季節は巡る・・・“月”とともに

3月3日の桃の節句の宵、<二十四節気を奏でる“月”>が終わった。
金沢市民芸術村パフォーミングスクエアにて。

尺八・平林 火山 さん、
箏・丹羽 聖子 さん、岩井 久美 さん
十七弦・丸岡 映美 さん、
シンセサイザー・たきざわ たく さん、
和太鼓・良鳴 竜一 さん、
と。

リーフレット私はそれぞれの季節の語り<古典から俳句、和歌、詩、物語など>をした。

それぞれ、ご自分の演奏の世界を持った方々ばかりで、私はピンと背筋が引き締まるような心地よい時間だった。

一緒にステージを創った“夢のような”時間が“終わった”・・・・
夢から現実に戻ってしまったときのような気がしている・・・・

月とともに、春・夏・秋・冬・・そして再び春、と1年を巡った。
90分のステージで、1年という長い旅をしてきたようだ。
浦島太郎が竜宮城で過ごした時間みたい。

またこの演奏家の方々とご一緒出来るときを心から楽しみにしている。

あの夜、聴きに来て下さった方と、今日、偶然出会った。
「公演が終わって、会場の外に出たら、大きな綺麗な月が出ていたんですよ」
と言われた。

よかった!
一段落して私が空を見たときは、月は雲に隠れて見えなかった。

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CDジャケット 
本田和とキャッシー・スパニョーリによる
日本語と英語の掛け合いの語りのCD 
 “ふたつの声の物語” CD<うぐいす姫>発売中

“音楽のように美しく調和する二つの声” をお楽しみ下さい。

日本語を母国語とする人も、
英語を母国語とする人も、
物語を楽しめます。

また英語を学んでいる人にも、
日本語を学んでいる外国の人にも、
お勧めします。

詳しくは、HP内 CD<うぐいす姫> を!!

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<二十四節気を奏でる “月”>

二十四節気を奏でる・リーフレット3月3日、桃の節句の宵、<二十四節気を奏でる> “月” に出演する。

満ちては欠ける月に想いを寄せながら、春・夏・秋・冬を巡るひととき。

月の満ち欠けが基になって作られた太陰暦、その太陰暦を使っていたときに、季節の移り変わりを知るために作られたのが「二十四節気

「二十四節気」と「月」は、密接な関係にある。

太陽暦を使っている現在でも、大寒、啓蟄、大暑・・・・・など、
二十四節気は、季節を感じさせてくれる馴染み深い言葉だ。

金沢市民芸術村の企画、昨年に引き続いて私は語りで出演する。
楽器演奏家の方たちは、昨年とはがらりと変わる。

尺八平林 火山 さん、
丹羽 聖子 さん、丸岡 映美 さん、岩井 久美 さん、
シンセサイザーたきざわ たく さん、
和太鼓良鳴 竜一 さん、
そして 語り ・本田 和

私にとって、始めてご一緒させていただく方々ばかり。
特にシンセサイザーの演奏家と組むのは始めて。

3月3日は、“十四日”の月。翌4日は、満月。
春の朧月が顔を出してくれるかな・・・・

わくわくしている。

金沢市民芸術村アクションプラン実行委員会・主催
金沢市民芸術村パフォーミングスクエアにて 
お問い合わせ・金沢市民芸術村ミュージック工房 076-265-8325

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メロメロポッチ・ライブ “弦奏の夜”

 弦奏の夜・リーフレットメロメロポッチ・ライブ“弦奏の夜”< 語りとクラシックギターの夜第7夜>は、22日(木)20:00から。

第7夜は 語りとクラシックギターで、
アメリカン・テーストジャジーな夜!

語りは、長年暖めていた レイモンド・カーヴァー の世界。
それに 谷内 直樹 さんのクラシックギターでアメリカンの味付け。

“えっ? クラシックギターで、アメリカン・テースト!?”

