プチ・発表会 in カフェ・エンジェル

ログハウスのカフェ・エンジェル今年6月から一ヶ月2回のペースで始めたワークショップ<“声読”の楽しみ>
12月18日は、そのプチ・発表会だった。
白山市旧鶴来町の カフェ・エンジェル で。

5人でひとつの物語を・・・
来春の発表会に向けて、まず、お客様なしの内輪の発表会と打ち上げをしよう、あったかい、ほっこりとした雰囲気の、出来たらお茶を飲める場所で声を出したいな・・・という贅沢な望みにぴったりのログハウスのカフェ・エンジェルですることになった。

「秋の夜の・・・」

「るるる・・・・」

当日はどうしても都合がつかない人もいたが、7人が声を合わせた。私も入ったプログラムもあった。

クジラとイルカ

カフェ・エンジェルは、ライトがあたるステージ部分もあるし、2階への吹き抜けがあり、すべて木の室内で、声を出すと、とてもいい具合に気持ちよく優しく響く。

今回のお客さまは、エンジェルのマスター。

エンジェルのマスター
いつもの練習ではなく、ちょっとあらたまった気持ちで・・・・
みんな、どうだったかな・・・

来年春は、たくさんのお客様に向かって、声に出して読んでみよう・・・・

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本田和とキャッシー・スパニョーリによる日本語と英語の掛け合いの語りのCD  “ふたつの声の物語” CD<うぐいす姫>発売中

詳しくは、HP内 CD<うぐいす姫> を!!

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“創る”ということ

このHPでも何度も書いたが、今年9月に語りの CD<うぐいす姫> を出した。

CDジャケット 
私とアメリカ・シアトル在住のストーリーテラー(語り手)の キャッシー・スパニョーリ Cathy Spagnoli さんとの日本語・英語の掛け合いの語りのCD<うぐいす姫>、名づけてバイリンガル・ストーリーテリング<二つの声の物語>

日本語でも英語でも楽しめる語りのCDを創ろうとキャッシーから提案されたのは、約2年前。

それまでに私たちは、日本語と英語の掛け合いの語りのプログラムを幾つか持っていた。それを持って、2002年11月のシンガポール、2003年7月、2004年5月のアメリカ・シアトルで語った。
もちろん、日本でも。

提案から1年後、つまり2005年の11月にキャッシーが金沢に来た折り、LFIのスタジオで録音。その後、CDのジャケットのデザイン、中に入れるノートのデザイン、構成・・・・プレス、印刷、包装・・・
その間、アメリカのキャッシーとやりとり・・・

じっくり10ヶ月かかって、出来上がったCD<うぐいす姫>
このCDが出来上がるまでに、たくさんのプロフェッショナルな“創る”場を見せてもらった。

録音、マスター制作のLFIの新谷美樹夫さん やデザインの斉藤慶デザイン研究室斉藤慶さん やスタッフの皆さんと打ち合わせなどでお会いするたび、“ものを創る”ことに対しての、細やかな、鋭い、そしてじっくりと丁寧に取り組むプロフェッショナルな眼差し・姿勢を感じた。

ひとつのものを“創る” ってこんなことなんだと、その方たちから教えていただいた、CD<うぐいす姫>を通して・・・

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本田和とキャッシー・スパニョーリによる日本語と英語の掛け合いの語りのCD  “ふたつの声の物語” CD<うぐいす姫>発売中

“音楽のように美しく調和する二つの声” をお楽しみ下さい。

日本語を母国語とする人も、英語を母国語とする人も、物語を楽しめます。
また英語を学んでいる人にも、日本語を学んでいる外国の人にも、お勧めします。

詳しくは、HP内 CD<うぐいす姫> を!!

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石川テレビ・スーパーニュース

11月23日夕方の石川テレビ・スーパーニュースの時間に “語りとチェロが共演<本田和・賢治の世界>” というタイトルの特集が放送された。

CD<うぐいす姫>ジャケットギア・ケオシヴィリさんとのコンサートの模様とCD<うぐいす姫> の紹介、語りへの想い、CDについてなどのインタビューだった。
語りとチェロのコンサートについては、このHPの<11月30日付けおたより> & <これまでの歩み・2006年>を!

