半夏生<ハンゲショウ>

半夏生今年も半夏生<ハンゲショウ>が咲いた。
・・・というより、半夏生の葉っぱが白くなった。

ジメジメムシムシと、うっとうしいこの時期
この白い色はなまめかしくもあるし
凛として人を寄せ付けないところもある。
限りなく白い・・という感じがする。

濃い緑のなかに、混じりけの無い“白”だ。

七十二節気の「半夏生」からきた名前なのだそうだ。
夏至から数えて11日目にあたる。
毎年7月2日頃とのこと。

この時期は、農家にとっては大事な節目の日で、この日までに農作業を終えるのだそうだ。

なかなか気が付かないけど、“農”は、いまの日々のなかにもしっかりと生きているんだな・・・・

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レコーディング

ギターの谷内さん、エンジニアの新谷さん といま、二枚目のCDを作っている。
この7月13日に完成する。

CDタイトルは
<セロ弾きのゴーシュ~本田 和・語りの世界>

いまは、このための最後の追い込みに来ている。
(・・・と言っても、いま大変なのは、エンジニアさんやデザイナーさんたちだけど)

作曲家・宗像 和 先生の作品
語りとチェロ、語りとクラシックギターによる・・・・
「セロ弾きのゴーシュ」「蜘蛛の糸」「智恵子抄」
の3作。

チェロ・林口さんチェロは、 林口 眞也  さん
クラシックギターは、クラシックギター・ 谷内直樹  さん 

このために、今年の2月、3月に レコーディング をした。<クリックすればレコーディング風景に!>>

一枚目の  CD<うぐいす姫>のときは、スタジオでレコーディングしたけれど
今回は、金沢市民芸術村パフォーミングスクエアと金沢野町の大蓮寺・本堂だった。

合わせ練習風景7月13日には、このCD完成記念のコンサート“本田 和・語りの世界”
金沢21世紀美術館・シアター21でする。

もしかしたら、
CDのジャケットの アマヤギドウ さんのイラスト
写真家・ 川北 武志 さん、デザイナー 斉藤 慶  さん撮影のレコーディング風景が
スクリーンにうつるかもしれない・・・・

新しいものが生まれるときって、わくわく、どきどきする・・・
<画像をクリック!>

一枚目のCDは・・・
*** *** *** *** *** ***   
うぐいす姫CDジャケット本田和とキャッシー・スパニョーリによる
日本語と英語の掛け合いの語りのCD
 
 “ふたつの声の物語” 
CD<うぐいす姫>
発売中

“音楽のように美しく調和する二つの声” をお楽しみ下さい。

日本語を母国語とする人も、
英語を母国語とする人も、
物語を楽しめます。

また英語を学んでいる人にも、
日本語を学んでいる外国の人にも、
お勧めします。

詳しくは、HP内 CD<うぐいす姫> を!!

  *** *** *** *** ****

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春のキゴ山・コンサート

緑がいっぱい・・・“自然豊かなキゴ山の地、木漏れ日の中で・・・”
<春のキゴ山・五月のコンサート>に出演した。

主催は、医王山(いおうぜん)キゴ山の地元の方々の「キゴ山クラブ」

初夏の太陽を浴びて、みずみずしい緑がいっぱいの日だった。

会場のステージの後ろは大きなガラスの窓。
緑がいっぱいの間から、太陽の光が漏れて、キラキラと輝いていた。
新緑のなかで・・・

フルートの上野 賢治 さんと。

コンサートのあとにいただいた手打ちそばのおいしかったこと!!
<画像をクリック!>

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プラテーロの黄色いアイリス

黄色いアイリス“プラテーロ”の黄色いアイリスが咲いた!

私にとって、大事な大事な作品< 朗読とクラシックギターのための プラテーロとわたし
~スペイン・アンダルシアのエレジー

クラシックギターは、谷内直樹 さん 

この散文詩のなかに、なんども象徴的に出てくるのが「黄色いアイリス」

作者である詩人・ヒメネスの愛するロバのプラテーロの魂のような黄色いアイリス。

この黄色いアイリスの花が咲いた!
プラテーロがそこに現れたように思える・・・
<画像をクリック!>

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田んぼが緑に・・・

田んぼ・・・田んぼに水が入り
田植えが終わり
田んぼがうっすらと緑に染まった。

樹も草も、畑も、それから田んぼも
緑の季節になった。

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源氏物語へのいざない

勝興寺本堂での源氏物語 源氏物語へのいざない~いろは匂へど
富山県高岡市伏木の勝興寺で、2回にわたって「源氏物語」を朗読した。
「夕顔」 と 「若菜」
流れるような、そして艶のある 与謝野晶子 の訳で。

シンセサイザーの   滝沢 卓  さん、筝・丹羽 聖子 さん と

「若菜」はほんとに面白い!
折口信夫は“源氏物語を読むなら、「若菜」から読めばいい”と言ったそうだ。
源氏、紫上、女三の宮、柏木、六条御息所・・・・登場する人たちの心の動きを、細やかに表現している。