どうぞお足をお運び下さい!!
22日夜は、いままでにない新しい世界を創り上げる。

メロメロポッチの入り口近江町市場のなかメロメロポッチ にて。(金沢市下近江町68BF、くすりのキリン堂横の地下)
2,000円 (ワンドリンク付)
お問い合わせ;メロメロポッチ 076-234-5556
画像をクリック!

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本田和とキャッシー・スパニョーリによる日本語と英語の掛け合いの語りのCD  “ふたつの声の物語” CD<うぐいす姫>発売中

“音楽のように美しく調和する二つの声” をお楽しみ下さい。

日本語を母国語とする人も、英語を母国語とする人も、物語を楽しめます。
また英語を学んでいる人にも、日本語を学んでいる外国の人にも、お勧めします。

詳しくは、HP内 CD<うぐいす姫> を!!

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里山での語り~角間の里

里山自然学校での語りのリーフレット2月24日、角間・里山自然学校主催で、里山にある民家・角間の里で語る。
昔話・民話語り

この角間の里は、金沢大学が市民との交流の場としてつくった古民家だ。

ここに里山での様々な活動をしている里山自然学校がある。
その活動のひとつとしての語りを聴く会を企画されたのとのこと。

“自然”学校という言葉のとおり、多くは屋外での活動をしているそうだ。
例えば、雪の上の足跡探しとか野鳥観察やモリアオガエルなどの野生生物の観察などなど。

この古民家・角間の里の周囲の畑には、金時草など加賀野菜も植えられている。

古民家・角間の里里山自然学校のホープページを見ると、わくわくするような活動がたくさん出てくる。

以前金沢大学の生態学の大串龍一教授の「里山の話」というレクチャーを聞いて以来、里・里山・奥山に興味を持つようになった。

物語や民話の世界では、
里に住むものが里山を通って奥山に入り込んでしまったり、
奥山に住むものが里山を通って里に出てしまったりすることが、往々にして起こる。

雪女や山姥に出遭ったり、
山奥に突然立派な屋敷が現れたり。
奥山に迷い込んで過ごした一日が、里の時間では、一年だったり・・・・

角間の里の玄関奥山って、人が入ってはいけない世界なんだろうな・・・
それを侵したときに、不思議なことが起こるのではないかしら・・・

逆に、奥山に住むものが、ひょっこりと里にやってくることもあるんだろう、
祭りを見に来た山男みたいに。

山男が、ひょっこり、語りを聴きにきてくれないかな~~

お問い合わせは、角間・里山自然学校・076-264-6698 へ
リーフレットをクリック!

角間の里のHP

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本田和とキャッシー・スパニョーリによる日本語と英語の掛け合いの語りのCD  “ふたつの声の物語” CD<うぐいす姫>発売中

詳しくは、HP内 CD<うぐいす姫> を!!

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うぐいすの初鳴き <うぐいすライブ>

うぐいすライブ・リーフレットCD「うぐいす姫」 完成記念<うぐいすライブ>を、立春を目の前にした2月2日に開いた。

犀川に近い豪姫ゆかりの寺・野町大蓮寺さんの本堂で。

冬なのに、それまでずっと晴れだったのに、
その前の晩から雪。
ひどい雪だったら、お客様が大変だろうな・・・と心配していたら、お昼前からは晴れ間が出てきた。

なんと午後からは青空も見えた。
一日に、雪と春の青空の両方味わえるなんて、天からの贈り物!!

大蓮寺本堂での語り大蓮寺さんの本堂はお客様でいっぱい。
心から「ありがとうございました」
大蓮寺さんがストーブを沢山出してくださった。
ホッカイロも用意した。
でも寒かった方々がいらしたら、すみませんでした。
画像をクリック! 北国新聞2007.2.3付より、大蓮寺本堂での語り

大蓮寺さんの近隣の方々、新聞を見て来て下さった方々・・・語りを聴くのは始めてという方々も沢山足を運んでくださった。
とてもとても嬉しいことだ。

練習風景・2007.2.1付北陸中日新聞より演奏で参加してくださった頼もしい仲間・フルートの上野賢治さん、民族打楽器のmatabeさん、尺八の盛本芳久 さん、クラシックギターの谷内 直樹 さん
どうもありがとう!!

