「中原中也・汚れつちまつた悲しみに・・・」~本田和の語り・神戸六甲公演は、
6月17日に終わりました。
チェロは、大阪フィルハーモニー交響楽団の林口 眞也さん。
朝から強い太陽が照りつける日でした。六甲は風が爽やか。
六甲の山懐にある「里夢」での語りのライブは、今回で11年目になりました。
「ただいま~~」って里夢に帰って来るような気持ちです。
来年もまた、ここ神戸・六甲山麓「里夢」で語りたいと思っています。
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「中原中也・汚れつちまつた悲しみに・・・」~本田和の語り・神戸六甲公演は、
6月17日に終わりました。
チェロは、大阪フィルハーモニー交響楽団の林口 眞也さん。
朝から強い太陽が照りつける日でした。六甲は風が爽やか。
六甲の山懐にある「里夢」での語りのライブは、今回で11年目になりました。
「ただいま~~」って里夢に帰って来るような気持ちです。
来年もまた、ここ神戸・六甲山麓「里夢」で語りたいと思っています。
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6月10日は、19年前に逝ってしまったK子さんを囲んでのひとときでした。
“光と影の恵子の一座”~風のおきみやげ
K子さんは会場で花に囲まれて微笑んでいました。
19年前、K子さんがご自宅で療養してらっしゃるときに、
ギターの谷内さんと出かけて行ってK子さんが好きだと言ってくださっていた「プラテーロとわたし」を聴いていただきました。
あれから19年!
毎年、K子さんのお仲間の人たちが作り上げているひととき「風のおきみやげ~光と影の恵子の一座」に今年も参加しました。
今年はクラシックギターの谷内直樹さんと一緒に「詩人・吉野弘の言葉」というテーマで語りました。
そのなかの一つの詩には尺八の盛本芳久さんが加わってくださいました。
泰山木の花が好きだったk子さん、
しっとりとした緑が爽やかな一日でした。
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「中原中也・汚れつちまつた悲しみに・・・」~本田和の語りの金沢公演が終わった次の週、
山口の湯田温泉にある「中原中也記念館」を訪ねました。
記念館は中也が生まれた家の跡に建てられた建物です。
白い建物に緑の樹々、建物のなかも白のイメージです。
中原中也を語ることのお礼と、
これからも語り続けることへの「よろしく」を、まず中也に伝えました。
ちょうど企画展「中原中也の散歩生活」の会期中。
散歩が好きだったという中也。
散歩しながら、様々なものを身体全体で感じたのでしょう。
建物に入るアプローチにも、館内のガラス窓にも、中也の詩がちりばめられています。
中也の生まれたこの地に立って、はじめてはっと思ったこともいくつかありました。
中也をたくさんたくさん感じた時間でした。
山口と言えば、私にとっては敬愛するFさんの生まれた地でした。
金沢に住んでいらしたFさんは、びっくりするくらいグローバルで、けた外れにスケールが大きくって。
どうしてなんだろう?と思っていました。
でも、山口を訪ねてちょっとばかりわかったような気がしました。
山口は、今年は「維新政策150年」の記念の年にあたるそうです。
あちこちに、いまでも維新の風が吹いています。
中原中也記念館の近くの道を歩いていた時、たまたま出会った人が、
「薩長同盟が結ばれた祝いに、この旅館の中庭で、西郷隆盛、坂本龍馬、桂小五郎らが酒盛りをした」と向かい側に見える松田屋ホテルを指さして教えてくださいました。
井上馨の生まれた家の跡に作られた井上公園、フランシスコ・ザビエルの記念聖堂。
また、その男性が通っていた中学校(?)の宿直室には、かつて種田山頭火がしょっちゅう来て、お酒を呑んでいった・・・とのこと。
いろんな歴史が生きているんだな。
中原中也に出会って、湯田温泉でゆったりして、維新を感じた山口でした。
6月17日は神戸・六甲公演です。
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「中原中也・汚れつちまつた悲しみに・・・」金沢公演は
5月11日(金)に終わりました。
いつもステージ写真をお願いしている写真家の沢麻美さんが撮影して下さった写真が出来上がりました。
会場は金沢市民芸術村ドラマ工房。
ドラマ工房の入り口は、もう、中也の世界です。
ドラマ工房は天井が高く、よく響きます。
音響はいつものLFIの新谷美樹夫さん。
コンサートホールで語り、チェロの演奏しているようでした。、
そして照明は、いつもの宮向隆さん。
中也の時代に連れて行ってくれる明かりでした。
いまにも空中ブランコが揺れている小屋の天井が見えるような「サーカス」の明かり。
画像を見ながら、中也の足早に駆けぬけた30年の人生、
心の乱反射を映したような中也の詩を思い起こしています。
6月17日は神戸・六甲公演。
中原中也で心がいっぱいになっています。
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「中原中也・汚れつちまつた悲しみに・・・」~本田和の語り
金沢公演は、11日(金)に終わりました。
詳しくは本番の画像を後日アップしますが、
ひとまず、金沢市民芸術村ドラマ工房でのリハーサルの様子です。
次は、6月17日(日)の神戸・六甲公演に向けて、さあ!
