;金沢野町・にし茶屋街・西検番事務所
前売り;1,500円 (当日;2,000円)
主催;きくはなすの会
お問い合わせ;090-2373-5458
または、076-280-5766 ラ・ミズィク・クレ
~西検番事務所は、木造2階建ての建物で、「西の廓」に属していた芸妓衆の稽古場や管理事務所として大正11年に建設された。この大正浪漫漂う建物は、寄棟造り、下見板張りの洋風建築物で、にし茶屋街では異彩を放っている~
<画像をクリック!>
2008年が明けました。
新年おめでとうござます。
今年も、“本田 和”の語りの世界を創っていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
雪の朝です・・・
2008年1月1日
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本田和とキャッシー・スパニョーリによる
日本語と英語の掛け合いの語りのCD
“ふたつの声の物語”
CD<うぐいす姫>発売中
“音楽のように美しく調和する二つの声” をお楽しみ下さい。
日本語を母国語とする人も、
英語を母国語とする人も、
物語を楽しめます。
また英語を学んでいる人にも、
日本語を学んでいる外国の人にも、
お勧めします。
詳しくは、HP内 CD<うぐいす姫> を!!
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