大蓮寺さんのご近所のお菓子の「たにや」さんのうぐいす餅も大好評。

CD「うぐいす姫」が完成したときから、記念ライブは、
うぐいすの頃に、
うぐいす餅を味わいながら
と構想を立ててくれた  古書Duckbill のYさん。

2月2日の宵はうぐいすの初鳴き
画像をクリック! 2007.2.1付北陸中日新聞より、練習風景

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CDジャケット 
本田和とキャッシー・スパニョーリによる日本語と英語の掛け合いの語りのCD  “ふたつの声の物語” CD<うぐいす姫>発売中

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LIVE・ライブ・サーキット’07

ライブ・サーキットリーフレット “音楽は金沢を寝かせない!!!”

これは、1月23日から2月4日まで開かれる「金沢音楽週間・LIVE・ライブ・サーキット」 のキャッチコピー。

この「ライブ・サーキット’07」に、CDうぐいす姫 発売記念ライブ<うぐいすライブ> も参加している。

ライブ・サーキットというのは、ライブ、つまり生のパフォーマンスの楽しさを多くの人に知ってもらおうということで始めた企画なのだそうだ。
今年は2回目。
この期間、金沢で、沢山の、様々なライブが楽しめる。
そして、ロック、ジャズ、ブルース、クラシックなどの音楽のなかで、
異色のライブが、この <うぐいすライブ> なのだ。

ライブ・サーキット参加一覧言奏で 音語る 本田和 の<うぐいすライブ>、2月2日の午後6時30分から、
語りと音楽とうぐいす餅をどうぞ!

出演は、語り・本田 和、フルート・上野 賢治、民族打楽器・matabe、尺八・盛本 芳久、クラシックギター・谷内 直樹<リーフレットをクリック!>

<うぐいすライブ>については、1月10日付け“おたより”「うぐいすライブ」を!!

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本田和とキャッシー・スパニョーリによる日本語と英語の掛け合いの語りのCD  “ふたつの声の物語” CD<うぐいす姫>発売中

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今日は大寒

今日は、二十四節気のひとつの大寒。一年で一番寒い日・・・のはずなのに、
なんだか春先のような暖かさ、空気の臭い。春独特のほこりっぽさを感じる。

昨冬の金沢は、凄まじい豪雪で、吹雪のような日が続いた。
天気予報で「雪だるまマーク」が続いているのを見ると、ぞっとした。
雪と格闘していた気がする。
道を歩いていて、雪が積もって見えなかった側溝に片足が落っこちたっけ。
足が届かないくらい深かったので、道に残って踏ん張ったほうの足を捻挫してしまった。

でも雪が降ったときのあの静けさ、ひやっとして張り詰めた空気、一面真っ白な世界は、
一年のうちのこの時期、冬だけの楽しみなのだ。
夜中にしんしんと降り続き、朝起きたら、まるで世界が変わっている、真っ白に。
一瞬、息が止まりそうになる。
どこか違う世界に迷い込んだような気がする。

それがこの冬は、ぽかぽか。

“大寒”は、一年で一番寒い日・・・ということは、これ以上寒い日はこない。
これから、少しずつ、少しずつ、暖かくなっていく、後戻りをすることがあっても。

“少しずつ、暖かくなっていく”という感覚を感じさせてくれる冬はどこにいったんだろう。

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うぐいすライブ

うぐいすライブ・リーフレット語りと音楽のハーモニー
春待ちの宵に、豪姫ゆかりの寺での一刻
うぐいすの初鳴きのような
犀川の春を告げるライブ

CD<うぐいす姫>の完成・発売を記念して《うぐいすライブ》をする。

CDのタイトル“うぐいす”にちなんで、春にしようよ、お寺で出来たらいいね、うぐいす餅も一緒に・・・・と、
記念ライブの準備をしてくださっているYさんのアイディア。
それにぴったりの時、場所が見つかった。