放送の時間は、本番が終わり、片付けた後、ちょうどみんなで打ち上げをしていたところだった。残念ながらリアルタイムで観ることは出来なかったが、後日、録画で観た。

本田和の語り、CD<うぐいす姫> のことなど、沢山の方々に知っていただけて、とても嬉しい。
画像をクリック!

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本田和とキャッシー・スパニョーリによる日本語と英語の掛け合いの語りのCD  “ふたつの声の物語” CD<うぐいす姫>発売中

“音楽のように美しく調和する二つの声” をお楽しみ下さい。

日本語を母国語とする人も、英語を母国語とする人も、物語を楽しめます。
また英語を学んでいる人にも、日本語を学んでいる外国の人にも、お勧めします。

詳しくは、HP内 CD<うぐいす姫> を!!

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“クモの巣”のような出会い

人と人はそれぞれいろんな縁で繋がっている。
今年、偶然から授かった贈り物のような“再会”があった、それも二人。

一人は  ちゃん。
今年1月、金沢21世紀美術館シアター21 での 「グルジアの空から」~チェロ・篠笛・尺八・パーカッションそして語りのコンサート~ を終えて打ち上げ会場で。

私は、衣装など沢山入った大きな鞄と大きな花を抱えて、遅れて会場に到着した。みんなが集まっている2階に上がるとき、入り口にいたその店の若い女の人が荷物を持ってくれた。

一緒に部屋に入った彼女を見るなり、もうすでに到着していたメンバーのなかのグルジアの二人が“や~”、尺八の盛本芳久さんが“お~~!!”、受付をしたHさんが“あれっ?” 
偶然に、それぞれが、それぞれに、彼女の知り合いだったのだ。

でもその店の彼女と私は顔を見合わせて、
「どっかで会ったことがあるよね?!」

う~~~ん、え~~~とえ~~~と・・・・・

いろいろ考えて・・・わかった!
彼女がN中学校のとき、K先生の時間に私は語りと語りのワークショップの授業をした、Jちゃんは、その時の生徒だったことを、二人、同時に思い出した!!

それ以来、Jちゃんとは、親密な?!やりとりが続いている。
Jちゃんは、この出会いを“クモの巣のような出会い”と言っている。

もしもあのとき、打ち上げにあの店を選ばなかったら・・・もしもあの晩、Jちゃんがその店でのバイトの日ではなかったら・・・
偶然に感謝!!

そして、今年8月には  さん。
さっきのK先生が自作絵本を作ったときの記念の会の打ち上げをしているとき、私がK先生に「誰か写真を撮ってくれる人、知らない?」と聞いた。

そのとき、たまたまK先生にメールを送ってきたAさんは、いまカメラマンをしているとのことだった。

そのうえ、AさんがT中学校のとき(確か2年生)私はやはりK先生の時間に授業に入ったのだ!(ランチルームで昼食もごちそうになった)

話はとんとんと進み、Aさんが写真家・川北武志さんを紹介してくれた。

私のHPのなかで、“ちょっと(だいぶ?!)違っている” 写真の数々は、川北さんが撮ってくれたもの。

もしもあのとき、K先生と打ち上げをしていなかったら・・・もしもあのとき、AさんからK先生にメールが入らなかったら・・・
またまた偶然に感謝!!

何年も前に教室で出会った二人に、こうしてまた会えるなんて・・・そしてまた新しい人と繋がっていくなんて・・・語りをしてると、こんな不思議な巡り合いがあるんだな。

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CDジャケット 
本田和とキャッシー・スパニョーリによる日本語と英語の掛け合いの語りのCD  “ふたつの声の物語” CD<うぐいす姫>発売中

“音楽のように美しく調和する二つの声” をお楽しみ下さい。

日本語を母国語とする人も、英語を母国語とする人も、物語を楽しめます。
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詳しくは、HP内 CD<うぐいす姫> を!!

