6月5日は、23年前に亡くなった恵子さんを囲む仲間が集まる
「風のおきみやげ~光と影の恵子の一座」に今回も参加しました。
新型コロナ蔓延のため3年ぶりの集まりになりました。
今回は、筝の北村雅楽弓さんと、
信州の伝説「つつじの乙女」を語りました。
新緑の頃、山のつつじの花に想いを馳せて・・・
会場の金沢芸術村里山の家の窓からは、気持ちのいい緑の木々が見えました。
6月5日は、23年前に亡くなった恵子さんを囲む仲間が集まる
「風のおきみやげ~光と影の恵子の一座」に今回も参加しました。
新型コロナ蔓延のため3年ぶりの集まりになりました。
今回は、筝の北村雅楽弓さんと、
信州の伝説「つつじの乙女」を語りました。
新緑の頃、山のつつじの花に想いを馳せて・・・
会場の金沢芸術村里山の家の窓からは、気持ちのいい緑の木々が見えました。
4月29日午後5時(逢魔が時・黄昏時)から
金沢・浅野川近くの町屋塾で、
舞のうつのみやちかさんと、
泉鏡花の「絵本の春」を語りと舞で表現しました。
「絵本の春」は金沢の一本の古小路が舞台です。
そして、そこに出てくる大川は浅野川。
少年を誘う古小路は暗がり坂でしょう。
町屋塾は、まさにそのすぐその近くにあります。
言葉と舞のコラボレーションは、
そのときそのときに生まれてくる空気に触れ、
泉鏡花が綴った幻の世界に入ったり・・・・
現実に戻ったり・・・
生の空間で生まれてくる世界を身体中で感じました。
もう昨年のことになってしまいました。
2021年11月7日(日)17:30~18:30は”古典の日”事業「古典に耳を傾ける
~チェロの伴奏による古典文学朗読会~でした。
主催は金沢市立玉川図書館。
玉川図書館は緑にあふれている玉川公園の横にあり、
図書館の建物のそばにも大きな木があります。
昼間は緑があふれている図書館ですが、夜は大きな木がつくる神秘的な暗い深い緑に包まれていて、別世界に迷い込んだような気がします。
図書館の閲覧室の高い天井まで届くガラス張りの壁?!のところで、
たくさんの本に囲まれて、林口眞也さんのチェロと一緒に語りました。
プログラムは、「古典の数々」と「源氏物語より夕顔」
図書館の空気が、夕顔をなくした光源氏の気持ちに寄り添ってくれるように感じました。
これから秋が深まっていくという頃,
源氏物語・夕顔を語り、また、音楽のような古典の言葉を届ける、
満ち足りた一日でした。
9月20日はキッシュの店QUIクゥーイで投げ銭ライブでした。
白山の山懐・獅子吼高原の麓にあるキッシュの店QUIクゥーイ。
”投げ銭”ライブなので、たまたまクゥーイにいらしたお客様で興味のある方に聴いていただく・・・そして楽しんでいただけたら、ステージ横の袋にお志を入れていただく・・・というライブです。
タイトルは、「ジャズと聴くハードボイルドの男たち」
須藤雅彦さんのジャズギター、須藤慶子さんのジャズピアノと一緒に。
チャンドラーのフィリップ・マーロウをはじめハードボイルドの男たちを語りました。
ジャズとハードボイルド、こんなに溶け込むなんて!
語りながらあらためて感じました。
別れたくないのにそう言えない、
意地を張ったり、強がりを装ったり・・・男の矜持でしょうか。
それもハードボイルドの魅力ですね。
前々から語りたいと思っていたハードボイルド!
前々からご一緒したいと思っていたジャズギターの須藤雅彦さん、ジャズピアノの須藤慶子さん。
やっと実現しました。
もっともっと回を重ねて行きます!
暑い日、石川県津幡町の山間で「ジャズと聴くハードボイルドの男たち」の打ち合わせ。。
閉じこもっていたので、久しぶりの”ちょっと遠い”ところに行きました。
青々とした稲、緑の樹々、暑い暑い日だったけど、空気がおいしかった。
クゥーイQUI投げ銭ライブは9月20日(月・祝)です。
「ジャズと聴くハードボイルドの男たち」
~ジャズのメロディとともにチャンドラー作のハードボイルドを!~
日時;9月20日(月・祝)15:00~(約30分)
会場;キッシュの店;クゥーイQUI(白山市八幡町ヌ26-1)
ギター;須藤 雅彦 さん
ピアノ;須藤 慶子さん
語り;本田 和、
〇チャージは無料
聴いて気に入った分だけの心遣いを投げ銭箱にお願いします。
〇定員;6組限定
コロナ感染症拡大防止のため、マスクの着用、手指のアルコール消毒、
少しでも体調の悪い方は遠慮願います。
お申し込みをお願いします。
お申し込み;076-214-6939クゥーイQUI
お問い合わせ;090-1639-6355 本田
先日、白山市鶴来の真ん中にある鶴来別院に行きました。
・・・・と言ってもお参りに行ったわけではないのですが。
雨降りでもなくカンカン照りでもなく、気持ちのいい日でした。綺麗な曲線を描いている本堂の立派な屋根、竜が向かい合っていました。
樹齢何年になるのだろう・・巨きい樹木。
本堂の仏さまの横には虎が描かれた風格のある金色の襖絵、
緑があふれている裏庭・・・かつては回廊のようにお庭を巡ることができたのではないかな・・
石の橋が見えました。
本堂の凛としてしんとした空気、
緑の樹々に包まれたような爽やかな空気、草のにおい・・・
いろいろな空気のなかに身を置いたひとときでした。
3月7日は白山市美川町で語りました。
「世にも”怪しい”物語り」~美しく怪しげな物語をチェロの調べに乗せて~
怪しく、切なく、怖い物語の数々。
言葉とチェロの音色が響きあって、新しい空間を感じ、
語りながら、その空間を楽しんでいました。
チェロは大阪フィルハーモニー交響楽団の林口眞也さん。
新型コロナの感染リスク回避のため、
語る私の前にはアクリル板、チェロの林口さんはマスク。
お客様は限定20人、
主催の美川図書館、公民館の方々が、様々な対策をしてくださっていました。
新型コロナの影響で昨年延期になっていましたが、今年は無事開催。
語りが出来るって、ほんとに嬉しい!
これ以外の言葉が見つからないくらい嬉しかった。
2学期最後の日、明日から冬休みという
生徒さんたちにとってわくわくの日、
1時間ほど語りを聴いてくれました。
新型コロナが心配なこの頃、トークはマスクをつけて、
語りはマウスシールドを付けて。
美術の先生が画かれた壁画の横を通り、
クリスマスツリーを見て、語りの会場は図書館。
若い、瑞々しい空気の中、語りました。
私にとって2020年の締めくくりの語り。
大切な語りのひとときでした。
詩人であり彫刻家・高村光太郎の詩集『智恵子抄』は、
亡くなった妻・智恵子を偲んで編纂されました。
2019年に<詩人・高村光太郎と智恵子>というタイトルで、
高村光太郎と智恵子の人生を語りで辿って行きました。
チェロは林口 眞也さんです。
また、語りのCDのなかにも『智恵子抄』が入っています。
こちらは、クラシックギターの谷内 直樹 さんと一緒です。
そのなかの「レモン哀歌」をyou tubeにアップしました。
CD<セロ弾きのゴーシュ>には、『智恵子抄』のほか、
『蜘蛛の糸』(芥川龍之介・作)『セロ弾きのゴーシュ』(宮沢賢治・作)が
入っています。