まず、立春の頃の2月2日に、
そして犀川に近い豪姫ゆかりの寺・野町大蓮寺さんの本堂で。

そのうえ、頼もしい仲間が共演してくれる。

フルートの上野賢治さん、民族打楽器のmatabeさん、尺八の盛本芳久 さん、クラシックギターの谷内 直樹 さん。(五十音順!)
この宵だけの特別プログラムで。

2月2日(金)18:30~(約1時間の予定)
野町・大蓮寺本堂 (金沢市野町2-1-14)
広小路バス停より徒歩2分、駐車場に限りがあります。近くのコインパーキング等をご利用下さい。
おひとり;1,000円(うぐいす餅・お茶付き)
是非お申し込みをお願いします
お申し込み・お問い合わせ;076-247-3340 古書Duckbill

寒いのでどうぞ暖かい服装で。
<リーフレットをクリック!>

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本田和とキャッシー・スパニョーリによる日本語と英語の掛け合いの語りのCD  “ふたつの声の物語” CD<うぐいす姫>発売中

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新年明けましておめでとうございます

新しい年、2007年が明けました。

今年も“ものかたり人”として物語・言葉・音 の“本田 和”の世界を創り、語り届けていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

真っ白な雪、冷たい空気、太陽、ひよどりの声・・・爽やかな元旦。

2007年最初のライブは、2月2日午後6時30分からの<うぐいすライブ> ~ CD「うぐいす姫」発売記念ライブ

たくさんの方々のおかげでCD「うぐいす姫」が完成しました!ありがとう!!のライブ。
CD制作の方々、CDを手に取ってくださった方々、音楽で参加してくださったお二人、これまでに私の語りを聴きに来てくださった方々、応援してくださる方々、支えてくださる皆さん、音楽など頼もしいコラボレーション仲間の皆さん・・・ほんとうにほんとうにありがとうございます。

野町・豪姫ゆかりの寺・大蓮寺本堂にて。
詳しくはHP内 公演予定 を!

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本田和とキャッシー・スパニョーリによる日本語と英語の掛け合いの語りのCD  “ふたつの声の物語” CD<うぐいす姫>発売中

“音楽のように美しく調和する二つの声” をお楽しみ下さい。

日本語を母国語とする人も、英語を母国語とする人も、物語を楽しめます。
また英語を学んでいる人にも、日本語を学んでいる外国の人にも、お勧めします。

詳しくは、HP内 CD<うぐいす姫> を!!

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スノーグース(白雁)

ポール・ギャリコ;「スノーグース」ポール・ギャリコ が紡いだ「スノーグース」 (白雁)は、何度読んでも、その都度、深いものが心の中に残る。
何日も何日もその深いものが私の内に残り、漂う。溢れる想いを抑えることが出来ない。
イギリスのエセックスで、スノーグース・白雁を通して触れ合った男性と少女の物語だ。

以前、私は偶然、ポーランドのバルト海に沿った街・ベステルプラッテに行ったことがある。ここは第2次世界大戦の発祥の地。
ギャリコの「スノーグース」には、そこから進んでいったこの戦争のダンケルクでのあの出来事が出てくる。

28日のメロメロポッチ ライブ <弦奏の夜・語りとクラシックギターの夜・第6夜> に、この「スノーグース」を語った。クラシックギターの谷内 直樹 さんの奏でる吉松隆の曲とともに。

CAMEL;スノーグースたまたま、12月始め、Yのマスターと「スノーグース」の話になった。

このストーリーに沿った曲があると教えてくださった。
そのうえ、マスターの大切なそのレコードを貸して下さった。イギリスのキャメルというグループが創ったものだった。
まだLPを聴くことができる機器を見つけられないでいるが、近いうちに聴いてみようと思う。

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本田和とキャッシー・スパニョーリによる日本語と英語の掛け合いの語りのCD  “ふたつの声の物語” CD<うぐいす姫>発売中

詳しくは、HP内 CD<うぐいす姫> を!!

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