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物語を声に出す・・・

23日の<言奏で 音語る>のプログラムのなかの「鷲のバラーダ」、これは、グルジアの叙事詩「鷲のバラーダ」がもとになっている。無数のカラスやハゲタカに襲われ、傷つきながらも、勇敢に戦う“鷲の王様”の物語だ。この“鷲の王様”は、グルジアを現している。

グルジアには沢山の叙事詩がある。「虎皮の騎士」は有名。日本語にも訳されている。でも残念なことにいまは絶版。

グルジアの人たちは、これらの叙事詩を暗誦し、その物語のどこまでを語ることが出来るかを競っているそうだ。

ギア・ケオシヴィリさんチェリスト・ギア・ケオシヴィリさんも沢山の叙事詩を暗誦している。すらすらとすぐに口から出てくる。あるときは、ドラマティックに、あるときは、悲しみが溢れるように・・
先日のコンサートでは、本邦初演!?ギアさん自身の叙事詩「鷲のバラーダ」の語りと「鷲のバラーダ」のチェロの演奏を聴くことができた。音楽のように美しいグルジアの言葉を聴きながら、チェロの演奏・・・・

だいぶ前に観た映画「イングリッシュ・ペイシェント」だったかな・・のなかで、焚き火を囲んで、10人くらいの人が円くなって坐っているなかで、主人公の女性が詩か物語を暗誦して聴かせているシーンがあった。物語だったような気がするが確かではない。

こんな風に、身体に入っている物語を、焚き火を囲んで、グラスを片手に語ってみたいものだ、と憧れたのを覚えている。
囲炉裏を囲んで聴く昔語りと似ているのかな。

子どもの頃、意味もわからずに歌った文語体の歌・・・・例えば、“さぎりきゆるみなとへの・・・・”
大人になってやっと意味がわかったけど、子どもの頃、身体に入った美しい言葉の“波”は、いまでもずっと残っている。こんなのって一生の宝物だな・・・
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本田和とキャッシー・スパニョーリによる日本語と英語の掛け合いの語りのCD  “ふたつの声の物語” CD<うぐいす姫>発売中

“音楽のように美しく調和する二つの声” をお楽しみ下さい。

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語りとチェロで創る世界

語りとチェロ”によるコラボレーション言奏で 音語る>だった。11月23日に、金沢市民芸術村ドラマ工房で。

ギア・ケオシヴィリさんチェロは、関西フィルハーモニー首席チェロ奏者・ギア・ケオシヴィリ さん。
そして、クラシックギターの谷内 直樹さんには特別出演をしていただいた。

ほのぼのとした「ざしき童子」第1部は宮沢賢治の作品。今年は賢治の生誕110年の記念の年に当たる。物語「ざしき童子のはなし」と賢治の詩・無声慟哭<永訣の朝、松の針、無声慟哭>宗像 和氏が作曲した「チェロと語りのための“無声慟哭”」–賢治の言葉とチェロの奏でる音とが、最愛の妹・とし子を亡くした賢治の心の内を表現した。
チェロとともに「無声慟哭」を語る

クラシックギターとともに「雪女」を語る第2部は、「語りとクラシックギターによる“雪女”」ほか、チェロ独奏でグルジアや日本の曲、語りとチェロで「百万本のバラ」ほかグルジアの物語などなど…

「百万本のバラ」は、実在のグルジアの画家ニコ・ピロスマニがモデルになっている。ピロスマニは貧しい画家。放浪生活を続け、気の向くままに絵を描き、不本意な依頼は断ってしまうような人だった。
キャンバスいっぱいに描かれたピロスマニの「しまうま」「きりん」は、これまで見たことがなかった絵だ。一匹のしまうまが、絵の中から、静かにじっとこちらを見つめている。
「百万本のばら」「百万本のバラ」にでてくるバラを贈られた踊り子「女優マルガリータ」の絵もある。この絵のレプリカは愛知万博のグルジア館で見ることができたのだそうだ。本物は国外には出さなかったとか。
不思議な“静けさ”がある絵。
以前、グルジア映画「ピロスマニ」のVTRをギアさんからお借りして観たことがある。映画に描かれたピロスマニは、貧しくてどん底の生活をしているけれど、どこか静かで“明るい”。なんだろう、この“静かな明るさ”は・・・・