・・・・・・・・・・・・・・
30年の短い人生を、足早に駆けぬけた詩人・中原中也、
中原中也の心の乱反射を映したような詩を語り、感受性あふれるその結晶を見つめます。
<神戸・六甲公演>
日時;6月17日(日)14:00~(開場;13:30)
会場;音楽ホール&ギャラリー 里夢 SATOM
(神戸市灘区曽和町1の4の2、地下1階)
阪急六甲駅下車②番出口徒歩5分、
JR六甲道下車徒歩12分
入場料;2000円 (当日;2500円)
お申込み&お問い合わせ;
きくはなすの会 090-2373-5458
宮崎 陽子 090-7768-0439
*上記の問い合わせ先にご連絡いただければ、前売りチケットを受付にお取り置きいたします。
<画像をクリック!>
語り&チェロによる「中原中也・汚れつちまつた悲しみに・・・」、
5月11日(金)金沢公演、そして6月17日(日)神戸・六甲公演のチラシは、
中原中也が18歳ころの写真です。
山口市湯田温泉にある「中原中也記念館」のご厚意で使わせていただきました。
私たちをとらえる不思議な力を持った眼差しで、中也は見つめています。
中原中也は、大正のはじめ、金沢に住んでいたのです。
4月13日は、
プロデュースの森田 正明さん、デザインの斉藤 慶さん、
音響の新谷 美樹夫さん、照明の宮向 隆 さん、
そして私の5人で、打ち合わせ。
紅茶&お菓子をつまみながら・・・
まずは、5月11日(金)金沢公演、そして6月17日(日)神戸・六甲公演に向けて。
ノスタルジックでありメランコリックなステージになります。
18日は大阪にいました。
チェロの林口 眞也さんと
5月6月の「中原中也・汚れつちまつた悲しみに・・・」の合わせ練習のため。
まず、コーヒー&サンドイッチでお昼をしながら打ち合わせ。
昔ながらの喫茶店の雰囲気たっぷりのTORAIで。壁に中原中也のチラシを貼ってくださいました。
場所を移して、みっちり練習。
密度の濃い時間でした。
終わって、夕ぐれの淀川を神戸方面に向かって渡りました。
水は穏やかで滑らかだった。
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「中原中也・汚れつちまつた悲しみに・・・」
~本田和の語り
30年の短い人生を、足早に駆けぬけた詩人・中原中也、
彼が残したのは、たった2冊の詩集です。
中原中也の心の乱反射を映したような詩を語り、感受性あふれるその結晶を見つめます。
語り;本田 和
チェロ;林口 眞也
プロデュース;森田 正明
デザイン;斉藤 慶
音響;L.F.I新谷 美樹夫
照明;宮向 隆
<金沢公演>
日時;5月11日(金)19:00~ (開場;18:30)
会場;金沢市民芸術村ドラマ工房PIT2 (金沢市大和町1-1)
入場料;2000円 (当日;2500円)
お申込み&お問い合わせ;
きくはなすの会 090-2373-5458
monokatari10060408@docomo.ne.jp
チケット取扱い;金沢市民芸術村、石川県立音楽堂チケットボックス、
大和プレイガイド、ほか、お問い合わせください
<神戸・六甲公演>
日時;2018年6月17日(日)14:00~(開場;13:30)
会場;音楽ホール&ギャラリー 里夢 SATOM
(神戸市灘区曽和町1の4の2、地下1階)
阪急六甲駅下車②番出口徒歩5分、JR六甲道下車徒歩12分
入場料;2000円 (当日;2500円)
お申込み&お問い合わせ;
きくはなすの会 090-2373-5458
宮崎 陽子 090-7768-0439
*上記の問い合わせ先にご連絡いただければ、前売りチケットを受付にお取り置きいたします。
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“春の昼下がり~語りとギターのひととき”は、3月25日(日)午後でした。
白山市立美川図書館(白山市美川浜町ヨ103)と公民館の共同事業とのことでした。
テーマは、遠く白山を眺めて山の物語、手取川沿いの日本海近く海の物語。
「つつじの乙女」
「耳なし芳一」
クラシックギター演奏
クラシックギターは は
谷内直樹 さん
晴れた春の午後、とても気持ちよかった!