わくわく、どきどきしながら、物語が進んでいく。

有名な“でか蝋燭”会場は、富山県高岡市伏木のお寺・勝興寺本堂。
ここには、「若菜」の“蹴鞠”と“女楽”の場面の絵巻がある。

<プロジェクト・夢・未来・ふしぎ 勝興寺>という勝興寺に関わるボランティアの皆さんが企画・主催された。
200人~300人のお客様で、本堂はいっぱいになった。

幻想的な雰囲気のなかで・・・ 

4月26日、5月6日・・・と一年で一番爽やかな頃
“五月晴れ”・・・が当たり前のこの頃・・・
なのに、2回とも、前の日までは快晴、ところが本番の日は雨! それもどしゃぶり・・・

雨の中のお寺のたたずまいは、しっとりとして情緒があるけど、お客様は大変だった。
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緑の風薫る・・・

緑のなかへ・・・・緑の風、薫る。
とっても気持ちがいい・・・
いつの間にか・・・この季節になった。
(でも、何かの花粉が・・・)

長靴履いて、軍手をはめて
イラクサ、センナ、ノブキを楽しんだ。

嬉しい空気、爽やかな風の季節、到来・・・

二輪草が可憐。
二輪草

<画像をクリック!>

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”源氏物語へのいざない” in 伏木・勝興寺

勝興寺・本堂 海の近く、富山県高岡市伏木のお寺
  勝興寺  

そのお寺のお宝のひとつは
貴重な源氏物語絵巻

「若菜」 の巻の 蹴鞠 と女楽 の場面の絵巻がある。源氏物語リーフレットこのリーフレットは、蹴鞠の場面。
<リーフレットをクリック!>

“3月のうららかな日、柏木、夕霧たちが蹴鞠をしている。
散る桜の花が雪のように降りかかっている。
蹴鞠の様子を覗いている女房たちの衣装の裾が、御簾の隙間から見える。
2匹の猫が御簾の端から走り出している・・・・“

そのほか、源氏物語にちなんだものとしては、全54帖の写本が六個の引き出しに入れて分納されているそうだ。

昨年2008年は源氏物語千年記で、日本各地で源氏物語にちなんだ催しが開かれたので、このお寺のこれらの絵巻は、全国を回っていたのだそうだ。
そのため、肝心のこの勝興寺にはなかったとのこと。

そこで、貴重な絵巻が帰って来た今年、
勝興寺寺宝展が開かれることになり
その期間中の4月25日と5月6日に、 “源氏物語へのいざない~くれない匂う” として
源氏物語の 朗読 と演奏、踊りの催しが開かれる。

4月25日(土)14:00~15:50 は、 “源氏物語へのいざない~くれない匂う・・・”夕顔 
シンセサイザー・  滝沢 卓  さん、筝・  丹羽 聖子  さん と
この日は、日舞“夕顔”もある。

5月6日(水)祝日は、14:00~15:50
 “源氏物語へのいざない~くれない匂う・・・” 若菜  
シンセサイザー・  滝沢 卓  さん、筝・  丹羽 聖子  さん と
源氏物語リーフレット

4月25日(土)~5月31日(日)は、 勝興寺寺宝展 が開かれる。

源氏物語絵巻の傍らで
源氏物語の朗読・・・・・・・
わくわくしている。

シンセサイザーの滝沢 卓さん、筝の丹羽 聖子さんとは、これまで何回か一緒にコラボレーションをしている。
また、ご一緒できるので、これも楽しみだ。

流れるような言葉、そして、シンセサイザーと筝の織り成す千年の昔の物語の世界を本堂に創り出したい。

いずれも、
主催;プロジェクト・夢・未来・ふしぎ 勝興寺
鑑賞入場料;1,000円
お問い合わせ;勝興寺事務局 0766-44-0037

風が爽やかな季節
海の近くの凛としたたたずまいのお寺・勝興寺へ
源氏物語の世界へ!
どうぞ!
<画像をクリック!>

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メロメロポッチ・ライブ

メロメロポッチの入り口
ツバメがスイスイ飛び・・・“お帰りなさ~~い!”
ヒバリがピーピー囀り
タンポポの黄色が眼にまぶしい・・
春たけなわ

23日(木)夜8時からは
メロメロポッチ  ライブ “  
弦奏の夜・語りとクラシックギターの夜・第19夜
この夜は
「源氏物語」より “夕顔” 与謝野晶子・訳 
with クラシックギター

あのライブハウス・メロポチに源氏物語?!
でもでも、メロポチは時空を自由に越える不思議な空間、
千年の昔に容易にタイムスリップできる。

それに、源氏物語は千年前に綴られたものなんだけど、人の心、感じ方は、千年前も現在も同じ。

薫り高い 与謝野晶子 の訳で。

クラシックギターの曲は、伊福部 昭作曲「古代日本施法による踏歌」 TOKA
「箆箜箒篌歌」 KUGOKA


クラシックギター・谷内直樹 さん と

薫り高い与謝野源氏をクラシックギターの音色とともに・・・・

メロメロポッチ (金沢市下近江町68BF、くすりのキリン堂横の地下)にて
2,000円 (ワンドリンク付)
お問い合わせ;メロメロポッチ 076-234-5556merogenji1
“メロメロポッチ”という不思議な空間で創りだされる、語り・言葉・音の世界をお楽しみ下さい。
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・・・・といっても内容はそのまま変わらない。
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“本田 和の広場” に来ていただくようになってから、ちょうど三年。

広場・スクエア・square

身体と心をみずみずしく蘇らせてくれる 井戸 があり
いろんな人が集い、飲み、ゆるやかな とき を過ごし
ときには、わくわくする パフォーマンス がある・・・・

そんな “本田 和の広場” にしたい。

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