クラシックギターの谷内直樹さん
ドラマ工房
というさまざまな世界を創り出してくれる不思議な空間で、言葉と音の“ドラマ”が生まれた。

リーフレット朝から寒い一日だったにもかかわらず、用意した座席が足りなくなったほどの沢山の方々に聴いていただいた。
心から、ありがとうございました。
<画像をクリック!>

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本田和とキャッシー・スパニョーリによる日本語と英語の掛け合いの語りのCD  “ふたつの声の物語” CD<うぐいす姫>発売中

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くずの里・くらしっくコンサート

くずの里の玄関側11月18日は、秋、恒例の<くずの里・くらしっくこんさーと>~くずの里・ふるさと音楽祭~ に出演した。今年からは 「音楽祭」になったとのこと。
このコンサートが始まって、3年になる。私は毎年語らせてもらっている。クラシックギターの谷内 直樹さん と一緒に。

能登民話を語る葛で有名な宝達山の麓・くずの里が会場。中能登の宝達志水町にある。大きな古民家で宿泊もできる。
この音楽祭は、谷内ギター教室のMさんがプロデュースしている。

万葉集を詠じる
歴史を感じさせるこの古民家の空気にとけこむ語りを、是非地元の民話を、そんなMさんの要望があった。
そこで宝達志水町の民話を能登弁で語る。そのほか、この中能登を詠んだ万葉集、そして、ざしき童子

ほっこりと、能登の民話「はぐすけ
机島の「しただみ」貝(このあたりでは、「しただめ」と呼ぶとのこと)を詠んだ万葉集。えっ、これがこんな万葉集があるの!?と思ってしまうわらべ唄風万葉集。

ギター二重奏昔、羽咋の柴垣で膝の上まで海水につかって、必死になって「しただみ」貝を採ったなあ~~ そのとき指導してくださった水族館のS館長さんに笑われたっけ・・・そのとき採ったしただみ、いまでも大切にしまってある。

ソプラノの橋浦 真紀さんの日本の歌、谷内 直樹さん と広島のギタリスト 川本 秀史さん のギター二重奏と独奏と、多彩な音楽祭だった。

私の両親は広島生まれ。川本 秀史さんの広島弁を聴いていると、母の言葉の響きがあって懐かしかった。

会場となった大広間の柱には大きな時計が掛けてある。15分ごとに、ぼ~~ん ぼ~~ん と時を告げる。その音もこの音楽祭で音楽を奏でているようだったなあ。<画像をクリック!>

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CDジャケット 
本田和とキャッシー・スパニョーリによる日本語と英語の掛け合いの語りのCD  “ふたつの声の物語” CD<うぐいす姫>発売中

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“ストーリーテラーがやってくる”

松任高校図書館での語り11月15日に石川県立松任高等学校で語った。「図書館教養講座・語りと尺八ストーリーテラーがやってくる~ というタイトルをつけてくださっていた。

尺八は盛本 芳久さん。

松任高校の図書館は4階にある。窓からいっぱいに山並みが見える。冬は雪をかぶった白山は見事だろうな・・・と思いながら山を見ていた。

松任高校図書館報 より
朝から冬近しを感じさせる風、稲光、雷・・・

図書館の担当のK先生と司書の方が、図書館に椅子を並べ、ステージ部分をつくり、なんとなんと、天井に3機ものスポットライトをつけてくださっていた。

高校生のみなさん・・・・図書館がライブステージに!!