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3月21日の午後は、長年の友人であり仲間、のりちゃんがオーナーの
「お家カフェ・こはな」(金沢市尾張町1-9-7)のこけら落としライブで
“語りとギター”のひとときでした。
クラシックギターの谷内直樹さんと一緒。
昭和の香りのする(と勝手に思っている)大正時代の建物です。
のりちゃん、あきちゃんのリクエストで、
「きつねの窓」を語りました。
子どもの頃のへの想いでいっぱいになる物語です、私にとって。
ライブの後は、優しいあったかいカフェですっかりくつろぎました。
「お家カフェ・こはな」は2階にあります。
1階は駐車場になっています。
こはなさんの窓からは、歴史のある建物が見えます。
明日から本格オープン。
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メロメロポッチでの語りとギターのライブ<弦奏の夜>は、13年目に入りました。
第54夜は3月8日(木)19:00からです。
語り;「デューク」「藤島さんの来る日」「冬の日、防衛庁にて」ほか2篇(江國香織・作)
やさしい言葉で軽やかにテンポよく進んでいく・・・・
そして、あとに深いものが残っている・・・
そんな江國ワールドを、谷内直樹さんの19世紀ギターとともに。
会場;メロメロポッチ (金沢市下近江町68BF、くすりのキリン堂横の地下)
おひとり;2,000円 (ワンドリンク付)
お問い合わせ;メロメロポッチ 076-234-5556
“メロメロポッチ”という不思議な空間で創りだされる、語り・言葉・音の世界をお楽しみ下さい。
2月23日(金)24日(土)は、金沢を流れる浅野川のほとり、東山にある町屋塾で
語りと舞と光と映像と音による「龍宮夜会~雪女」でした。
「夢十夜より第一夜」(夏目漱石・作)
「雪女」
舞;宇都宮千佳、音;新谷美樹夫、光;竹原均、映像;山田のぶ
「夢十夜」の語りは山田のぶさんのほとんど動かない静かな映像と一緒でした。
のぶさんの映像が消えると、そこに雪が降り始め、
新谷美樹夫さんが作って下さった音が流れ始めました。
雪のなかで千佳さんが舞い・・・・
竹原均さんの灯りが幻想的に。
「雪女」を語り始めました。
そして、雪女が消えて・・・小鳥のさえずりが聴こえ・・・・春がやってきました。
また、千佳さんの舞とご一緒するのがとても楽しみ。
そして、二階の茶室では、お薄。
雪を思わせる器の白とお茶の緑は、いまでも目に浮かびます。
そのうえ、スミスミ・ご膳。
まず、眼を楽しませてもらって、そして美味しい味を楽しんで。
スミスミごはんを作って下さったスミスミさんの説明を貼り付けます。
「雪女から、春を待つイメージで作りました。
節句のひな祭りの菱餅のように、芽吹きと雪と花を表現したお寿司は、それぞれ、セルバチコ、大根、ビーツを入れました。大根の入ったお寿司には、菜の花をあしらいました。
あとは、金沢の生麩と、きのこ、春菊を、なごり雪のような粕煮にしました。
雪の中で雪解けを待つように、ひじき、青菜、クコの実を、湯葉とお豆腐で白和えに。
芽吹きをイメージして葱を斜めにカットし、バルサミコでソテーし、白味噌を添えました。
あとは、その場で召し上がられた方には、葛でとろみをつけたかぶのみぞれ汁をお出ししました。」
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