放課後、高校生にとってあまりなじみのない“語り”に、果たして何人くらいの生徒さんたちが聴きに来るんだろう・・・・・

・・・・・って考えていたけど、時間になったら図書館いっぱいの男子・女子の生徒さん、先生方・・・椅子が足りなくなって、横の部屋から出している。

尺八の盛本さんと外は寒いけどすごい熱気。長い語りも入れる。

尺八の盛本さんは、古典の曲から童謡を演奏。

松任高校図書館報 より
最後は「雪女
「雪女」が始まったとたん、おさまっていた天候が急に荒れ始め、風、稲光、雷、霙・・・・「ほんとかよ・・・」とつぶやく男の子の声。
尺八と天からの効果音とともに語る。

やはり、今日も!! 起こった!!「雪女」に!
<画像をクリック!>

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“ねこを語る話” “ねこが語る話”

案内葉書11月10日は、<今年もねこにあそぶ秋>~ねこ暮らしめもりー~倉下眞澄作品展での語りだった。石川県野々市町新庄のみづほ工房にて。倉下眞澄さんの作品展で語るのはこれで3年目の秋。

カレンダー、葉書、カップ、ランチョンマット・・・・会場の中、いっぱいに、ねこが遊び、戯れていた。

「ねこの話」というテーマだったので、“ねこを語る話”と“ねこが語る話”を語った。

私は、子どものときからずっと犬が身近にいた。タロから始まってピッピまで。
世の中、ねこ大好き・ねこ族と犬大好き・いぬ族に分けられるそうだが、自分は、いぬ族だと思っていた。

ところが数年前、友人にデザインしてもらった私の名刺には、ねこのシルエットが・・・ 彼女のイメージでは、私は“ねこ”なんだそうな。自分のイメージって自分ではわからないもんなんだ・・・

実際にねこと暮らしたことはないが、それら以来、ねこがなんとなく気にかかり始めた。

“ねこの話”を語るだから今日は、“ねこ”が主人公の話と“ねこ、つまり私”が語る話。

案内葉書に描かれた倉下眞澄さんのねこの絵は、楽しそうに輪になって遊んでいた。それを見たとたん、この語りをしようって即座に決めた・・・10人の子どもたちが楽しく遊んでいるうちに、いつの間にかひとり増えて11人になっていた・・・・って物語。

尺八奏者・盛本芳久さんとこの葉書に描かれているねこたち、楽しそうに手をつないで輪になって遊んでいる。このひとりひとり(!?)は、作品展に関わる人たちなんだそうだ。私もこの輪になって遊んでいるねこのひとりとのこと。

尺八奏者の盛本芳久さん と。 盛本さんは、伝統的な尺八の曲から童謡までを演奏。<画像をクリック!>

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CDジャケット 
本田和とキャッシー・スパニョーリによる日本語と英語の掛け合いの語りのCD  “ふたつの声の物語” CD<うぐいす姫>発売中

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言<語り>奏で 音<チェロ>語る

言奏で音語る・チラシ言奏で 音語る
語りとチェロのコラボレーション 

チェロはグルジアのチェリスト、ギア・ケオシヴィリさん。
ギアさんは現在は関西フィルハーモニーの首席チェロ奏者をしている。

ギアさんと初めて会ったのは10年位前。ギアさんが日本に来て間もない頃。ピアノの篠原美樹子さんと3人で小将町・常福寺の本堂でのコラボレーションが最初。
それから何回か金沢や氷見で一緒にコンサートをした。

2年前にギアさんから一緒にしようと声を掛けていただいた。それが今年の1月実現。そのときはチェロと語りそれから篠笛、尺八、パーカッションだった。
今回はギアさんと私。ひとつのプログラムにゲストとしてクラシックギターの谷内直樹さんが加わる。

宮沢賢治の「無声慟哭」「ざしき童子のはなし」それに「雪女」「百万本のばら」などの語りと音楽、そのほかグルジアの曲、日本の曲のチェロの演奏など 

金沢市民芸術村ドラマ工房に、創り出される<言と音のドラマ>を、どうぞお楽しみください。

日時;11月23日(木・祝)午後3時開演
場所;金沢市民芸術村ドラマ工房にて
チケット;前売り・大人 2,000円、高校生以下 1,500円
チケット販売;ヤマチク109プレイガイド、ヤマチク・めいてつエムザプレイガイド、大和クレイガイド、金沢市民芸術村本の店チルクリ、古書Duckbill

連絡いただければチケットを受付にお取り置きいたします。

076-247-4473 チルクリ内 川崎
090-2373-5458 きく・はなすの会
または、
mono_katari_bito@yahoo.co.jp

<チラシをクリック!>

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